山-木-人@育てる.川本/

西部農林振興センター 県央事務所 林業普及第一課・第二課 からの情報提供

vol.27 ”海山交流”が開催されました。

2006年11月25日 | 水と緑の森づくり税




 11月15日(水)時々

 川本町川本の国有林で「森林と海を結ぶ海山交流」が開催されました。
 この活動は平成13年度から続けられており、今回が6回目となります。
 今年度は、昨年度に引き続き、間伐作業と間伐材を使ったベンチづくりを行いました。

 主催は、島根森林管理署、西部農林振興センター県央事務所、江の川下流流域林業活性化センターで、参加者は、JFしまね仁摩支所温泉津出張所の組合員、千代延林業さんで総勢約40人が集まりました。

なお、この活動は「水と緑の森づくり」事務所イベントも兼ねるとともに、平成18年度森づくり・資源活用実践事業(2次分)で「森づくり教室」が採択された江の川下流流域林業活性化センターの活動の一つです。

【開会】

主催者、参加者の各代表からのあいさつがありました。

【記念撮影】

作業開始前に記念撮影。終了後と比べてみましょう。

【間伐作業】

 間伐作業手順の説明後、班に分かれて手ノコによる間伐作業を行いました。
 昨年度も体験済みとあって、みなさん慣れた様子でした。
 ただ、ヒノキだったこともあり、かかり木になり悪戦苦闘  されたところもあったようです。


 その後、午後からのベンチ作り用に玉伐りした間伐材を運びだしました。


 江の川流域林業活性化センターで「森づくり教室」のために導入した小型の林内作業車は、集材に運材に大活躍していました。 


【お昼ごはん】

 お昼のメニュー  はいのししカレー、鮎、サバでした。まさに山→川→海。ごはんもしっかり海山交流でした。
おいしくいただきました。 


【ベンチづくり】

 おなかもいっぱいになったところで、午後からは午前中伐りだしてきた間伐材でベンチづくりです。
 まず、皮剥ぎ器やナタなどで、樹皮をはぎます。


 そして、ベンチの部材を作っていきます。半割の部材はナタを使いました。


 部材をうまく組み合わせ、インパクトドライバーを使い木ねじでしっかりと固定していきます。

   

 間伐材ベンチの完成!! 
 なお、このベンチはJFしまね仁摩支所温泉津出張所そばにある「森は海の恋人 」と刻まれた標識塔(写真右)の周辺に設置されます。


【閉会】

 作業終了後の記念撮影。
 みなさん、おつかれさまでした。
 やりとげた爽快感でみんなさわやか !?
 朝と比べてちょっぴり疲労感がただよっているような気も…。 
 

 なお海山交流は、木炭を海に沈める「木炭・里海運動」も来春実施予定です。
 昨年度実施の様子はこちらです。
 http://blog.goo.ne.jp/f-kawamoto/e/fdccdb337ba0bfa345c4c4fb2faa948b

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