ファチマの聖母の会・プロライフ

お母さんのお腹の中の赤ちゃんの命が守られるために!天主の創られた生命の美しさ・大切さを忘れないために!

国がなくなる。少子化で国防すら意味をなさなくなる亡国日本

2019年03月14日 | プロライフ
国がなくなる。少子化で国防すら意味をなさなくなる亡国日本からの引用

● 日本の「少子化」の問題。事は深刻である。

● 長野県第2の都市松本市、その中心の松本駅の町内には、50歳以下の人は一人(小学校1年生の女の子)しかいない。

● 長野第2の都市松本の中心にかかわらず、他の地方はもっと大変だ。本当にものすごい勢いで、人口が減っている。

● 平成30年の日本の出生数は明治32(1899)年の統計開始以来、92万1,000人で過去最少を更新した。出生数が100万人を割るのは3年連続で、少子化に拍車がかかっている。

● 1899年以来最小!ここ119年間で、生まれた子供の数がもっとも少なかった。

● ここ1年で、日本の人口は44万8,000人減った。
香川県の県庁がある高松市の人口は、約42万人。
富山県の県庁所在地・富山市は、約41万7,000人。
長崎県の県庁所在地・長崎市は、約41万6,000人。
岐阜県の県庁所在地・岐阜市は、約40万2,500人。

● 日本の人口は、過去1年間で、「県庁所在地である地方の中核都市が一つ消滅する」ほど減っている。

● 日本の人口減少という国家にとって真の危機が間近にある。将来の納税者が減少すれば、近代国家は衰退するしかない。

● 子どもがいなければ、安全保障の議論など何の意味もない。国家の未来は子どもの中にしかない。子供を守るために安全保障が必要。どんなに高度な防衛システムを完成させても、どんな意味があるだろうか?




国がなくなる。少子化で国防すら意味をなさなくなる亡国日本からの引用

● 日本の人口は1年で〇〇万人減った…

「日本最大の問題はなんですか?」と聞かれれば、私は「中国問題です」と答えます。なんといっても隣の大国は、「日本には尖閣だけでなく、沖縄の領有権もない!!!」と宣言している。

● 反日統一共同戦線を呼びかける中国

これは、どう考えても「大問題」でしょう??? 新聞を注意ぶかく読んでいると、「中国が日本の領海に侵入した」というニュースがしょっちゅうでています。あまりにも頻繁で、テレビで毎回ニュースにならないほどなのです。ですから、中国は「本気だ」ということを一瞬たりとも忘れてはいけません。

「次の大問題をあげやがれ」といわれたら、「少子化」をあげるでしょう。これ、「あまり問題じゃない」という人もいるんですね。実をいうと、私自身もそれほど気にしていませんでした。ところが、新刊『日本の生き筋ーー家族大切主義が日本を救う』にも書きましたが、2年前のあるできごとで、「事の深刻さ」を実感したのです。

私の実家は、長野県第2の都市松本市にあります。松本駅から徒歩圏にある。2016年の夏、私はあるきっかけで、「町内に50歳以下の人が一人しかいない」(!)ことを知りました。それは、女の子で小学校1年生である。つまり8歳から49歳までの人は、町内に1人も住んでいない。そして、子供の頃あったお店はほとんどつぶれ、町内が「スカスカ」になっている。

私は思いました。「長野第2の都市松本の中心がこんな状態なら、他の地方はもっと大変なのではないか?」調べてみると、本当にものすごい勢いで、人口が減っている。最新の数字を見てみましょう。産経新聞12月21日から引用します。

厚生労働省は21日、平成30年の人口動態統計の年間推計を発表した。出生数は明治32(1899)年の統計開始以来、最少だった前年の94万6,065人(確定数)を下回り、92万1,000人で過去最少を更新した。出生数が100万人を割るのは3年連続で、少子化に拍車がかかっている。

なんと1899年以来最小!つまり、ここ119年間で、生まれた子供の数がもっとも少なかった。

死亡者数は前年の134万397人を上回り、136万9,000人で、戦後最大だった。死亡数から出生数を差し引いた人口の自然減は44万8,000人で、平成19年から12年連続の人口減。昨年の自然減は39万4,432人で、40万人を超えるのは初めてとなり、人口減少も浮き彫りになっている。
(同上)

ここ1年で、人口は44万8,000人減った。これって、どのくらいのインパクトなのでしょうか?たとえば香川県の県庁がある高松市の人口は、約42万人。富山県の県庁所在地・富山市は、約41万7,000人。長崎県の県庁所在地・長崎市は、約41万6,000人。岐阜県の県庁所在地・岐阜市は、約40万2,500人。

日本の人口は、過去1年間で、「県庁所在地である地方の中核都市が一つ消滅する」ほど減っているのですしかも、恐ろしいことに、人口減少のスピードは加速しています。ちなみに鳥取県の人口は、約56万人です。後2~3年したら私はメルマガで、「日本の人口は、毎年一つの県が消滅するほど減っている」と書かざるを得なくなるでしょう。

少子化問題に解決策はあるのか

皆さん、日本の少子化問題、人口減少問題は、本当に切実です。少子化問題は、「真の国難」。安倍総理は、是非真剣にこの問題に取り組んでほしいと思います。

最後に世界最高の戦略家ルトワックさんが、少子化問題について何を語っているか、『日本4.0』から引用しておきます。

日本は長年、少子化問題を議論しながら、人口減少という国家にとって真の危機を間近にしても、思い切った施策を打ち出そうとしていない。そもそも将来の納税者が減少すれば、近代国家は衰退するしかないのだ。

もうひとつ、子どもがいなければ、安全保障の議論など何の意味もないということだ。人間の人生には限りがあり、未来は子どもの中にしかない。当然、国家の未来も子どもの中にしかなく、それを守るために安全保障が必要なのである。どんなに高度な防衛システムを完成させても、国内の子供が減り続けている国が戦争に勝てるだろうか?未来の繁栄が約束されるだろうか?



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。