エピデンドラムの咲く家 ~フロリーカルチャー仁淀~        Habitat of Epidendrum

高知県の洋蘭生産者、フロリーカルチャー仁淀のブログです。
主にエピデンドラムを生産・出荷しています。

お知らせ

※当ブログの内容・性質について) 洋蘭の生産現場の様子や開花状況など、不定期に更新します。 コメント欄記入にはなるべく対応しますが、専門的あるいは込み入った質問はお答えしかねる場合があります。

仕事納め(仮)

2019年12月26日 21時04分10秒 | 日記
年内の花の出荷が今日終わりました。
今日、運送会社さんに渡したものは明日明後日くらいに東京の市場に着いて売買されます。
そんなわけで、販売に関しては年内終了しました。
一応、年明けから春にかけての花の仕立てをしなきゃいけないので、仕事自体は続くんですけど。
ともあれ、区切りはついたということで、今年1年の総括というか振り返りなどしてみようかと。

今年も全国各地で災害に見舞われた年でしたが、ウチはこれといった被害はなく、台風銀座と呼ばれることもある高知県の割に、ラッキーだったのかなと思っています(高知県全体で見れば、いくつもあるんですよ、被害の出たとこは)。
しかしながら、比較的平穏だったかと思いきや、微妙に気候がズレてきてるのか、全体的に暖かかったようで、寒さで花芽をつけるのが上手くいかなくて、品種によってはなかなか花が咲かないというジレンマも。
夏は猛暑は猛暑でも、昨年よりは暑くなかった印象なんですけどね。

肝心の景況感はというと、正直ダメでした。
ここ数年、ちっとも景気上昇の実感がない上に、業界的に年末商戦が一番の商いなんですが、値段が上がる気配がないというか。
商戦期というのはある程度活気が出て値段の上昇が見込めるはずなんですが、値動きを見てもそういう理由で上下してるような感じがなく、ダラダラと横ばいで、先週上がったからここからかと思えば今週はダダ滑りみたいなところもあって・・・
カネ回りがよくないというか、根本的に景気悪いですね。
極端なことを言ってしまえば、花というのは生活においては余分ですからね。
そういう余分にお金を出して、生活の質を充実させる余裕が失われているのかもしれません。
消費税の増税もそうですが、花業界のこれまでの取り組みも、本当の意味でお金が回るようなものではなかったのだと思っています。

まあそんなわけで、先々の展望もあまり明るくないんですが、ぼちぼちとやれることをやってマイペースでがんばっていこうと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エピデンドラム切り花

2019年12月03日 16時53分45秒 | 日記
ウチは鉢花の生産者ですが、いろいろと薦められたこともあって、切り花も出荷しています。

花を切るのはまあいいんですが、箱詰めは苦手なんですよね・・・
どうしても箱の中でぶつかったりこすれたりが気になるんですが、それを全て解決するのもそれはそれで無理と言うしか。
ともあれ、エピデンドラムの切り花を見かけたら、よろしくお願いします。
(市場の方からは、海外からの引きがあるからという話は聞いてんですけど、実際いったん手を離れるとどこに売られていったのか、まったく分からないんですよねえ・・・)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする