シマノ１０５ ＳＴＩレバーについて。

シマノのロードコンポーネントの中でも
初めての方が多く選ばれるものが、この

「シマノ１０５」です。

この１０５が出てきたときは、
「すごい・・・質が良い・・・。」
と思いました。
雑誌等でも書かれていますが、シマノ１０Ｓコンポの
中で一番下位。しかし、この質を考えれば、
素晴らしいコストパフォーマンスだと言えます。
（初めてロードを始めたい方にオススメのコンポです。）


が、一つ欠点が・・・。
それが、「ＳＴＩレバー」です。

上位グレードのＳＴＩレバーは、フロントギアが
ダブル、トリプルが別れています。
（品番で言うと、ダブルは７８０１・トリプルは７８０３。とか。）

１０５のレバーは、ダブルとトリプル兼用なんです。

ダブルトリプル兼用が欠点・・・？

よく起こる症状を下に書きます。

・バイクをお渡しする際の説明の中で
　「ブレーキとシフトのワイヤーが初期伸びを起こしますので
　　変速がガチャガチャといったり、ブレーキの引きしろが
　　大きくなったら、持って来てください。調整は無料です。
　　１ヶ月～２ヶ月に絶対一度持ってきてください。」

と言っていますが、持ってこられない方がいらっしゃいます。
ワイヤーの初期伸びを取らないとどうなるのか・・？
最悪の場合、どこかしら壊れるかもしれません・・。


フロントの変速が、ワンプッシュでアウターにかからない場合
持ってきてください。（ワイヤーの伸びが出ています。）
トリプル兼用ですので、もうワンプッシュできますが
その動作を行うと、ワイヤーが引っ張られすぎて
インナーへリリースできなくなります。
（ロックされた状態になります。）

調整は、時間が空いてある時はすぐにできます。
壊れる前に持ってきてください。
宜しくお願いします。
（ウチで購入された自転車は簡単な調整は無料でやりますので
　持って来てください。）