ビーンの不定期日記

その日の事や思ったことを…

 「思いつき
   いかげん日記」

日給月給

2014-02-15 08:59:50 | 日記
東京は先週に続き、昨日も今日も雪。

私の仕事も2日続けて休みになりました。
雪で作業が出来ず、おのずとその作業に携わる私達交通警備の仕事も自動的に休みになるのです。

今月は腰を痛めて先週1週間休んでしまったので今月はもう仕事を休みたくないのですが、仕方ありません。

私の仕事は「日雇い」の一面があります。
登録している警備員より、その日の仕事が少なければ、仕事にありつけない人が出てきます。
そして、天気が悪くて作業ができない日も私達の仕事はなくなります。
生活上、働きたくても働けないことがあるのです。

私はこの仕事をするまで「日給月給」という言葉を知りませんでした。
30年サラリーマンしてましたから。

「一日いくらで仕事をする(日給)。そして日払いではなくて、月に一度その給料をまとめて貰う(月給)。」

「働かざる者食うべからず」
今月は稼ぎが少なくなりそうです。

さぁ、倹約!倹約!

私の宝物

2014-02-08 10:50:33 | 日記
昨夜、娘(24)と飲みに行きました。

就職して、まだ一度もご馳走させていないから、と言われ誘ってくれたのです。

娘がそう言うのも、もっともなことで、考えてみると、娘が就職して1ヶ月後に私は失踪したのですから。

居酒屋には4時間いました。
娘と2人だけで飲みに行ったのも初めてでしたし、娘とそれだけの長い時間話をしたのも初めてでした。

息子(29)とまだサシで飲んだこともないのに。
先に娘と4時間も居酒屋で過ごすとは思ってもいませんでした・・・



ーなぁ~んて、いろいろグダグダ書いていますが、要するにこれが言いたかったのです(笑)

" 昨夜は娘が私に素敵な時間をプレゼントしてくれて、とても幸せでした。

そして娘と過ごした時間は、私の大切な想い出の宝物になりました "




気長に待っていると・・

2014-02-06 09:09:42 | 日記
先日、新宿駅の近くにある"磯()水産"に初めて入りました。

新鮮なお魚の定食が美味しいお店です。
午後1時頃でしたが、店内は混んでいました。
私はカウンターに座りました。
女の若い店員さんが注文を聞きにやってきました。

私「定食じゃなくて、お酒とおつまみを頼みたいんだけど」

と言って取り敢えずお酒を注文しました。
おつまみはメニューを持ってきてもらってから決めることにしました。
お酒が来るまでの間、私はスマホで調べものをしながら待ちました。

10分経ち・・
20分経ち・・

お酒が出てきません。
「忘れてんじゃねーのー」

「そのうち、また聞いてくるかな?」
なんて思っていたら、

30分くらいして別の男の店員さんが、

「お客さん、何にしますか?」

私「お酒、頼んであるけど」

「で、お酒の銘柄は?」

私「それも言ってあるよ。ツマミ頼みたいからツマミのメニューもお願いします」

若い頃の私だったらきっと店員を呼び付けて小言の一言でも言ったのでしょうが、その時は自分でも驚くほど気持が穏やかでした。

怒ろうと思いませんでした。

「店員だって、忘れてしまって悪かった、と思っているだろう。店員さんを怒ればこっちだって嫌な気持ちになるし・・」

そんなことを思いながら遅まきながらやっと出てきたお酒とおつまみを摘んでいると、
カウンターの中からさっと手が伸びてきて、私の前に小鉢が置かれました。

私は小鉢を出した板前さんに

「私、これ頼んでいませんよ。他のお客さんじゃない?」

板前さん
「お客さん、どうぞ。注文してからお客さん、ずっと待っていたでしょ」


「えっ!いいの?
 じゃぁ折角だから遠慮なく頂きますね」

若い板前さんでしたが、カウンター越しの客への気遣いがとても嬉しかったです。

勿論、サービスの小鉢も美味しかったですよ!
マグロぶつ切りのとろろ芋掛け

その日は良い一日となりました。
同じ1日を過ごすなら、
毎日を気持ち良く過ごしたいものですね。

同僚の死

2014-02-03 08:32:45 | 日記
Nさんは、60歳、もと警察官。
独身でアパート1人暮し。
1年前くらいに私の勤める警備会社に入ってきました。

身体が大きい割には他人に対して腰が低く、よく職場で皆に愛嬌を振りまいていました。
昨年、他の仲間と一緒に2回飲みに行きましたが、カラオケで賑やかに、そして何曲も楽しく歌っていた姿が私の脳裏に強く焼き付いています。

そのNさんが、勤務中の喫煙が見つかって、会社を辞めたのが昨年11月。
その後、風の便りで、リサイクルの会社に就職したと聞いていました。

Nさんの訃報を聞いたのは先々週でした。
勤務中に倒れ、そのまま息を吹き返すことはありませんでした。
死因は「脳血栓」だそうです。

早速、職場の仲間と線香をあげに行こうという話になりましたが、通夜と告別式の予定が決まりません。
Nさんには身寄りが無く、遺体を引き取ってくれる人がいなかったのです。
ですから、当然、通夜も告別式も出来なかったのです。

昨日、役所の係の人の立会の元、火葬されました。
遺骨は引き取り手のいない人達の納骨堂に納められるそうです。

私の職場仲間4~5人が、Nさんのお別れに火葬場へ行きました。
仲間からNさんが荼毘に付されるのは、11時と聞いていました。
11時になったら部屋で手を合わせてくれないかと、仲間に言われていました。

昨日、11時なると私は合掌し、そして般若心経を唱えました。


私の勤める警備会社は平均年齢60歳と高齢者が多く、しかも以外と独り者が多いのです。
(私もその1人ですが)

安い給料なので、多くの人が休みを取らずに仕事をしています。
当然、病院へ行く時間などありません。
家族もいないので健康管理もいい加減になります。

私が病気で倒れたら、
どうなるんだろう・・・?