益田森林・林業普及情報

島根県西部農林振興センター 益田事務所

キャンプインストラクター

2006年08月29日 | 森林教室
 8月26日、27日キャンプインストラクター養成講習会の講師をしてきました。
 この資格は、社団法人日本キャンプ協会が認定するキャンプ指導者資格(3種類あります。)の一つです。
 主に対象とするキャンプは、日常生活を離れ少し不便さを体験し、自然に親しみ、参加者の交流を図るようなキャンプです。

 国家資格では有りません。財団法人日本自然保護協会が認定する自然観察指導員と同じようなものです。
 無くてもキャンプの指導はできますし、無資格でキャンプを指導をしても違反ではありません。

 キャンプなどの野外活動は、自然の中で自然の影響を受けながら行われ、明確なルールはなく、活動の内容や楽しみ方、自然との接し方など、活動の完結はすべて個人の判断と創意工夫に委ねられています。

 野外活動において100%の安全はありません。何かあった場合、個人責任となることが多いようです。しっかりとした知識、万全な準備、行動が必要となります。

 子供会や地区行事など集団で野外活動を主催する場合、あるいはスタッフ参加をする場合、資格を無理に取得する必要はありませんが、講習会に参加したり、参考書籍を読み、しっかりとした知識を身につけていただき、安全で楽しい野外活動にしたいものです。

 さて、今回の養成講習会は、島根県キャンプ祭、県内指導員研修の同時開催でした。インストラクター養成講習受講者6名を含め総勢が三十数名でしたが、愉快なゲストをお招きしとてもにぎやかに、そして、夜にはランプの明かりの下、情報交換が活発に行われました。

 キャンプインストラクター、野外活動に興味のある方は、社団法人日本キャンプ協会へアクセスしてみてください。

http://www.camping.or.jp/




 6名の受講者で、とても熱心に講義を聞いておられました。

      
        テント設営の講義です。

 
 コネコネ、おやつを作っています。

 
 けむい、けむい、夕食を作っています。

 
 夜のとばりにつつまれるとキャンプ場のしじまに素敵なオカリナの響き、よかったですね。
 明くる日はそば打ち、自慢するだけあっていい手付きでした。
 二日に渡る大活躍はO先生です。O先生は、島根の魚であるアゴを使った燻製も作っておられます。もちろん、夜の情報交換会ではアルコールとともにいただきました。
 本業は、松江工業高校の先生ですが、本業よりも趣味の方が得意な先生のようです。このほかにも、英文でブログを開設されたり、能美寛の研究をされたりと多彩な趣味をお持ちの先生です。


 ところで近年、環境保全の観点から大規模なキャンプファイヤーが、あまり行われない傾向にあります。木材は、燃やしても変な物質は発生しませんが、二酸化炭素放出抑制などを目的としているようです。
 キャンプファイヤーの代わりには、かがり火の下での音楽鑑賞などが行われています。
 時代の流れでしょうかね。


 
 朝の体操ですが、大きくお腹を突き出しているのが益田市在住のN藤先生です。
 後日の投稿で紹介します。お楽しみに

       
 早起きし、運動の後の食事は、とても美味しいですよ


 自然観察をしています。
 講師は、森林体験サポートセンターボランティアスタッフ
 益田市在住のO森氏です。

       
        こちらはネイチャーゲームをしているところです。

とにかく、楽しさ、てんこ盛りで楽しいキャンプでした。



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づくり

県民再生の森事業は、引き続き募集しています。

   http://blog.goo.ne.jp/f-masuda_001/e/2f7081cace2b42c6417417b2d1163391




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