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その17 秋の気配。 アカトンボ、黄金色の田んぼ、ヒガンバナ。そして案山子の盆踊り!

2013-10-02 | フィールドノート(多摩丘陵)
ムラサキツバメの騒動で、ブログにアップするのを後回しにしたが、9月28日は、久しぶりに多摩丘陵を訪れた。そろそろ秋の気配が感じられるはずだ。
最初の谷戸で、いきなりオオタカが現れた。今日はコンパクトカメラしかないので、とりあえずパチリ!


オオタカ。結構低い位置を旋回sてくれた 2013-09-28 多摩丘陵

まずは、久しぶりの訪問者に、挨拶と言うところか…。
僕の頭の中の秋の気配は、赤トンボ、野菊、木の実と言ったところだった。
予想通り、赤トンボが沢山いる。最も多いのはマユタテアカネ、その次が、ヒメアカネかアキアカネ、そしてナツアカネ。同行した、里山初心者の友人に、見分けるポイントなどを説明すると、「赤トンボってそんなに沢山いるんですか」と感心してくれた。

  マユタテアカネの連結(左)とヒメアカネ♂ 2013-09-28 多摩丘陵

その他には、シオカラトンボとオニヤンマが目立つ。オニヤンマが、ゆっくり水路上を移動してくると、手の届きそうなところを通過して行く。しかし、如何にゆっくりでもそこはトンボ、コンパクトカメラでは、なかなか写し込めない。友人は、かなり悔しそうだった。
谷戸の奥まで進み、今度は雑木林の中を、尾根に向かった。
いきなり、無重力的な動きで、フーッと眼の前を横切ったのは、オオアオイトトンボ。う…。アオイトトンボかな。見分けるには、体側の模様と、腹端の白い部分なのだが、どちらがどちらだったか混乱してしまった。その時は、結局アオイトトンボと言ってしまったと思うのだが、後で確認したら、オオアオイトトンボだった。友人には、メールしておこう。
よく見ると、林の中に。まだ何頭もいる。

 
オオアオイトトンボ 2013-09-28 多摩丘陵       アオイトトンボ 2008-09-08 栃木

尾根超えて、隣りの谷戸につくと、黄金色の水田の脇で、やや盛りを過ぎたヒガンバナが色を添えていた。やはり、公園にあるヒガンバナとは違う。青い空と、緑の林と、黄色い田んぼ。そして赤いヒガンバナ。これが秋の兆しかな。
谷戸の斜面には、ノハラアザミにヒョウモンチョウがたくさん来ていた。よく見ると、ミドリヒョウモン、メスグロヒョウモン、オオウラギンスジヒョウモン、ツマグロヒョウモンの4種類が確認できた。

 
谷戸の景観にヒガンバナが映える 2013-09-28 多摩丘陵    メスグロヒョウモン 2013-09-28

秋を感じさせてくれるものがもう一つあった。谷戸の入口へ来ると、そこに奇妙な案山子が…。回り込んでみると、案山子の盆踊りだった。


案山子の盆踊り 2013-09-28 多摩丘陵



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