Yasun's Such A Feeling

やあさんのこんなかんじ。

ランダに乗りっぱなし  道後温泉にいこう!! 厳島神社

2010-07-26 22:14:59 | ランダに乗って
宮島港フェリー桟橋前のシカに「さいなら」をしていよいよ目的の厳島神社に向かう。

参道には、まだ人はまばら。

“日本三景かつ世界遺産なのに・・・・・”

と、観光客の少なさにちょっと驚き。

神社に到着するまでには、たくさんのシカとその落し物に注意をして歩かなければ
なりません。
周りを見渡すと、海外からの観光の方がたくさんいらっしゃる。
さすが、世界遺産です。

今回訪れた日は、干潮が7時31分・潮位は80 満潮は13時38分 潮位は325
と、干潮から満潮の間のやや干潮よりということで、海に浮かぶ
「厳島神社」
は“おあずけ”されてしまいまいた。

「厳島神社」は、
1996年12月6日、ユネスコの第20回世界遺産委員会で、世界遺産として登録された。

その理由は・・・・・、

1. 厳島神社は12世紀、時の権力者である平清盛(たいらのきよもり)の造営によって
  現在みられる壮麗な社殿群の基本が形成された。
  この社殿群の構成は、平安時代の寝殿造りの様式を取り入れた優れた建築景観をなす。
  また、海上に立地し、背景の山容と一体となった景観は他に比類(ひるい)がなく、
  平清盛の卓越した発想によるものであり、彼の業績を示す平安時代の代表的な資産の
  ひとつ。

2. 厳島神社の社殿群は、自然を崇拝して山などを御神体として祀(まつ)り、
  遥拝(ようはい)所をその麓(ふもと)に設置した日本における社殿建築の発展の 
  一般的な形式のひとつ。
  周囲の環境と一体となった建造物群の景観は、その後の日本人の美意識の一基準と
  なった作品であり、日本に現存する社殿群の中でも唯一無二のもので、日本人の
  精神文化を理解する上で重要な資産となっている。

3. 日本に現存する社殿建築の中でも造営当時の様式をよく残し、鎌倉時代に建築された
  数少ない建造物。
  度(たび)重なる再建にもかかわらず、平安時代創建当初の建造物の面影を現在に
  伝える希有(けう)な例である。
  また、平安時代の寝殿造の様式を山と海との境界を利用して実現させた点で個性的で、
  古い形態の社殿群を知る上で重要な見本。

4. 厳島神社は、日本の風土に根ざした宗教である神道の施設であり、仏教との混交と
  分離の歴史を示す文化資産として、日本の宗教的空間の特質を理解する上で重要な
  根拠となる。

とのことで、あまり難しい事はわからなくても、世界遺産に選ばれたという事実が魅力で
私たちをひきつけました。



美しい平安時代の寝殿造りの粋を極めた建築。先にあげた背景を知らずとも十分私たち
馬鹿夫婦の心に感動を与えます。

潮が引いていたので『しおまねき』が一生懸命『しお』」を招いていたのを見ることが
できました。





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