もう1つの感性の本棚

書くことを仕事にしている者として、日常をどのような感性で掬い取るか。

移動という感覚・そこに自分は住んでいるわけで~キャパ

2007-04-19 20:30:44 | 移動という感覚
 来週末からGW。
 ワクワクする気持ちと、片付けなければならない仕事を意識した不安が交錯している。

 東京に勤務していた去年の今頃は、締め切りを過ぎた外注原稿書きの仕事を抱えたままインドに行くという無茶をした。資料とPCを持って行ったが、結局、ホテルでは仕事の上っ面に「触る」程度で済ませた結果、しばらく経験したことのないやってもやってもゴールが見えない地獄の日々が日本で待っていた。
 やれば出来るという記憶ではなく、もうあんな経験は嫌だ、という思いだけが鮮明に残っている。

 さて、今年。
 勤務地が新潟に変わり、どういうGWを過ごすことになるか。
 これがまた、スリルがありそうなのだ。

 すでに明日20日金曜日から、それはスタートする。

 20日(金)□朝から新潟県内で工場見学などの仕事をこなし、月岡温泉に宿泊。
 21日(土)朝新潟市内に戻ってきて病院に寄った後、東京の自宅に帰省。
 23日(月)飛行機で富山へ。そのまま2泊し、25日夜に直江津から東京に戻る。
 26日(木)午前中に台湾へ出発(仕事ではない)。
 30日(月)帰国。
 1日(火)午前中に新潟に戻る。
 2日(水)夜東京に戻る。
 3日(木)6日まで東京で過ごす予定だが、長野の知人宅へ車で行く可能性。
 7日(月)朝新潟に戻る。
 9日(水)新潟・直江津仕事で日帰り。
 10日(木)新潟から軽井沢に移動し、仕事。そのまま宿泊
 11日(金)軽井沢で仕事ゴルフ。夜、家人と待ち合わせ、軽井沢泊。
 12日(土)家人とゴルフ。
 13日(日)車で東京に戻る。
 14日(月)朝新潟に戻る。
 
 20日からの25日間、新潟にいるのはわずか4日間。
 スケールとしては関東甲信越と近場のアジアを絡めた行動半径に過ぎず、原因は自分にあるのだが、頭がチカチカする。本項も予定を整理するために書いたようなもの。
 いつどこへ行って、どういう手段で移動して、といった情報処理能力がパンクしそうだ。改めて、この程度のキャパなんだと自分で思う。
 この動線上で、原稿も処理していかなければならない。昨年同時期に抱えていた仕事量を思えば大したことはない気もするが、ちょこまかさでは勝る。

 そう。スリルなんですよ。
 ネタを仕込んでしまえば移動しながら出来る仕事ではあるが、齟齬が生じると、関係者に迷惑が掛かり、後々自分の裁量権を狭めることにもなりかねない。
 だが、遊びも自分で入れたのである。移動が嫌いではないからか。
 どうにか乗り切らなければならない。

 動線上から、「街の縁取り」「移動という感覚」「締め切りという感覚」を書き込むと思う。 
 台湾は写真付きで報告したい。