ワルナスビ
気になっていた雑草の名前を調べたら、ワルナスビだと分かりました。
ワルナスビは植物学者、牧野 富太郎氏によって命名されたそうです。
牧野氏が命名した植物は何と2500種以上。自らの新種発見も600種余りだそうで、牧野氏は2023年度前期の連続テレビ小説「らんまん」の主人公・槙野万太郎のモデルとなることが決定しています。
神木隆之介さんが演じられるそうです。妻・寿恵子役は浜辺美波さんに決まっているようでとても楽しみです。
牧野氏は、植物研究のため、造り酒屋であった実家の財産を使い、妻が始めた料亭の収益も研究につぎ込み、当時の大学の権威を無視した出版などがもとで大学を追われたことなど、94歳で亡くなるまで、数々のドラマがありそうですね。
ワルナスビは、牧野氏が自宅でワルナスビを栽培した結果、切っても根っこを刻んでも再び生えてくる、トゲもある、花もさほど美しくない、毒なすびで悪い雑草、ということで「ワルナスビ」と命名したそうです。
ワルナスビの原産地では別名「悪魔のトマト」や「ソドムの林檎」といった名前で呼ばれているようで、徹底的に悪者扱いされているようで、ちょっと気の毒です。
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