逝った人たちへの別れ

兄弟や妻が逝って、私はこれらの別れにとても悔いが残ります。

この悔いも神様が私に与えた「運命」なのかな、と思っています。　


17年前。
私の会社に母から電話がありました。
長兄がサウナで倒れて病院へ運ばれた、会社の帰りに病院へ寄ってきてほしい、と。　

私が病院へ行くと、私が通されたのは病室ではありませんでした。
霊安室でした。
私は実家に電話しなければなりませんでした。
でも、親にどうして
「兄が死んだ」と残酷なことが言えるでしょう。　
私はなるだけ冷静に心を落ち着かせて親に電話したのでした。

４年前。
仲違いをして付き合いを断っていた次兄の甥っ子から突然に電話がありました。
「お父さんが癌で余命3ヶ月です」

私は直ぐに次兄の入院する病院へ見舞いに行きました。
次兄と少し話ができました。
でも私が話せたのはそれが最後でした。まもなく次兄は亡くなりました。

次兄の葬儀では、次兄の嫁さんが私に葬儀の挨拶をしてほしい、と頼んできたので私は弔辞と挨拶をしました。
それが私の出来ることだと思いました。


今月６日、妻が亡くなりました。　
４年前に手術した初期乳がんの再発でした。
妻は別居している私には病気のことは絶対に言わないように子供達に釘を刺していたそうです。
ですから、私が妻の入院と余命数ヶ月の命だと知ったの(息子からのメールで)は実に今月の４日のことでした。
次の日５日に直ぐに病院へ見舞いに行きましたが、それが最期の姿になってしまいました。
翌日６日に容態急変し帰らぬ人となりました。


長兄の死の時も、
次兄の死の時も、
そして、今回の妻の死の時も、
私は充分に寄り添ってあげられませんでした。　

私はこれからどれだけ、悔いと罪を背負って生き続けなければならないのでしょうかー

それだけこれまでに私の犯してきた罪は大きいのだと思います。

お墓

私の町のお寺では、相場でお墓は300万円するそうです。

何でそんなに高いのでしょう。

49日の法要までに納骨できそうにありません。

暫く、お墓探しをすることになります。

子供たち、そして孫の代まで供養してくれるお墓を考えたいと思います。

葬儀が終わりました

無事、告別式を終えることが出来ました。
妻は遺骨となって遺影とともに部屋に戻って来ました。

49日がクリスマス・イブの12/24です。(妻らしい！)

当面はその日までに手続き等を済ませて一段落したいです。

お墓もまだ決めていないので。
これからしなければならないことが沢山あります。
これからが長丁場です。
息子と娘と３人で協力していこうと思います。


皆さん、
たくさんのコメントありがとうございました。
返事が出来なかったことをお詫びします。

明日がお通夜です

明日、お通夜。
明後日、告別式。

妻と家で過ごせる夜は今夜が最後です。

息子と娘は今夜も遅くまで準備をしています。
私の出る幕はありません。

お母さんが喜んでくれる葬儀にしようと一生懸命です。

子供たちは私の知らないうちに、私の手の届かないくらい立派な大人になっていました。

昨夜は・・・

妻と一緒に家族4人で１つの部屋で寝ました。
私は眠れないでこうして朝を迎えましたが、息子と娘は寝ています。
さぞ心が疲れたことだろうと思います。
泣き疲れもあるでしょう。
私も泣きました。

もう少し寝かせておきます。

今日からが葬式の手配や打ち合わせで忙しくなるのですから。
子供たちにもガンバってもらいます。

妻のために。