11月15日(水)時々。
川本町川本の国有林で「森林と海を結ぶ海山交流」が開催されました。
この活動は平成13年度から続けられており、今回が6回目となります。
今年度は、昨年度に引き続き、間伐作業と間伐材を使ったベンチづくりを行いました。
主催は、島根森林管理署、西部農林振興センター県央事務所、江の川下流流域林業活性化センターで、参加者は、JFしまね仁摩支所温泉津出張所の組合員、千代延林業さんで総勢約40人が集まりました。
なお、この活動は「水と緑の森づくり」事務所イベントも兼ねるとともに、平成18年度森づくり・資源活用実践事業(2次分)で「森づくり教室」が採択された江の川下流流域林業活性化センターの活動の一つです。
【開会】
主催者、参加者の各代表からのあいさつがありました。
【記念撮影】
作業開始前に記念撮影。終了後と比べてみましょう。
【間伐作業】
間伐作業手順の説明後、班に分かれて手ノコによる間伐作業を行いました。
昨年度も体験済みとあって、みなさん慣れた様子でした。
ただ、ヒノキだったこともあり、かかり木になり悪戦苦闘 されたところもあったようです。
その後、午後からのベンチ作り用に玉伐りした間伐材を運びだしました。
江の川流域林業活性化センターで「森づくり教室」のために導入した小型の林内作業車は、集材に運材に大活躍していました。
【お昼ごはん】
お昼のメニュー はいのししカレー、鮎、サバでした。まさに山→川→海。ごはんもしっかり海山交流でした。
おいしくいただきました。
【ベンチづくり】
おなかもいっぱいになったところで、午後からは午前中伐りだしてきた間伐材でベンチづくりです。
まず、皮剥ぎ器やナタなどで、樹皮をはぎます。
そして、ベンチの部材を作っていきます。半割の部材はナタを使いました。
部材をうまく組み合わせ、インパクトドライバーを使い木ねじでしっかりと固定していきます。
間伐材ベンチの完成!!
なお、このベンチはJFしまね仁摩支所温泉津出張所そばにある「森は海の恋人 」と刻まれた標識塔(写真右)の周辺に設置されます。
【閉会】
作業終了後の記念撮影。
みなさん、おつかれさまでした。
やりとげた爽快感でみんなさわやか !?
朝と比べてちょっぴり疲労感がただよっているような気も…。
なお海山交流は、木炭を海に沈める「木炭・里海運動」も来春実施予定です。
昨年度実施の様子はこちらです。
http://blog.goo.ne.jp/f-kawamoto/e/fdccdb337ba0bfa345c4c4fb2faa948b