毎週 江ノ島でセーリングを愉しみ 人生を愉しむ♪

ヨットを自作し帆走♪
中古ヨットを買って直しながら帆走♪
多岐にわたる知識が必要ですがマダマダ

砕氷船 しらせ 見学♪

2012年09月03日 | Weblog
2012 菊咲月 3日

1日土曜日は変な天気で
大桟橋に しらせの見学に行こう

と思ったら 物凄い雨で
国道16号線の下り方向は
物凄い渋滞

こりゃ 行くの大変だな~

と思っていると
息子があっちの方に行くから
乗せていってあげる♪

ラッキ~

家を出て 2kmも走ると雨は止み
3kmほど走った路面はDRY

あれ? 降っていたの都岡だけ??


それでも、大桟橋まで送ってくれてラクチン


昨夜見たところに停泊していた

このところ 客船の大きさは ゆきだるまの如く

年を追うごとに大きくなり

遂に 横浜ベイブリッジをくぐれず
手前の大黒ふ頭に停泊する客船まで現れた

ベイブリッジ建設当時
世界最大級の
クイーンエリザベスⅡ が余裕で入港できる 高さを誇っていたのに


世界の豪華な港を回ってきた客船が
コンテナ埠頭では寂しすぎ・・・・

 サンフランシスのコゲールデンゲートブリッジ金門橋
は くぐれるのでしょうか?

と云うように・・・・・
客船は年々大きくなり
1万トン

なんて船が 小型の部類に入るようになってしまい

この しらせ は 12000トン

充分デカイのだが
大型客船を見慣れると

こんなに小さな船で南極行くの~?

と、思ってしまいます



と云うわけで 飛行機のような渡り廊下ではなく
タラップです

見学順路に従って歩いていくと
上の デッキに先ず通されます

そこには見慣れた・・・・・・
海上保安庁の船にも積載されている



オット 見慣れていない
海上保安庁の船には乗っていない!!

ジェットスキー
ではなく
スノーモービルでした


その横に



やっぱり 
月の石
と違い 大きさが違う

月も 南極も行くのがとても大変なのに
やはり 宇宙船より
海上自衛隊 砕氷船の方が
沢山 荷物が詰めますね



海上自衛隊の自衛隊艦旗

やっぱり本物は違いますね

この旗は全艦員集合の元 毎朝 8時掲揚
同様に 日没 降納

ですから 隊員は日没時間を毎日気にしているそうです



ヘリコプターが三機入る格納庫


二万年~5万年前の氷が



触っていると
数万年前に閉じ込められた空気が
手の平の下で

プチプチ

と、音を立ててはじけます



しらせ に乗って
一路南極♪



機関長の吉田さんと



横浜の大桟橋でも時折激しい雨が降っていましたが
南極は良い天気♪

この機関長さんのお話が面白く
一時間ほどの説明を一番前で聞き入ってしまいました

ヨットでは ローリングフォーティー
低気圧の墓場

と、言いますが

砕氷船はもっと南に行きますので
南緯 40度 吼える 40
南緯 50度 狂う  50
南緯 60度 叫ぶ  60

と、呼ぶんだそうだ



最初の方で 日没時に
自衛隊旗降納・・・・・

と書きましたが
南極圏では太陽が沈まない・・・・

だから 出しっぱなし
だから 旗の端が切れてなくなってしまうので

横方向の 1/6 旗竿よりに 丸が描かれている


太陽は 南半球ですから右から左に回って沈まずに再び昇っていく



操舵室で 艦長さん発見

表に出てパチリ♪



操舵室から
南極大陸を見ると・・・・・

あれ~ 大桟橋に戻ってる!!??







三時間を1分に時間を早回ししているそうそうです

ラミング航行

氷に閉ざされ前に進めなくなると
300m ほど下がり
勢いをつけて氷の上に舳先を乗せ
船の重さで氷をバリバリ

と、割るんだそうだ

でも、氷が厚すぎると
ドッカ~ン と、乗り上げ

氷が割れることなく
ツルン

と、氷をすべり降りる事もあるそうで

先の 吉田機関長さんによると

昨年は氷が厚く
何度も 下がっては氷に乗り上げ割り やっとの思いで 300m進み

一晩で氷ごと 300m 沖合いに戻されたそうです

それで 昨年は 昭和基地 20km 手前で
着岸宣言
南極に留まれる時間は限られ
艦の燃料も限られ
物資を運ぶ事を考え タイムリミットが決まるそうです

そのときの氷の厚さは
6.5m その上に 雪が 2m
だったそうです

そこから 荷物を降ろし基地まで運んだそうです

例年は 1,5km 手前までを目指し
そこまで行くと パイプラインを敷き

燃料の補給をするそうです

が 20km もあるとそれもできず

それでも 氷がある時は良いそうで
いつの年だかは
氷が無く
南極大陸に着岸
その後 荷物を ソリで 運べなかった

氷がなくても 大変なんですね




そんな大変な仕事をしている人の空腹を満たし
重要な会議も行われる



わ~ しらせも港によるとこんなプレートもらえるんですね~

この辺は 客船 にっぽん丸と同じなんですね



キャビン 船室

意外と広い
物凄く 綺麗
さすが 自衛艦



普通は 二人部屋なのですが
何かの事情で
昭和基地で越冬する事を断念した時には
今年の越冬隊員はそのまま帰国
昨年から一年頑張った隊員は・・・

乗るところが無くなってしまうので
二段ベッドの下にもうひとつベットがあります

そして ロッカーの上においてある
ライフジャケットが

ソファーの上に出してありました



雪の上で目立つ用にでしょうか?
グレーでした


船は 普通のライフジャケットのような オレンジ色なのに・・・・・



後ろは

船尾版 が無く ダブルエンダーのような
丸っこい形



操舵室以外に四角い窓は無し
かなり上の部屋でも 丸い窓
しかも 内側から鉄の蓋ががっちりと閉められていました

船の舳先は ラミング航行 をやるために
さぞ 尖がっていそう なものが
以外にも
丸い

普通の船とは大違い氷にぶつかった時の衝撃が
ステムヘッドからキールに直に伝わらないようにでしょうか?

今度 見学に行ったら聞く事沢山できちゃったな~




そんな 厳しい環境から一歩出て
お客さん気分で
制服を着させてもらい・・・・

襟を閉められない・・・・・
のりこちゃんが止めてくれている時に
自衛艦の人が

良いの撮れた♪

と、写してくださいました



う~ん

じじばば 侵入隊員の出来上がり



やっぱり キリット かっこよく見えますね~










コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いよいよ 九月です | トップ | ムッシュかまやつさんの 思い出 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事