11月もまもなく終わり、12月の影が見えてきたといったところでしょうか。
今年も残すところ1ヶ月、園芸植物を扱う身としては、ここで売って売って売りまくって・・・といきたいところですが。
なーんか、あんまり景気よくないなーという感じなんですよね。
こないだ、関東で雪ふったことも影響してるんでしょうけど・・・
さて、今日の本題ですが。
ウチで扱ってるエピデンドラムは基本、オリジナル品種(自家交配というか、実作業は種苗会社がやってるんですが、交配パターンを考案してるのはウチということで)です。
これまでにも各品種ごとに、これはこういう花で、こういう生育サイクルで、ということを書いてきました。
その中で、開花時期のターゲットが年末と春先に分かれるということを書いてきたと思います。
今回は、開花が春になる品種について。
写真のピンクの花と白花は、夏場の山上げによる花芽分化が効きにくい品種で、山上げしないこともあった品種です(山上げしても開花は早くて年明け)。
今年はちょっと思い立って、通常の山上げ品種と同じ期間山上げしてみました。
すると、さすがに他の品種よりは遅いものの、年内に開花、出荷できそうな感じになりました。
今まで効果がなかったものが、なぜ効果があったかは分からないんですけど(苦笑)
もう少し開花の進みを待てばいい感じになると思います。
ともあれ、(期待どおり?に)咲いたのはよかったです。
数量はあんまりないんですが、例年この時期にはないものをお届けの予定です。
ということで、現況の写真を参考までに載せておきます。
白花の方がやや遅めなので、もう1週間くらい待っての年末商戦が白熱してくるころに投入ということになるかと思います。
ホントに数は少ないので、見かけて「欲しいな」と思ったら即取っておかないと、年内は手に入らないと思います。