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横山晃先生の 舵誌に載った シーメイドの記事

2022年09月13日 | Weblog
日本における ヨットの設計 第一人者 横山晃先生の記事です 

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この本も スパローが載った舵誌と同じく 捨ててしまいました・・・・・

でも パソコンをサルベージしていたら??
この記事を見つけ出しました

又 パソコンが変わったりしたら 今度こそ 消滅しそうなので
載せさせて頂きました

他にも 舵誌の記事 あったと思うのですが
本も データーも ありません・・・・



でも この手紙は どこかにあると思います





小さくて読めないと思いますが 文意は
当時 アメリカに住んでいた姉に 僕が引っ越す前の住所から送った手紙で

姉が 僕を生まれて初めて乗せてくれた 会社のヨット

シーホース の設計者である 横山晃先生に・・・・・

こんな ディンギーが欲しい
船は 丸型の 美しい船型
木材の長さが 普通 4m
この 木材で スカーフ接手(板厚の10倍斜めに削った板同士を接着する)
は面倒だから 4mの板で作れる4mの長さの船 の 工法!

で お願いして しばらくして
シアー材と キール材は どうしても スカーフしなくてはダメですが・・・・

僕は 偉そうに 3本くらいは スカーフするから大丈夫♬ と答えました






この シーホース 第二次世界大戦で中止になった
東京オリンピックの ナショナルクラスの艇種としてコンペに応募した船
これを 発展させたものだと 記憶しています
丸型の ダブルプランキングで木目の美しい船です




設計も 進み セールプラン オフセット表が出来

図面の右下には 艇種名 ラーク と先生が命名し 書いてあった

だが 僕は イヤだ と言った

タバコみたいでヤダ

と 駄々っ子のごとく

戦前 ラークという 名艇があったんですよ



とにかく 僕が 考えて お知らせします

と 言うだけ言って・・・・・?
設計料 結構高いんです・・・・
せめて 艇種名くらいは・・・・

という気持ちで 帰りの車? バイク?の上で考えた

横山先生と言えば シーホース
横山先生と言えば 堀江謙一さんの マーメイド

二つくっつけて シーメイド
マークは 海の女神さまが 地球上の海を 東西南北 見守ってくれているイメージで

セールマークも提案し 横山先生に手紙を出した・・・・



さすがに 面と向かって言う 度胸は 無かった・・・・


すると すぐに電話があり

良い名前だ
マークも良い

あれは 石黒さんの船の名前か?
いえ クラス名です

次に 珍しく もごもごと ライセンス料・・・

いえいえ とんでもない 使っていただけるだけで 光栄です

だからかな~~ 設計料 安くしてくれました♬
 



そうか 僕が ヨットに生まれて初めてヨットに乗って わずか 8年後?

横浜に事務所があるんだ・・・
と 舵誌の広告で知り

ひょっこり 行き出したのがきっかけで

ふたつや文具の 仕事で 近所に行くと フラッと 顔を出してはお邪魔していました

間違えなく どんなに忙しいときでも
どんなに 大事な方からの電話中でも
どなたか 他にお客さんがいらしたときでも

やあ いらっしゃい ちょっと待っていてください

と 言ってくださった





こんなに 鉛筆を削って

これは 雑談の時に メモに書く時用

設計の時は 鉛筆の芯が2~3cm は出ているもので描いていたな~



晩年には 僕も大人になっていて うかがう前には電話をするようになった
すると息子の一郎さんが 今日は 事務所に来ていないので 伝えておきますね

その日時にうかがうと まだ来ていないんだよね
ちょっと待っていて 親父も 今日 石黒さんが来る と 昨日から楽しみに待っていたんだ

と言ってくださり その間にも 息子さんらしく

今度 こんな船 設計しているの

と 楽しそうに お話をしてくださった

先生と 話したこと 書いたメモ ちびた鉛筆など
宝物が一杯です


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