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Feel So ぶるー

ツッコミ屋にしてはつっこまれすぎ、
「ぶるー」が泣きながら綴るBLOG(嘘)

カンクン&ニューヨークの旅3日目~窮地~

2006-07-23 02:05:41 | 
カンクン滞在3日目。現地時間AM3:00。

ふと目が覚めたワタクシは、猛烈な激痛に見舞われます。

胃が痛てぇ!!!

今まで生きてきて、軽い胃潰瘍や胃炎になった事はありますが、
それらを軽く凌駕する激痛。とにかく、カンクン東海岸の荒波のように、
引いてはドーン!、引いてはドーン!と繰り返し痛みが押し寄せます。
横で寝ていた小春さんを起こすわけにもいかず、とりあえず寝るしかないと
苦痛に顔をしかめながら横になりました。

「何がいけなかったんだ?」自問自答してみると、一つの記憶が。
前日、シーフードレストランで夕食を取った事はすでに書きましたが、
そこで注文したシュリンプナチョス(トルティーヤチップスにエビやチーズ
等の具を載せ、皿ごと焼いた料理)を食べる際に、ハラペーニョ(青唐辛子)
のスライスをチップス1枚につき1個乗せながら食べていたのです。
辛さそのものはさほどのものではありませんでしたが、食べ終わってみると、
出てきたハラペーニョのほとんどを食べきっていました。
「あれが原因か・・・」と後悔しても後の祭り。ウンウン唸りながら夜明けが
来るのを待ちます。

夜が明けても全く痛みは治まらず、朝食を食べにホテルの外に出ても、
少し歩くたびにどんどん体力を消耗する始末。空は今日も晴天。
カンカンと照りつける太陽が、痛みと共にワタクシの頭をぼやけさせて
いきます。
幸か不幸か、この日は厳密な予定は立てておらず、お土産物を買いに
ショッピングモール回りをするつもりだったので、時間の束縛を受ける
ことなく動く事が出来ました。朝食後、いったんホテルに戻り、
日本人コンシェルジュに「良い薬はないですか?」と尋ねるも、
「専門外なので・・・ホテル内に医師がおりますので、そちらにご相談
下さい。」とのごもっともなお返事。診察料が70ドルと聞き、海外
旅行保険には入っていたものの、なんとなく腰が引けてしまい、
日本から持参した薬で誤魔化しながら行動する事に。

ホテルそばのバス停からバスに乗り込み、一路、カンクン界隈で一番
大きなショッピングモール、ラ・イスラ・ショッピング・ビレッジへ。
しかし、胃のダメージは一向に回復せず、外を歩くにも日陰を探しながら
休み休み動く始末。小春さんには非常に迷惑をかけてしまいました。
本来、酒飲み夫婦としてはランチはラグーンを眺められるオープンバーで
ビールとカクテルで乾杯!のつもりだったのですが、到底そのような
状況ではなく、レストランでソフトドリンクを飲むだけでした。
(上の写真は、ラ・イスラから望んだラグーン)

このままショッピングを続けるのは非常にキツイので、一度ホテルに
帰ろうという話になり、再びバスでホテルへ。

ここでカンクンを走るバスの解説を。
カンクンの公共交通機関の第一に挙げられるのが、この路線バス。
何と言っても、24時間営業で走っているし、どこまで乗っても
一人6.5ペソ(日本円にして70円ちょっと)と格安。
タクシーも走っていますが、料金が日本並みの設定で割高な上に、
メーターが付いていないのでぼったくられかねないという、疑惑付。
必然、バスの利用が多くなるわけです。
カンクンのバスはエアコンレス・・・っていうとかっこいいですが、
この灼熱の国にはちとキツイ。しかし、猛スピードでぶっ飛ばしているので
窓を全開にしているだけで、意外と心地よかったりします。
そしてこれがメキシコらしい(?)ところですが、とつぜんギターを
持ったマリアッチ(流しの歌手)がバスに乗り込んできて、勝手に演奏と
歌を披露するのです。もちろん、演奏後には「チッププリーズ」。
「誰も頼んでねーよ!」などと無粋なツッコミは抜きにして、ここは演奏を
楽しみたいものです。

ちなみに、ワタクシ達がショッピングモールから帰るバスにも、若い2人組の
マリアッチが乗り込んできて、2曲ほど披露。なかなか爽やかな曲と
歌声でした。ちょうどワタクシ達がバスを降りる直前にチップをもらうために
バスの中を回り始めたので、二人の事をデジカメで撮った(動画で撮った
ためアップ出来ず)お礼も含め、1ドルチップとして渡しました。

さて、ホテルに戻ったワタクシは、部屋で熟睡。暇になってしまった小春さんは
一人でプールへ。


(プールから見たホテル)

数時間後、プールから帰ってきた小春さんから、昨日出会った小学生の女の子
とまた会った事を報告されたのですが、その時、小春さんがその子からこんな
質問をされたそうです。

「ねーねー、お姉ちゃん。昨日一緒だったお兄ちゃん・・・

じゃなかった

おじちゃんは一緒じゃないの?」

それを聞いた瞬間、

逆じゃねーのかよ!!

と速攻でツッコミを入れたワタクシ。
あれ?結構大きな声で、このスピードでツッコミが入れられた?・・・
そう、数時間安静にしていた事で、胃の調子が安定、体力も回復して
来たのです。ツッコミで体調を確認するワタクシって一体・・・_| ̄|○

回復しつつあるとはいえ、この状態でスパイシー&こってりなメキシコ料理を
食べるのは自殺行為。本意ではありませんでしたが、夕食は近くのうどんを
出している日本料理屋にしようという事になり、再び出かけたのですが、
出かけた時間が遅く、すでに閉店間際。替わりに、近くにあった日本食
レストラン、「花いち」に行きました。
後で知った事なのですが、このお店、カンクンの日本料理店ではおいしいと
評判らしく、現地在住の潮風太郎さん、海風吹代さんもオススメのお店。
感動したのは、体調の悪い日本人向けに「お腹に優しいメニュー」を
用意している事。ワタクシは雑炊、小春さんはエビフライ定食をいただき、
二人とも大満足でした。他では食べられない、「サボテンの佃煮」も
おいしかった♪


(「花いち」のエビフライ定食と雑炊)

さて、4日目はいよいよカンクン旅行メインイベントのチチェン・イッツァ
遺跡ツアー。なんとか1日で回復(本調子にはまだ遠いですが)したワタクシは、翌日のために早寝したのでした。

つづく・・・

カンクン&ニューヨークの旅2日目(後編)~茫洋~

2006-07-20 18:08:45 | 
感動と興奮の「ジャングルツアー」を終えた、ワタクシ達夫婦二人。
腹ごしらえもした事だし、ここは一つ、ホテルに帰ってゆっくりと
ビーチ&プールを楽しもうかと、マリーナからバスでホテルに
戻りました。(バスについては、後日書きます)

カンクンに着いた初日、到着時間が夕方という事もあり、ホテルの部屋から
見たカリブ海は、「まあ、キレイだけど、これぐらいの海だったら他にも
あるよね。」程度の感慨しか浮かびませんでした。
ところが翌日、朝目覚めて部屋の外を見てみると・・・

「うわぁ・・・・」

というため息しか出ないほど、素晴らしい海の色。
ワタクシが行ったビーチリゾートといえば、ハワイとグアム、サイパンと
セブ島ぐらいなのですが、どこの海の色とも違う、単にマリンブルーという
表現では表せない海の色でした。まさに「Ultra Blue」。

で、ホテルに帰り、早速ビーチに繰り出したワタクシ達。
海の色はキレイなのですが・・・噂に違わず、フィエスタ・アメリカーナ
グランド・コーラルビーチホテルのビーチは、海藻がいっぱいで(ToT)
上の写真の黒っぽく見えるところは全て海藻なんです。
泳いでいても、その海藻のかけらがまとわりついてきてちょっと不快。
と、いうことで、海水浴はあきらめ、プールに移動する事に。



当ホテルのプールには、なんと3つもプールバーがあり、プールに浸かりながら
お酒が飲めるという、まさに酒飲みには天国のような状況。
さっそくフローズンマルガリータを注文、二人して

ああ・・・バカンスって感じ・・・

と悦に入っていました。
まさに頭の中は茫洋としっぱなし。



しばらくプールで過ごしていると、メキシコ在住の日本人の女の子(小学生)が
こちらに寄ってきて、彼女の繰り出す質問攻撃にいろいろと話し込み、話して
いると喉が渇くので、さらにお酒を注文。気づけば昼間っから3杯も飲んで
しまいました。

お酒が入って調子に乗っていたワタクシ達は、その後もプールではしゃぎすぎ、
プールから上がる時には激しい動悸と息切れが(^^;)
いい大人なんですから、キチンとわきまえないといけませんね。

部屋で一休みしてから近くのショッピングモールに出かけ、夕食はガイドブック
に載っていたモール内のメキシカンレストランで取ろうと思っていたのですが、
あいにく改装中で営業しておらず。仕方なく、同じモール内のシーフード
レストランでシーフードメキシカン料理を堪能しました。

これが悲劇の入り口とも気付かず・・・
(3日目編につづきます)

カンクン&ニューヨークの旅2日目(前編)~疾走~

2006-07-15 20:16:38 | 
前回の予告通り、「ジャングルツアー」に参加した時のお話を。
・・・する前に、ご存じない方の為に、このカンクンという街はどういうところか
をご説明しないといけません。

カンクンという街は、メキシコのユカタン半島東海岸にあり、カリブ海に面した
ちょっと変わった地形の街です↓



半島から数字の「7」の字の形に砂州が突き出しており、その砂州に沿って
リゾートホテルが建ち並んでいます。ここは一般に「ホテルゾーン」と
呼ばれる地域で、「7」の左上隅、半島側の部分に地元の方が多く住む
「セントロ」(ダウンタウン)と呼ばれる地域があります。
そして、砂州の東側がカリブ海に面し、西側には一般的にラグーンと呼ばれる
入り江があります。

さて、カンクン名物アクティビティーの一つである「ジャングルツアー」は、
この地形と関係があります。
「ジャングル」といわれてまず思い浮かべるのは、いわゆる熱帯雨林の
風景ではないかと思います。しかし、この「ジャングルツアー」でいうところの
「ジャングル」とは、ラグーンに繁茂するマングローブ(海水でも育つ木)の
林の事を指します。「ジャングルツアー」とは、ラグーン側にある、マリーナ
から出発、自らが運転するスピードボートでラグーンを走り、途中にある
マングローブの「ジャングル」を抜け、ラグーンの南端からカリブ海に出でて
ボートを停泊、カリブ海沖の珊瑚礁でシュノーケリングを楽しんだ後、
再びボートを運転してマリーナまで帰るという、他では経験できないツアー
なのです。
(説明が長くてスミマセン)

さて、ようやく本題。
ツアーには比較的割安な英語(スペイン語)のツアーと、日本語ツアーがあり、
ボートの操作に不安があるワタクシ達は、安全策で日本語ツアーを
選択しました。当日のツアー参加者はワタクシ達夫婦を含め13名。
ガイドさんを含め、8艘のボートでマリーナを出発しました。

ワタクシ達の舟は、隊列の後ろから2番目。置いていかれないように最高速で
ラグーンをかっ飛ばすのですが、前の舟を運転しているのが女性で、どうも
速度が定まらず、舟の距離を一定に保つのがなかなか難しい。
いかんせん、車と違ってボートにはブレーキがありませんから、距離を縮め
すぎると衝突の恐れもある。かといって距離を開きすぎると横波がボートに
当たり、運転が難しくなる・・・と一人ジレンマに陥っていると、いつの間にか
前の舟との距離が必要以上に開いてしまいました。
今まで比較的穏やかだったラグーンの水面が、距離が離れると同時に波立って
きて、ワタクシ達の舟の横面に当たるようになってきました。
これはこれで、多少のスリルがあって面白いな、と思っていると・・・

バンッ(舟が小ジャンプ)
バンッ(舟が小ジャンプ)

バンッ!!!

あれ?・・・なんか、舳先がやたら持ち上がってませんか?
前が見難いんだけど・・・
っていうか、

この舟、今、宙に浮いてるよね!?

あっけにとられたのもつかの間、舟は派手に水しぶきを上げながら着水、
運転席のワタクシよりも助手席の小春さんが大量の海水をあび、あまりの
ハプニングに小春さんは恐怖の絶叫。その後、ワタクシの運転の下手さ加減を
こっぴどく叱られました(ToT)

そんな事もありながら、だんだんと運転にも慣れ、ラグーンを駆け抜け
ジャングルを徐行で通過。カリブ海へと出る事が出来ました。

停泊後、シュノーケリングを開始したのですが、今まで経験したシュノーケリング
の中でも、一番多くの魚に出会えました。ガイドの誘導に従って珊瑚礁の上を
どんどん進んでいくと、3回ほど魚の群に出会う事が出来、自分の周りを
たくさんの魚たちが通過していきました。シュノーケリングは約1時間だった
のですが、ホント、あっという間に過ぎて「もう終わり?」という感じでしたね。
水中カメラを買っておかなかった事を後悔しました。

規定の時間を過ぎ、舟が停泊しているエリアにさしかかった矢先、ガイドが
「Big Fish!!」と舟の下を指さすのです。「そんなに大きい魚がいるの?」
と潜ってみると・・・いたんですよ、化け物が↓


(イメージ写真です)

体長1メートルはあろうかという大きな魚が、船の下にゆらゆらとたたずんで
いるのです。
「これって・・・バラクーダだ」
細長い体に鋭い牙。オニカマス=バラクーダがそこにはいたのです。
まさか、こんなに近くでバラクーダに会えるとは貴重な体験でした。
先ほど調べてみたら、バラクーダって恐い魚なんですね。まあ、あの牙で
噛みつかれたらひとたまりもないですが。知らない事とはいえ、自分から
近付くなんて無謀をよくもまあ、やったものです。

そんな奇跡の邂逅を果たした後、帰路は小春さんにも運転してもらいながら
無事、マリーナに到着。体力を使ってすっかりお腹が減ったワタクシ達は、
マリーナにあるレストランで牛肉のファヒータス(メキシカン炒め物。(゜Д゜)ウマー)
ビールとマルガリータで乾杯、と相成りました。↓


ちょっと長編になりすぎてしまったので、次回は2日目の午後(後編)を書く事に
します。

カンクン&ニューヨークの旅1日目~到着~

2006-07-12 16:22:38 | 
昨日無事帰国致しました。
一応、旅行記という事で少しずつまとめていこうかと思います。
結構長くなりそうなので、更新ペースが遅くなる事はご寛恕下さい。
改めて登場人物の紹介。
ワタクシ=ぶるー、小春さん=嫁の二人旅です。
それでは、初日の模様から・・・。

7月3日、成田空港→ヒューストン→カンクンというフライトでしたが、
成田を飛び立って2時間後、いきなりトラブルが。
どうも小春さんの席の前か後ろの席から異臭がするというのです。
体臭なのか、それとも・・・。折しも機内は食事の準備中。
小春さんは異臭と食べ物の匂いのタブルパンチを受け、すっかりグロッキーに。
ワタクシに「何とかしてくれ」と必死の願いをする小春さん。
不憫ですが・・・ワタクシにはどうする事も出来ず、つたない英語で
キャビンアテンダントに不調を訴えるも、「空席はないので席は替われない。
薬はあるにはあるが、体質が分からないと危なくて渡せない」とのお答え。
ごもっとも。
とりあえず、通路側の(親切な)女性と席を入れ替えてもらい、異臭からは
逃れる事が出来た小春さんは何とか回復。ホッとしたのは確かなのですが、
この旅はどうなるんだろう・・・と不安を感じたのも事実です。

と、まあ、そんな事もありながらトランジットを無事に済ませ、
噂の「このボタンをポチッと押して、赤信号ならバッグを開けて」
というまったく意味不明な税関も無事に通過し、カンクンに到着。
早速、宿泊先のフィエスタ・アメリカーナ・グランドコーラルビーチホテルへ。
着いた感想は・・・「なんちゅ~蒸し暑さ!そして磯のにおい!」
ハワイ的なカラッとした暑さを想像していたワタクシとしては、かなりの
イメージの違いにビックリ。ともかく軽めに夕飯を食べようと近くの繁華街に
出かけると・・・すごい人の数。
オープンエアーのクラブでは大音量の音楽が流れ、夕方だというのに
結構な盛り上がり&飲酒率。この暑さ、熱気、匂い・・・

異世界に来ちゃった(ToT)

と、一瞬途方に暮れました。
しかし、人間というのは不思議なもので、簡単に慣れちゃうもんですね。
いつの間にか、風景と一体化してビールをラッパ飲みしているワタクシが
いました(^^:)
せっかく着いたメキシコ、メキシコ料理のジャブとしてタコスを食べようと
「TACO FACTORY」というお店へ。タコスをファーストフード感覚で
お安く食べられる店として、結構有名どころのようです。
その時の食事がこちら↓


牛肉(アラチェラ)のタコス、牛肉+チーズのタコス、牛肉のブリトー、
鶏肉のブリトー、ビール。セントロ(いわゆるダウンタウン)に行けば
もっと安くてうまいタコス屋さんもあるのかもしれませんが、今回の
旅行で一番うまいタコスはこれでした。他のちゃんとした(失礼)レストラン
の物よりも、肉もトルティーヤもホントにおいしかったです。

腹ごしらえをしたワタクシ達は、盛り上がりを見せるクラブに・・・は
まったく近寄ろうともせず、ホテルに戻り就寝。カンクンメインイベントの
一つ、「ジャングルツアー」に備える事にしました。

つづく・・・

夏といえば・・・

2006-06-03 17:51:47 | 
夏という言葉から連想されるものは多かれど、ワタクシの場合、夏といえば
旅の季節です。

今年の夏はメキシコ。リゾートとして名高い、カンクンという所に
行く予定です。
まあ、リゾートよりも、その街の近く(といっても3時間ぐらいかかるらしい)に
ある、チチェン・イッツァというマヤ文明の遺跡に行くのが楽しみなのですが。

心配なのは・・・トイレですね。海外旅行に行くと、トイレットペーパーが
ワタクシのデリケートなピーチちゃん(お尻ともいう)にはあまりにも
ハードすぎて、血まみれの惨状になってしまう事が多いのです。
(汚い話でスミマセン)
また、当地カンクンは水道の水が石灰分が多く、トイレットペーパーが
詰まりやすいとの事。ホテル内は平気だそうですが・・・やっぱり不安。

まあ、今からそんな心配ばかりしていても仕方ないので、いつも通り
行き当たりばったり旅をしてきます。

荒野の真ん中で

2005-07-31 21:04:55 | 
ここはラスベガス郊外。
車を走らせて45分ほどの所。
ここに至るまで、延々と砂漠を、荒れ地を突き進み、
丘を一つ越えると、目の前に広がるのは、干上がった湖。
アメリカの壮大さを感じるな・・・なんて油断して
振り返ると・・・








砂漠のど真ん中にアウトレットモール

アメリカ人の考える事は分かりません。

「鉄」な人向け?

2005-07-25 00:22:44 | 
ストリップ大通り界隈のホテルを巡るとき、ホテルの
あまりの巨大さに、歩くのにうんざりすることがあります。
ましてや、今回の旅行は平均気温38℃以上。

風邪の発熱でもなかなか出ない温度です

歩くのはイヤ。かといってタクシーに乗るほどの距離でもない
(基本料金は安いが、チップを払う必要あるし)、バスや
トロリーを使おうにも、メインストリートは大渋滞。
こんな時に活躍したのが、大通りから一本東に入ったあたりを
南北に縦断する、ラスベガスモノレールでした。
写真に写っているのがそれです。

乗車一回$3、一日券$10。全長7kmのレールを
5分間隔で走っているので、あまり待つ事もなく、
乗りたい時に乗れる感じです。
デザインやカラーリング(数種類アリ)も
カッコ(・∀・)イイ!!し、ホテル2つごとに駅が
あるので広範囲の目的地をカバーできるし。何より快適。
あえて不満をあげると、駅の位置がちょっと奥まっている
せいで、ホテル内を横断しなければならないのですが、
これはこれでホテル見物も兼ねる事が出来るので、
一概にデメリットとも言い切れません。
ラスベガスに行く際には、是非利用して頂きたいですね。

一方、ストリップ大通りを挟んで逆側(西側)には
ホテルを結ぶ無料のトラムが走っています↓



写真はベラージオ~モンテカルロホテルを結ぶトラムです。
(正面の大きな建物はモンテカルロホテル)
こちらも大体5分間隔ぐらいで走っているので、ほとんど
待たずに乗れます。なんと言っても無料ですし。
ただ、距離が短いので、利用価値的にはそんなに高くない
・・・かな。

今回ワタクシ達は、モンテカルロホテルにある目的があったので、
けっこう利用させていただきました。
その目的とは・・・次回。

青色LEDの威力

2005-07-21 17:49:46 | 
この写真、テレビの画像ではありません。

ラスベガスのダウンタウン(元々の市街地)地域では、
ストリップ大通りを中心としたホテル街に奪われてしまった
観光客を呼び戻すため、一台予算を投じてアーケードを
設置。毎日そのアーケードの内側で電光ショーを行うように
なりました。
その名を「フリーモントエクスペリエンス」と言います。

この電光ショー、数年前までは電球による演出だった
ようなのですが、現在ではLEDによる画像表現になって
おり、非常に色が鮮やかです。
まさに映画を見ているよう。
一昨年見逃してしまったので、今回本望を果たすことが出来、
正直感動しました。

しかし、アメリカ人の発想というものには脱帽です。
ホント、

紙一重とはこの事ですね

一歩間違えればバ(以下自主規制)

ギャンブラー登場

2005-07-19 11:40:57 | 
ラスベガスに行ったら、避けては通れない道、カジノ。
なんといっても、空港に着いたとたん、バゲッジクレームに
スロットマシーンが並んでいるぐらいですからね。

ご多分に漏れず、ワタクシ達夫婦も毎日カジノに行きましたが・・・
当然ながら、簡単には勝てないものです。
今回の写真は、小春さんが射止めた「777」ですが、勝った分も
あっという間に飲まれてしまいますし。
唯一、一晩だけ$40勝ちという日がありましたが、その分は
翌日にあっという間にパー_| ̄|○

カジノに使うお金をあまりたくさんは見込んでいなかったので、
プレイしたのはほとんど低額設定のスロットマシーンでしたが、
その中でも面白かったのが、映画「スターウォーズ」や
「メン・イン・ブラック」のビデオスロットマシーン。
(テレビ画面上でスロットが回転するゲーム機)
通常のスロットは、「spin」ボタンを押すか、機械脇の
バーを引いて、スロットを回すだけですが、これら
ビデオスロットは、ボーナスゲームに突入すると、いろいろと
参加出来るかたちになっているのでゲーム性が高くて
楽しかったです。BET単位も¢1~と、非常に取っつき
易かったし。
これらの機械を見つけてからというもの、毎日こればっかり
やっていました。

とはいえ、せっかくのラスベガス。テーブルゲームを
やらないことには、日本のゲーセンで遊んでいるのと
変わらない。
と、いうことで、小春さんと二人であこがれの
ブラックジャックをプレイ。
ベネチアンホテルのカジノでは、最小掛け金が$15の
テーブルしかなく、他のカジノへ行くのも面倒だった
ので、思い切ってチャレンジ。
結果、

$150が10分と持ちませんでした_| ̄|○

まあ、負けた額としてはカワイイ物かも知れませんが、
もうちょっと楽しみたかったなぁ・・・。
次にラスベガスに行く機会があったら、是非ともリベンジ
したいですね。

低いレートのテーブルで(-_-;)

だって、恐いんだもん。

そして僕らは途方に暮れる

2005-07-17 18:11:45 | 
今回のラスベガス旅行、いろいろと行きたいところはあったのですが、
他の旅行者があまり行こうとは思わない目的地が、一箇所だけ
ありました。

それは「Costco」
アメリカ発祥の会員制倉庫型スーパー(というか現金問屋?)です。
実は、このCostcoのオリジナルブランド商品で、日本の店舗には
置いていないものがありまして(どんなものかはナイショ)
それが欲しかったワタクシは、小春さんに頼み込み、
ホテルからタクシーでお店に向かいました。

また、このタクシーの運ちゃんがねぇ・・・
交差点で歩行者がノロノロ渡っていると、
「F○○k You」
を連発してまして(ToT)
もう、変なところに連れて行かれやしないかと、気が気じゃ
ありませんでした。
そんな心配も杞憂に終わり、無事、Costcoに到着。
店内を周りながら、「店内の商品の置き方、日本と一緒だねぇ。」
なんて暢気に話ながら買い物をしました。

そして、お店を出た瞬間、ワタクシが気づいたことが。

帰る手段が無いΣ( ̄ロ ̄lll)

地元の人が利用するようなお店ですから、お客さんはみんな
自家用車で来店。タクシープールなどあるはずもなく。
慌てて表通りに出てみても、バス停もなければタクシーも
通りがからず。
ようやくタクシーが来たと思ったら反対車線で、止めようにも
止められず(ToT)
近くにあるお店といえば、大型家具店ばかりでタクシーなど
止まりそうもなく。
この後行く予定を立てていたラスベガスプレミアムアウトレットも、
地図で見たより全然遠く、とても歩いては行けそうにない。

気温は38℃、太陽は照りつけ、風は乾ききっている。
太陽の下で途方に暮れる二人。
ラスベガス到着二日目にして、なんてワタクシらしい(ToT)
ホント、どうしようかと思いましたよ。
このままホテルに帰れないんじゃないか、なんて。

結局、Costco入り口に立っていた係のおじちゃんに、
「ここらへんでタクシーが止まりそうなところは無いか?」
と尋ねたところ、親切にもタクシーを呼んで下さりました。
渡る世間に鬼はない、とは、まさにこの事ですね。
20分後、やってきたタクシーに乗ることが出来、心底
ホッとしました。

プレミアムアウトレットに着いた後、

軽い熱中症みたいになりましたが_| ̄|○


(午後7時だというのにこの暑そうな光)

とことん、トラブル無しでは旅出来ない、ワタクシでした。