5月「モルヒネ」を読んだあと、7月に入った段階で、6月に読んだ本の紹介です・・・・って、やってるはずだったんですけど・・・。
怪しいヤツを読みはじめたのですが、コレが癖が強くて、ほんと手強かったです。
6月に入って読み始めたのが・・・・
今年17冊目、夢野久作「ドグラ・マグラ」
どうです?
私が好んで買いそうな表紙でしょ?(笑)
怪しげな感じがして、購入したのに読み始めたら、ナント下巻で。(^^;
慌てて、上巻を探して読み始めたのですが、これがホント難解で・・・・。
この人が主人公か?と思ってたら、こっちの人が出てくる、あっちの人も出てくる。
現代文で書かれるところもあれば、古文、漢文、医学の話も出てくるし・・・・まさしくカオス・・・・(^^;
ホント、なかなか進まなくて、結局読み終わるのに40日かかりました。
最後の方にやっと面白くなってきましたが、結局最後までよくわからない。
最後は読者による想像・・・・ですかね。
調べたら、これ、1988年、映画になってました。
どんな映画になったんでしょう、この本の世界観・・・・表現出来たのかな・・・結構気になります。(^^;
続いて18冊目、鏑木蓮「白砂」
ドグラでヘトヘトになっていたので、軽く読めるような小説をと思い購入。
刑事が、殺人事件の真相に迫るってやつです。
殺された女性、犯人にも同情してしまいます。
宮崎県高千穂の土呂久公害に絡む内容も含まれていて、興味深く読みました。
文字も大きくて、一気に3日位で読んでしまいました。(^^;
19冊目は、原尞「そして夜は甦る」
面白い?いや、大好きな作品ですねぇ。
本人もチャンドラーが好きと言われるように、随所にチャンドラーの作風に似たところが出て来ます。
1988年の作品なので、作中に出てくるブルーバードは、810ブルか910ブルか。
何となく910であって欲しいような気がする。(^^;
作品の中に出てくる狙撃事件なんかは、昨今の事件と相まって、ちょっと考えさせられるところもあったり。
順に読んでいこうと決めたので(笑)、「愚か者死すべし」と「それまでの明日」が手元にストックしてありますが、「私が殺した少女」を見付け読み終えるまでお預けです。(^^;
20冊目は、佐木隆三「身分帳」
人生の大半を塀の中で暮らした主人公が刑期を終え出所し、身元引受人の弁護士を頼り、まともな?生活を取り戻そうと一生懸命?努力?するドキュメンタリー。
全てにクエスチョンマークがつくのは、すぐにキレたり、相手のことを思いやれないところ。
本当に、真っ直ぐで、不器用な人で、ひょっとするとアスペルガー症候群だったのかもしれませんが、今となってはわかりません。
佐木さんも、あまりに不器用な人生を送っている主人公に同情とかそういうのではなく、本当に応援したかったんでしょう。
この本も映画の原作になってますね。
という事で、6月7月で4冊・・・・というところでした。
さて、8月は忙しいので、何冊読めるか・・・。
怪しいヤツを読みはじめたのですが、コレが癖が強くて、ほんと手強かったです。
6月に入って読み始めたのが・・・・
今年17冊目、夢野久作「ドグラ・マグラ」
どうです?
私が好んで買いそうな表紙でしょ?(笑)
怪しげな感じがして、購入したのに読み始めたら、ナント下巻で。(^^;
慌てて、上巻を探して読み始めたのですが、これがホント難解で・・・・。
この人が主人公か?と思ってたら、こっちの人が出てくる、あっちの人も出てくる。
現代文で書かれるところもあれば、古文、漢文、医学の話も出てくるし・・・・まさしくカオス・・・・(^^;
ホント、なかなか進まなくて、結局読み終わるのに40日かかりました。
最後の方にやっと面白くなってきましたが、結局最後までよくわからない。
最後は読者による想像・・・・ですかね。
調べたら、これ、1988年、映画になってました。
どんな映画になったんでしょう、この本の世界観・・・・表現出来たのかな・・・結構気になります。(^^;
続いて18冊目、鏑木蓮「白砂」
ドグラでヘトヘトになっていたので、軽く読めるような小説をと思い購入。
刑事が、殺人事件の真相に迫るってやつです。
殺された女性、犯人にも同情してしまいます。
宮崎県高千穂の土呂久公害に絡む内容も含まれていて、興味深く読みました。
文字も大きくて、一気に3日位で読んでしまいました。(^^;
19冊目は、原尞「そして夜は甦る」
面白い?いや、大好きな作品ですねぇ。
本人もチャンドラーが好きと言われるように、随所にチャンドラーの作風に似たところが出て来ます。
1988年の作品なので、作中に出てくるブルーバードは、810ブルか910ブルか。
何となく910であって欲しいような気がする。(^^;
作品の中に出てくる狙撃事件なんかは、昨今の事件と相まって、ちょっと考えさせられるところもあったり。
順に読んでいこうと決めたので(笑)、「愚か者死すべし」と「それまでの明日」が手元にストックしてありますが、「私が殺した少女」を見付け読み終えるまでお預けです。(^^;
20冊目は、佐木隆三「身分帳」
人生の大半を塀の中で暮らした主人公が刑期を終え出所し、身元引受人の弁護士を頼り、まともな?生活を取り戻そうと一生懸命?努力?するドキュメンタリー。
全てにクエスチョンマークがつくのは、すぐにキレたり、相手のことを思いやれないところ。
本当に、真っ直ぐで、不器用な人で、ひょっとするとアスペルガー症候群だったのかもしれませんが、今となってはわかりません。
佐木さんも、あまりに不器用な人生を送っている主人公に同情とかそういうのではなく、本当に応援したかったんでしょう。
この本も映画の原作になってますね。
という事で、6月7月で4冊・・・・というところでした。
さて、8月は忙しいので、何冊読めるか・・・。