エピデンドラムの咲く家 ~フロリーカルチャー仁淀~        Habitat of Epidendrum

高知県の洋蘭生産者、フロリーカルチャー仁淀のブログです。
主にエピデンドラムを生産・出荷しています。

お知らせ

※当ブログの内容・性質について) 洋蘭の生産現場の様子や開花状況など、不定期に更新します。 コメント欄記入にはなるべく対応しますが、専門的あるいは込み入った質問はお答えしかねる場合があります。

八重咲き紫陽花・レインボー

2015年04月25日 22時03分38秒 | 紫陽花
紫陽花の写真を載せたかったので、カテゴリーを追加しました。
期間限定(4~6月)でしか使わず、かつ、このあともあまり使う見込みはないのですが。

八重咲き紫陽花・レインボー 


洋蘭は通年サイクルで生産しているのですが、咲く時期売れる時期というのがあって、咲いてない時は売れないわけで。
そういうスキマの期間に何か売っていけないか、という答えが紫陽花だったりします。
もっとも、紫陽花だって生産サイクルは通年で、洋蘭だって咲いていないからってそうそうヒマというわけでもないのですが。

ともあれ、みなさんがおそらく見慣れた紫陽花ではなく、ちょっと変わり種の部類の八重咲き紫陽花をご紹介ということで。



花芯は緑がかって、花色は全体に白ベース、土壌(金属化合物の含有で左右されるようです)によって、色はピンク(赤)か青に振れます。
青を出すのが難しくて、おおむね薄ピンクになるんですけど・・・

で、ここから宣伝になるのですが(笑)
今日、このレインボーを愛知と大阪(は小さめの鉢で)の卸市場に出荷しました。
週明けの市で売りに出るので、興味のある花屋さんはチェックしてみてください。
最近は母の日のアイテムに紫陽花がチョイスされることもあるそうですので、そういった選択肢としておひとついかが?
小売りの花屋じゃなくって、一般客だけど興味があるという方は、最寄りの花屋さんに聞いてみてください。
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エピデンドラム栽培経過4/20

2015年04月23日 21時16分20秒 | エピデンドラム
洋蘭の方は花がない時期です。
いや、あるにはあるのですが、ウチの品種はもう手仕舞いなので「ない」という状態です。
しかし、次の花を咲かせる準備は着々と?進んでいたりします。

今日はそんな現時点でのエピデンドラムの状況を少し(花がないので見た目つまんないです)。

■出荷仕立て(寄せ植え)株


上から見ると・・・


現在のエピデンドラム株は、3号ポリポット(体感で言うと、350mlコーラ缶てとこでしょうか)で丈は5~15cmといったところです。
↓こんな感じ


これらを陶器鉢に複数植え込んで1枚目の写真のようになります。
その後、なんやかんやで半年から10か月ほど経つと以前の記事のようになります(上手くいけば)。
このように寄せ植えをしているのは、昨年植え付けをした株で、秋口に仕込んだのが今これくらいです。

こちらはちょっと遅めの株(3号)


完全に時期遅れの2号サイズ


今遅めの3号株は、年末商戦じゃなくて春の新卒入向けになるので、遅くてもまあいいかな、というところ。
2号株は、苗屋さんの都合もあり、納入時期未定だったのが影響して、3月に植え付けした分です。
こちらも、遅出の部類なので、まあいいかな・・・

あんまりよくないんですけどねー
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花大学

2015年04月21日 20時55分42秒 | 日記
主にこの前の土日月3日間のことなんですけど、ウチの社長が個人主催で「花大学」というイベントを催しました。
東京から講師を招いて、高知県内の園芸(花き・野菜等)生産者向けの話をしてもらう、といったものだったんです。

当園としては、まったく人手が足りない状況であり、社長が個人でやるならということで、ワタシはノータッチ。
普段通りの作業をしておりましたが・・・
せっかくだから、話を聴きに来いというお達しで。

内容的には、うすうすそうじゃないかなー、と感じてることが多く、それにデータの裏付けがついたことで、「あ、そういうことなんだな」と納得・再確認の場になった、というところでしょうか。

アベノミクスだのTPPだのと言っても、なかなか厳しいご時世ですので、いろいろと外部の知見も取り入れていかねば、という点ではよかったかなと思います。
生産技術知識の類は、インターネットのおかげで、調べようと思えば結構調べやすい時代になりました。
とはいえ、インターネットを使うにしても、なにかとっかかりになるものが必要で、そういった新しいことを模索する上で、専門知識を持った人の知識を分けてもらうということが必要ですね。

なお、講師は、東京の花市場で取締役にあたる役職で(どういう位置にいるのかまでは聞いてませんでした)、趣味の園芸の講師もされてるそうです。
趣味の園芸、まったく見るヒマないですねえ(苦笑)
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