粗茶淡飯

中国・台湾・日本のお茶に関する色々。執筆者・徳田志保。

銀球茶(中国貴州省雷山県)③

2016-09-15 00:01:52 | 緑茶(中国茶)
工場に入ると、ちょうど皆さん、あの丸いお茶を製造中。成形は手作業だったのですね。



完全乾燥させていない、柔らかい状態のお茶を



手で成形していました。

私もやらせてもらいましたが、力が弱いと丸くならないし、力の入れ方が不均一だと乾燥機に入れた時にヒビが入ります。やり始めて、皆と同じ速さで合格品を作れるようになるのに、数時間かかりました。
今なら多分、工場で働かせてもらえると思います。(笑)

お茶を乾燥させる時は
このように1つ1つ網の上に置いていきます。



成形する時に、力を入れ、葉がちぎれるせいで、
乾燥中は乾燥室から花のような香りがしてきます。
このお茶を淹れると、時々花香がするのはそれが原因だったようです。
乾燥すること7時間…ようやくこのお茶が製品になります。

変則的になりましたが、翌日は茶園へ連れて行ってもらい、お茶を炒る工程を見せていただきました。




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