翻 身 Fanshen

いつの日か『翻身』を遂げる事を夢見て
歩き続ける想いの旅。

出産おめでとう

2005年02月06日 | 好き

先月末、高校の同級生が初出産を無事終えた。
可愛いベイビーは男の子。
出産当日の夜、安産の報告を本人から受け、翌日早速病院へ会いに行った。

まぁ・・・なんて可愛い。

もともと美男美女の夫婦だからそれは自然と言うより必然の可愛さなのだろうけれど。

それにしても・・・可愛いじゃぁないかっ!

抱っこさせてもらった赤ちゃんを友人のお腹の前にあて、

「ここに昨日の朝までは入ってたんだよねぇ・・・」

当たり前のことだ。

「ここに昨日の朝までは入ってたんだよねぇ・・・」

じゃあ、一体どこに居たって言うんですか?

「ここに昨日の朝までは入ってたんだよねぇ・・・」

それは私にはまか不思議な感じ。
実姉や義理の姉の出産直後は何度か見てきているが、同級生の出産は初めてだったのだ。
同級生といえば、顔と名前(ここが大きな違いだが)を除けば、年齢、性別、出身地も同じで、多感な青春時代を共に過ごした言わば、もう一人の自分の様な存在だ。(静岡県内兎年成人女性の歩く鬼門と言われる私にこんな事言われるのは迷惑な話かもしれないが・・・)
となると、もう一人の自分が出産という一世一代の大仕事を成し遂げたとも言える・・・。

すごいじゃぁないか!(拡大解釈)

友人の成し遂げた功績に図々しくも自分の名を連ね、中身の伴わない喜びを勝手に感じていた私。
友人の赤ちゃんを抱っこしていると、日々の疲れと心身の老いが浄化されていく。
病室には優しそうで素敵なだんな様と友人が醸し出す温かな空気がゆっくりと流れている。
その二人に包まれる可愛い赤ちゃん。

私もこの二人の赤ちゃんになりたい。

この清らかな3人家族の空気を、私の持つどんより濃度の高い重たい空気で、汚してしまうのは、大変恐縮ではありますが。
私は強くそう思った。

私もこの二人の赤ちゃんになりたい。

fanshen、あなたにはなれませんし、ならせませんから!
と言うより、この場合普通「私も早く赤ちゃんを産んでみたい・・・」でしょ?
母になった友人を見て、自分も母になりたい、と思わないでどうする!
あなたには「母性」はないの?

友人の出産をきっかけに「母性の有無」というキーワードに躓きつづけるfanshenであった。
何はともあれ、出産おめでとう!