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その4 多摩丘陵のゼフィルス

2013-05-21 | フィールドノート(多摩丘陵)
19日のブログの中で、ゼフィルスというチョウの仲間を紹介した。
チョウの大きさは、500円玉くらいで、日本には、現在23種類がいる。そして、僕が、これまでに多摩丘陵で確認で見つけることが出来たのは6種類。ゼフィルスは、みな樹林性で、幼虫は、すべて樹木の芽や葉を食べて育つ。多摩丘陵で見られる6種類は、ミドリシジミがハンノキ、ウラゴマダラシジミがイボタノキを利用し、他の4種は、すべてクヌギ、コナラ利用している。
ゼフィルスは、樹木を利用することから、山地に多いが、ここにあげた6種は、平地性ゼフィルスと言われ、平地や、丘陵地の樹林でも見ることができる。

僕の経験では、クヌギ、コナラを利用する種の中で、最も普通に見られるのが、ミズイロオナガシジミ、次がアカシジミ、そしてウラナミアカシジミの順になる。そしてオオミドリシジミが最も希少な種ということになる。ミドリシジミとウラゴマダラシジミは食樹が特殊なため、生息が限られる。

ミズイロオナガシジミ


アカシジミ


ウラナイアカシジミ


オオミドリシジミ


ミドリシジミ


ウラゴマダラシジミ 



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