Yasun's Such A Feeling

やあさんのこんなかんじ。

夏季休暇・夫婦の珍道中 仙台 編 13

2016-08-01 21:49:00 | 夫婦の休日(珍道中)
岩手県平泉の世界遺産を少しだけ観光し、
また宮城県仙台市に戻ってきた。

観光できる時間ももうわずか。
今回の仙台訪問で行きたいところでどうしても外せなかったのが、
「ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸溜所」



朝の連ドラの「マッサン」をかかさず見ていた奥様に、
「ニッカウヰスキーの工場見学できるけれど、行く?」
と聞いたときに、「ぜひに。」ということだったので計画。

ニッカウヰスキーさんは、実は北海道で単身赴任しているときに
余市蒸留所にはひとりで見学に行ったことがあり、
その時はガイドを見ながら工場内を自由に見学できた。

「宮城峡蒸留所もそうなのかなー。」と勝手に勘違いし、
余市蒸留所と同じく予約もせず伺った。

ここ、仙台蒸留所の工場見学は、すべて
「ご案内係のガイド付き蒸溜所見学」のみらしい。
予約をされている方は受付表を見る限り半数くらい。
時刻はあと少しで14時になりそうな時間。

見学受付で受付をすませると、14時開始の蒸溜所見学にまぜてもらえることができた。
到着してすぐ見学というラッキーなスケジュールだ。

余市の時と違いガイドさんが案内してくださるので、設備や施設が理解しやすい。
「マッサン」を見ていたのである程度の予備知識があったのもよかったかもしれない。

ポットスチルのところでは、
「佐川さんの「やかんやさん」が作らったやつやでー。」と、
演じた役者さん(佐川満男さんが演じてた職人さん)の名前でその場面を思い出す。

実は「マッサン」で佐川さん(役名は佐渡さん)が作ったポットスチルは「ストレートヘッド型」
ここ、仙台のポットスチルは「バルジ型(ボール型)」ということをガイドさんが説明してくださる。
鏡餅のように二段に膨らんでいるのが特徴だとか。

ニッカさんによると、
余市と宮城峡では、違うタイプのモルトを生み出すためあえて異なるポットスチル(単式蒸溜器)と加熱方式を導入。
ふたつの蒸溜所のモルトの個性を際立たせ、おいしさの幅と可能性を広げています。
ということらしい。



また、ポットスチルにしめ縄と紙垂(しでと読みます)は、竹鶴氏が造り酒屋のご子息だからということも
ガイドさんからお聞きする。
まさに、「日本のウヰスキー」という感が満載である。

つづく