おっこん？やぶ？そんな広島弁知らんぞ。新世代語か？呉語か？

「たわん」というのは届かないという意味で普通に使う。それは認める！しかし、少なくとも猫が
今まで生きてきてお好み焼きを「おっこん」と云う奴は一人も見たことも聞いたことも無い。
鬼の「やぶ」も同様。出題者は呉の子らしいが呉だけで通用する言葉じゃないのかという気が…

広島方言クイズ「おっこん」「たわん」ってどういう意味？

10/14(木) 20:12配信

ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。10月13日（水）の放送では、広島県を訪れているパーソナリティのこもり校長とぺえ教頭が、同県在中のリスナー6人と電話をつなぎました。そのなかから、広島の方言クイズを行った18歳のリスナーとのやり取りを紹介します。

こもり校長：今夜は広島FMから声を届けています。せっかく広島に来ているんだから、広島の生徒（リスナー）と話がしたいということで、今夜電話をつなぐのは広島の生徒限定です。 ぺえ教頭：話す内容はどんなことでも大丈夫です。全国のみんなに知ってほしい広島についてだったり、広島県民でも知らない地元のおすすめスポット、広島にまつわること、相談したいこと話したいこと聞きたいこと、何でも大丈夫です。

――「広島の方言クイズを出したい！」（呉市在住・18歳）

◆第1問 リスナー：「おっこん」とは何でしょう？
こもり校長：文字面的には“怒る”？
ぺえ教頭：何だろう？ “転んだ”とか？
リスナー：ヒントは食べ物です。
ぺえ教頭：食べ物!? じゃあ、広島だから……。
こもり校長：あっ！
ぺえ教頭：どうぞ！
こもり校長：いいの!? “お好み焼き”！
リスナー：正解です！
こもり校長：「“おっこん”食べる？」って言うの？
リスナー：はい。「今日の夜ご飯は“おっこん”よ～」みたいな。
こもり校長：へぇ～。これからは「おっこん」って言おう！

◆第2問 リスナー：「たわん」とは何でしょう？
こもり校長：お茶碗……？
ぺえ教頭：えー何だろうな。これも食べ物なの？
リスナー：いや、動作です。
こもり校長：じゃあ茶碗じゃないな（笑）。
リスナー：「たわん！」って、助けを求めます。
こもり校長：助けを求める動作!? “貸して”みたいな？
リスナー：違います。
こもり校長：ちょっとだけ、文章でちょうだい！
リスナー：「そこのもの“たわん”」。
ぺえ教頭：助けを求めるだから……あれじゃない？「高い所に届かないよ～、それたわん！ 助けて！」。
リスナー：正解です！
ぺえ教頭：ちょうど私の家の電気も切れていてさ……。
こもり校長：“たわん”状態ってこと？（笑）。
校長・教頭：（笑）。
リスナー：高い所にある物に届かなかったりしたときに、「たわん」って言います。「それ、たわんわぁ」って。
こもり校長：その言い方かわいいね。
ぺえ教頭：たしかに。東京でも使うわ（笑）。

◆第3問 リスナー：「やぶ」とは何でしょう？
こもり校長：“草むら”！
ぺえ教頭：何だろう……“インチキ”！
リスナー：違います。生き物です。
呉では、「やぶ」が暴れまわるお祭りがあります。
こもり校長：“へび”？
ぺえ教頭：“いのしし”？
リスナー：違います。
こもり校長：“犬”？
リスナー：違います。絵本とかに出てきます。
ぺえ教頭：“キジ”？
リスナー：違います。でも、物語的に近いです。
こもり校長：……“鬼”！
リスナー：正解です！
こもり校長：よっしゃー！ そのやぶが暴れるお祭りがあるの？
リスナー：はい、やぶが町中を暴れまわります。
ぺえ教頭：ちょっと怖いね～。
リスナー：家とか幼稚園とかにも来るんです。小さいときは怖かったので、お祭りには参加していないんですけど……（笑）。
こもり校長：怖いもんね。
リスナー：でも中学生になって、やぶと横笛で町をまわる子どもたちがいるんですけど、それに参加したことはあります。
こもり校長：そうなんだね。せっかく教えてもらったから、広島にいる間に「おっこん（お好み焼き）」「たわん（届かない）」「やぶ（鬼）」使っていくわ！
ぺえ教頭：「おっこん」は使えそうね。
こもり校長：教えてくれてありがとう。
リスナー：はい。ありがとうございました！