道端にドングリがたくさん落ちていました。同じ種でもドングリにはクリのような「イガ」がありません。
どうしてだろうと思い、調べて見ました。
「クリ」に「イガ」があるのは虫に食べられないための戦略です。イガのないドングリには「タンニン」という渋みが強くて食べられないような成分が含まれているので、「タンニン」が動物からの食害防止になっているようです。
タンニンを持たない「クリ」は食害防止のため、イガで自分を保護しているというわけですね。
タンニンが含まれていて美味しくないドングリ。孫に見せようと道端で拾い、洗って干しています。
童謡「どんぐりころころ」の歌、2番で終わりだと思っていたら3番がありました。
山が恋しいと泣いているどんぐりくんですが、リスさんにヤマに送ってもらう3番がありました。
1番
どんぐりころころ どんぶりこ お池にはまって さあ大変
どじょうが出て来て 今日は ぼっちゃん一緒に 遊びましょう
2番
どんぐりころころ よろこんで しばらく一緒に 遊んだが
やっぱりお山が 恋しいと泣いてはどじょうを 困らせた
幻の3番
どんぐりころころ 泣いてたら 仲良しこりすが とんできて
落ち葉にくるんで おんぶして 急いでお山に 連れてった
「どんぐりころころ」の作詞家である青木存義さんは「あえて3番をつくらなかった」ともいわれています。
理由は「子どもたちに自分でつくってほしいという希望があったから」だそうです。子どもたちの豊かな発想力に「どんぐりころころ」の未来を託したのですね。
ですが悲しい結末の2番で終わってよいのかという声が上がってきて、子どもたちの希望の3番として世の中に広まっていった歌詞がありました。それが、りすさんにヤマに送ってもらうという嬉しい3番です。
どんぐりくん、良かったです。
これは去年の今日、撮影したキンモクセイ。今年はまだ咲いていません。
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