誰よりも声を出して練習の空気を良くする為に頑張り、誰よりも明るく振る舞うことで周りの空気を変える為に頑張る選手!そんな君の良さが発揮されない事をまざまざと感じた事が二つありました。
一つ目は、ツインズ最後の戦いとなったU15全日本フットサル選手権大会愛知県予選…
二つ目は、今年から初めて取り組む事になった3年後の身体作りを自己責任にする為の意識付けを目的としたパーソナルトレーニング(フィジカルトレーニング)最後の測定日でした。《本年度は県外進学者をメインに一部のみの取り組みとしてます》
どちらも共通することは『自信』の無さからくる精神的後退による萎縮です。これはスポーツをしてる人間なら誰しも経験するものであります。しかし、君は普段とのギャップがあまりに大きくでる為、周りからすると『予想外』的な出来事となってしまいます。
日々の姿勢や取り組みにより周りは期待と信頼を寄せます。その期待や信頼は大きければ大きいほど、小さなマイナスは大きく写ってしまいます。今回のパーソナルレッスンを経て、共に取り組んだもう一名の選手と君は対照的であり、その対照的な彼から君は大変有難い学びを得ることができたのを理解していますか?
肉体は技術より遥かに顕著な結果を見せてくれます。定期的に、意識的に、取り組めば取り組んだだけ結果に変わります。真摯に自分の甘さに負けず追い込んだら追い込んだだけ結果に変わります。何が言いたいかと言うと…
君が今回学びとして持っていくべきモノは…
『優先順位の大切さ』です!
2人ペアで取り組んだパーソナルトレーニング。2人の大きな違いは、成し遂げたい事に対する今自分が行うべき優先順位の決め方です。
ペアで取り組んだ彼は、君とは比べ物にならないほど身体が小さく苦しんだ選手。だからこそ、次へのチャレンジに対して必要な要素の成長は最優先事項として継続的に、そして己に厳しく取り組んでいました。
測定の瞬間の君は…
いつもの良さからは程遠い空気で、萎縮し、チャレンジから己を遠ざける空気を出していました。情けない数値を見せたくない、できない姿を見られたくない、人はマイナスのイメージを感じると後退してしまうものです。
でも、この結果は才能ではなく、結果を求められる日迄に、何を優先して生きたか…何を優先して時間を使ったか…ただそれだけです。
彼は君以上に次のステージでの結果にあくなき執念を燃やし優先し続けていたということです。手に入れたい物のために今自分が最優先すべきことを最優先にして生活し、最優先する事でより自分自身に厳しい取り組みへと変える事ができる。2人がトレーニングを開始してから測定までの日々で最優先にしたものは違うモノだったと思います。
技術も肉体もやれば変わるものではなく、己の優先順位の1番にしてでも手に入れたいと思い取り組んでこそ結果へと姿を変えます。それには周りに人がいない時の最優先を何にしするかで決まります。
君の努力や人間性は新しい道を君に与えてくれました。その道をくれた人達全ての期待に応える結果を3年後出す為に君がするべき事は、誰よりも、何よりも、その結果を出す為に必要な事を最優先にした考え方で生きること以外にありません。
ピッチの中で信頼される人間になる為に全てを注いで生きなさい。
その優先順位を意識した努力の時間だけが、選手として真剣勝負の世界で生き抜く為の精神的強さを得る方法ですよ。
君がピッチの中と外で同時に見せる人間性は必ず君をその環境に導いてくれた人達の期待に応えるものになるはずです✨
君らしさに『強さ』を纏った新たな良さを手にできたなら、周りは必ず君を信頼し、それにより君は必ず結果をだせる選手へと成長します。
だからこそ優先順位を誤る事のない高校生活にしてください。
最後にこの言葉を送ります!
『だって…仕方ない…という言葉を決して使ってはならない』
欲しい未来があるならば決して使わない言葉の一つに入れといてください。仕方ないは理由にならない世界に足を踏み入れましたよ。
耐えて努力し続けることを忘れるなよ!
長い間、コーチについて来てくれて本当にありがとう!またいつでも帰ってくるんだぞ!またな。
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