益田森林・林業普及情報

島根県西部農林振興センター 益田事務所

バンドリングマシン

2009年11月04日 | 機械と安全
 10/8(木)、高津川流域、江の川下流流域の関係者で、
 「森林バイオマス利活用に関する現地研修会」を行いました。
 
 この研修会では、森林バイオマスの低コスト収集運搬システムを
 現地で見学させていただく予定でしたが、
 台風の本土上陸のため、残念ながら取り止めになった経緯があります。

 当日、座学でお世話になった山口県の職員の方から、
「山口県では、10/25(日)に
 やまぐち森林づくりフェスタを開催します。
 今日見られなかった“バンドリングマシン”の
 展示もありますので、是非お越し下さい。」
 とお誘いを受けていました。

 家族サービスを兼ねて、
 やまぐち森林づくりフェスタに行って
 “バンドリングマシン”を激写してきましたので、
 参考にして下さい。


 これが、バンドリングマシンです。


 
 圧縮装置?とグラップルがついてます。
 残念ながら、動いているところは見られませんでした。
 

 これが、バンドル。 



 説明には、「70cm×70cmの直方体」とありますが、
 見た目は、円柱状ですね。
 圧縮することによって、
 1/4程度に減容化できるということです。


 バンドリングマシンの仕組みですが、



 こっち側に枝葉を投入すると、
 かさ張る枝葉が、上下左右のローラーによって
 向こう側に送られながら圧縮され、
 麻縄で縛られて・・・、


 
 横から見ると、
 右から左に送られて・・・、
 
 


 こっち側に出てくる。
 という仕組みのようです。

 写真でわかりにくいですが、
 縦に青く見えているのがチェンソーバーで、
 これで、適当な長さに刻むようです。

 
 他の機械(ハーベスタやフォワーダ等)の
 展示もありました。 
 
 次の写真は、ロングアームグラップル付きトラックです。
 


 グラップルでバイオマスを収集しながら移動します。


 このほか、いろいろイベントが盛りだくさんの
 やまぐち森林づくりフェスタでした。

 中でも、目を引いたのは、
 山口県の特色である竹資源を活かした展示や
 バンブーオーケストラ。
 それと、チェンソーアート競技大会in東栄2009の
 優勝者の林隆雄さん等、
 山口県在住の4人のカーバーによる
 チェンソーアート大会&オークションが良かったですね。




 投稿者 島根県西部農林振興センター益田事務所林業普及グループ 
     主任林業普及員 大場寛文

 ~清流高津川、山の緑に映える柿色の瓦屋根の町並み~ 
  なつかしの国石見(いわみ)


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