次に湯呑み(茶杯、茶碗)です。
以下の図案は中国の代表的な形と言われているものから出しました。これに紅茶の世界のハンドル付きのティーカップなどを加えるともっと多彩になりますね。
斗笠杯
撇口杯(圧手杯にも見えるかな?)
馬蹄杯
高足杯
鈴鐺杯
鶏缸杯
方斗杯
折腰杯
他にも多種多彩な形があり、
器もまた絵柄だけでなく、素材、焼成、形の違いによって、お茶を楽しむ人の感じ方も違うものです。よく話題になるのは口を付けるところの角度や厚みですね。
また、雰囲気というのも大事です。
テーブルの上は布や小物で色味を出すのも1つの方法だと思います。
この様に色味が変わることで雰囲気もガラッと変わりますよね。
お茶を作る生産者が呈茶をするということは、他の立ち位置の方と何が違うのでしょうか?
それは呈茶がお茶づくり、つまり園地から始まる…ということだと思います。そう考えると、生産者の方々の呈茶というものは、その他の立ち位置の人達が思いつかないような、もっと素敵なものとなっても良いはずだと思います。
生産者の皆さま、如何でしょうか?