だんだん弱っていく母

介護付有料老人ホームに入所している母（95）は、体調が悪くなって９月に提携先の病院へ入院しました。

当初の医師の話では２週間くらいの入院の予定でしたが、もう2ヶ月が経ちました。

老人ホームにいたときは、何かと分けの分からない話を大きな声で話していました。
それが病院へ入院してからは、話をすることは出来なくなり「あーあー」と声を出すだけになりました。　

そして、今日病院へ行くと母は声を出す元気もなくなり、ただ薄目を開けて呼吸をしているだけでした。

声も出なくなってしまったのです。

悲しく、そして寂しく思いました。

30分程母の手を握っておりました。　

先週は母から手を差し伸べてきたのに、今日は反応はありませんでした。　

苦しくないのかな？
心細くないのかな？
不安でないのかな？
寂しくないのかな？

母が、苦しまず安堵して「生」を全うできるよう祈るしかありません。

体調がすぐれません

身体全身がダルいような、節々が痛いような…

風邪かとも思いましたが、咳や鼻水が出るわけでもありません。

気温の変化のせいではないかと思います。

昨日は寒くて11月の気温だったそうです。

それが一転して、今日は暑くて9月の陽気。本当に暑かった。

10月の気温は何処に行ってしまったんでしょう？

日替わりで気温が大きく変わる毎日。

これでは、外で働く私の体調が悪くなるのも当りまえ？ですか。

同窓会

来月、中学の同窓会があります。

４年毎に行っています。

12年前、48歳の時に出席したのが最後でした。　
その後、大阪に転勤したり、会社を辞めたりして、この12年間は同窓会に出ることが出来ませんでした。

12年ぶりに来月の同窓会には出ようと思います。
12年前に参加した時、私はサラリーマンで地位も収入も安定していました。　

その時のことを考えると、今回の同窓会の出席には躊躇しました。　

今の私は"しがないガードマン"　
以前とは一変した現在の境遇。
同級生に聞かれたら、何と言って私の今の身の上を話したらよいものかと…

でも私は同窓会へ出席したいと思いました。
懐かしい皆に会いたいと思いました。

何故か？
60歳になって、この先を考えるようになったからだと思います。

次の4年後の同窓会に出席できるのか？
不安になったのです。

「元気なうちは、同窓会に出ていたい」
そう思ったのです。

来月の同窓会では皆と話すつもりです。
　
次に、いつ会えるかは分からないのですから。　

4年後の次の同窓会、また皆に会えるのか、わからないのですから。

年金の使い道

今月から年金を貰うことになりました。

私は60歳。
5年繰上げての支給です。
妻に半分振り込んで、私は6万円もらいます。

収入が増えました。
増えた分を貯金しょうか、どうしようか？

そんな贅沢な悩みをする程、私は豊かではありませんでした。

真っ先に頭に浮かんだのは、生命保険です。
60歳を過ぎると保険料がとても高くなるんです。　

死亡保険金も増やしたい。
死んでも家族に迷惑をかけたくないので。
健康サプリメントも買いたい。
足が痛い、腰が痛い、膝が痛い、体力が落ちた…ets.

実に、私は知らず知らずのうちに
「守りの人生」の考え方をしていることに“ハッ”と気づきました。

老化は、身体よりも心から始まるのでしょうか。

年金を貰いました

今月14日、第一回目の年金支給を受けました。

先月９月分として12万円振込まれました。　

その日の内に妻の銀行口座へ半分の6万円を振込み、妻にメールしました。　

妻からは「わかりました」と短いメールが返ってきました。　

年金は2ヶ月ごとに貰えるので、今後、私は2ヶ月ごとに妻に12万円を振り込みます。
これが私の慰謝料です。
戸籍上は離婚していませんが。
　
妻にこの先長く慰謝料を払う為には、私は長生きをしなければなりません。

これを私の生き甲斐と言うべきか、または、一生の償いと言うべきか。

とは言え、年金を貰って生活が楽になることには間違いないので、取り敢えず、ここは“良し”と致しましょう。