益田森林・林業普及情報

島根県西部農林振興センター 益田事務所

中西小学校森林教室

2009年03月18日 | 森林教室
 2/17(火)の午後、
 中西小学校の森林教室に行ってきました(写真1)。


 写真1 森林教室の様子


 今回の森林教室は、中西小学校の子ども達が、
 2/20(金)に益田市沿岸漁業水産振興協議会が行う
 漁民による森づくり事業である
 「森で海を救おう植林事業」に参加するため、
 事前に学習会をして欲しいということで、
 益田市の農林水産課から依頼があったものです。

 当日は、中西小学校の6年生20名等に対して、
 「元気な森を育てるために」というビデオを見てもらったり、
 苗木の植え方について、説明を行いました。 

 子ども達を見て最初に思った印象は、
「6年生って結構デケぇ・・・。」ということ。

 森林教室は、学校の授業カリキュラムの関係で、
 小学校5年生を相手にすることが、割と多いのですが、
 1年の違いは結構大きいですね。
 
 いつもより余計に緊張しました。


 苗木の植え方の説明等は、
 キーワードを黒板にペタペタ貼りながら、
 話をさせてもらいました(写真2)。


 写真2 ペタペタ貼っているO普及員


 これは、KEEP協会(キープ協会)の川嶋先生が、
 林野庁の森林環境教育研修でされていた手法を
 真似してやっているのですが、
 ちゃんとした名前があるようです。 

 川嶋先生から一斉送信で送られて来た
 新年のあいさつメールに次のように書いてありました。

「昨年は「KP協会」を立ち上げました(ギャグですが…)
 KPとは「紙芝居プレゼンテーション」の略です
 パワーポイント・プレゼンテーションに対抗して
 ホワイトボードに手書きのキーワードを大きな字で書いたA4の紙を
 マグネットでペタペタ貼りながら講義をする方法です
 すでに多くの人たちが実践しているのですが
 これを「KP法」と名付けて、勝手に「KP協会」を作りました
 ほんのギャグ協会ですから、会則も会員も会費もなしです
 でも、気迫あふれるパワーあるプレゼンテーションは
 やっぱりKPです!」

 
 川嶋先生のような気迫あふれるプレゼンは、
 なかなかできないのですが、
 今後もKPを活用していきたいと思っています。
 

 さて、高津川流域林業活性化センターで作った
 木組み模型(住宅の1/20構造模型)を持って行きましたが、
 今回も、子ども達に大人気でした。

 掃除の時間中の子ども達が寄ってきてくれました。
 低学年ほど、感動するようです。

 「学校が新しく建て変わるの?」と勘違いした子ども達が、
 何人もいたのが可笑しかったです。


 投稿者 島根県西部農林振興センター益田事務所林業普及グループ 
     主任林業普及員 大場寛文

 ~清流高津川、山の緑に映える柿色の瓦屋根の町並み~ 
  なつかしの国石見(いわみ)


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