粗茶淡飯

中国・台湾・日本のお茶に関する色々。執筆者・徳田志保。

そのうち…が命取り

2019-12-28 19:35:00 | 日記

中国や日本の茶産地ばかりにいた頃、
お茶会の類に全くご縁がなくなり、それも少し寂しいので、落ち着く日を夢見て少しずつ茶器を集めていました。そのうちこの茶器達を存分に使って集う機会を設けよう…と。

ここ1、2年少し落ち着いてきて、集めてきたもの達を改めて調べてビックリ!!


当時これらを購入するのも、一主婦にはそれなりの出費だったのに、これらが今、ケタが違うくらい高騰している…(涙)

とても気軽に使える額では…。

とはいえ、最近は危険を冒して、生徒さんに使ってもらう機会を設けるようにはしています。割れたら…と思うとドキドキですが、大切なことを生徒さんに伝えるには時には必要…仕方がないですね。






先日は数百円のものから、数万円まで、
様々な茶杯を使って茶器による茶湯の違いを比較する授業を行いました。生徒さん皆の驚愕の表情がとても印象的でした。



時々講師…

2019-12-15 02:35:00 | 日記

最近は所謂お茶関連の組織で講師を引き受けることが出てきました。

画像は石川県金沢市にて。


テイスティング(拝見・審評・評審)とは何か?
お茶を美味しくいれるための行為ではありません。が、この抽出液や茶殻、立ち上がる香りを総合的に判断できるようになると、今目の前にあるお茶が、経てきた時を、まるで時計の針を巻き戻すかのように垣間見ることが出来ます。


潮汕地域でよく食される橄欖や橄欖菜。


桃胶,皂角米,白木耳、龍眼、ナツメをさっぱり甘く煮たデザート。


それに山地酪農の牛乳を…。

金沢のクラスの生徒さん達は職への関心も高いので、極力お茶の産地の人達が習慣的に食べているものや、最近中国や台湾で話題になっている食材をお出ししています。











ここ数年…

2019-12-12 14:08:00 | 日記

「日本の中国茶業界で話を聞かなくなったけれど、何をしていたの?」と聞かれた時は、

最近は、私の実名も記載されている、以下のリンク先を読んでもらってます。


このような友人達が国内に何人かいるので、
中国へ通いながらも、上記のようなことを同時に数軒してました。

また少しずつ、こちらを読んでくださる皆さんにお話しして行きたいです。




中国の製茶機械メーカーへ

2019-12-11 14:22:00 | 現地の人・事(中国茶・台湾茶)

日本の茶生産者さん達の要望を受け、
中国の製茶機械メーカーを調査してきました。

今の世の中、微信(We Chat)のお陰で
先方とも事前に綿密なやりとりができました。

そして現地へ…
足を踏み入れてビックリ。

中国国内はもちろん、
東南アジア、西アジア、アフリカへも
輸出しているワールドワイドな会社なのに、
工場はDIY感たっぷり…

ここの機械は製品を国内大手や
その他へ卸すこともあるようです。
ブランド名を変えて日本へも行っています。