粗茶淡飯

中国・台湾・日本のお茶に関する色々。執筆者・徳田志保。

苗族刺繍ピースのリメイク

2020-04-23 14:49:00 | 日記




10年以上使っている苗族の刺繍ピースをリメイクしたポーチ。ポーチの端の黒い布は傷んでしまいましたが、刺繍そのものはまだまだ元気です。

この刺繍は貴州省黔東南苗族侗族自治区台江県一帯に居住する「革一」と呼ばれるグループのものです。


ポーチには、この刺繍ピースと似たものを使用しています。中心に打籽绣、両端に叠绣などの技術が詰まっています。

革一の刺繍は日本人コレクターにも人気があるそうです。私も好きで、いくつか所持しています。





これも同じ頃にリメイクしたものです。
最近までずっと貴州省の苗族のものかと思っていたら、どうやら雲南省のどこかの少数民族のもののようで…。

大きいピースはこんな感じです。
ポーチのより新しいものですが、雰囲気は伝わるのではないかと思います。



2つ目のポーチは…コロナウィルス肺炎対策で消毒液、除菌ウエットティッシュ、底の方に予備のマスクなど入れています。


色々と大変なご時世ですが、時にはこのように遊び心も兼ねて備えをするのも悪くないのかもしれません。


ベツレヘムパールボタン

2020-04-19 23:07:00 | 日記
 先日某番組で見かけて一目惚れ。
たまたまある所で見つけて、私の手元へやってきました。

 ベツレヘムパールボタンと呼ばれる白蝶貝をハンドメイドで彫ったものなのだそうです。


直径4.5cm。厚さ5㎜…この手仕事が醸し出すあまりの美しさにビックリ。

これはアザミの花でしょうか。
ベツレヘムパールには星アザミをモチーフにしたものが多いような気がするのですが、これもアザミの1種なような気がします。

実際この地域ではアザミの蜂蜜が特産品になっているという話も。

この地の人達にとって、アザミはごく日常の花でもあり、宗教や政治の争いの中で平和を願う、祈りに寄り添うような存在なでもあるのかもしれないなぁと、この美しい手仕事を眺めながら思ったのでした。





元気が出るもの…

2020-04-14 20:30:00 | 日記



民族独自の文字を持たない人達が自己表現をしたもの…それが中国苗族の刺繍です。殷代には中原あたりにいたと言われていますが異民族(漢民族等)に追われて、最終的に今いる中国西南部に流れ着いたそうです。苗族と言っても幾つものグループがあり、グループや居住地によって刺繍の傾向も違います。




とても濃ゆいキャラクターを持つ刺繍達ですが、そこにはこの刺繍をした人達の祈りや願いが込められている気がします。




こういうものを手に取ると、なんだか自然と元気が出てくるので不思議です。



プーアル青餅

2020-04-11 00:17:00 | 日記




今晩はご飯だけ炊いて、
近所の中華料理屋さんのテイクアウトを
おかずにしたのですが、お店で食べるのとは違い
何だか胃もたれが…。

そこで2002年のプーアル青餅を取り出し、
少し濃い目にいれてゴクゴクゴク…
家人も美味しいと機嫌よく飲んでいました。

すっかり気を良くした私。
「こういう時にはサッパリしてピッタリなお茶よね!」
と声を掛けて家人を見ると…

「うん!スッキリするね!」って言いながら
ポテチをバリバリバリ…( ゚д゚)!

呆気に取られて何も言えなかった…。

誰だ〜@鳳凰単叢

2020-04-06 01:33:00 | 烏龍茶(中国茶・台湾茶)



今、乌岽村のお茶、鳳凰単叢は後半戦に入っています。そろそろ輋門の茶摘みかなぁというところで、茶園をチェックして周っていた友人がこれを発見!見てください、折れてる…(怒)
怒りも込み上げますが…なんだか悲しいですね。