何やら怪しいタイトルになってしまいましたが・・・
「心房中隔欠損症」とは先天性の心疾患。
では、一体だれが!?という話しになりますが、何を隠そう私自身ことです
以前から分かっていたのか?と思われそうですが、この心疾患が判明したのはつい先日の話
毎年、受けている健康診断
11月に受けた健康診断の「心電図」で異常波形が見られ再検査の通知が来たのです
しかも「前壁梗塞」という心筋梗塞の疑いで
健康診断を受けた病院の循環器科を受診したのが今月12日
診察を受けた時は「この波形なら大丈夫だと思うけど、念のため心エコーしましょう」と言われ超音波検査を受けました
「全く心筋梗塞は起こしてないから安心して
」と言われホッとしたものの、エコーの時間やけに長くないか
と心配していたら・・・
「実は・・・右心室が拡大していて、その関係で肺圧もちょっと高め・・・こういう時って心臓病が隠れていることが多いんだよね」と言われビックリ
「今まで苦しくなったりしてない?」と何度聞かれても心臓に関しては違和感無し。
その後もじっくりエコーで診てくれ
「あ・・・穴が開いてるよ!心房中隔欠損だったんだ・・・それなら心室拡大、肺圧が高いのも納得出来る」
と言われビックリしたものの、自覚症状も無いので、人ごとのように先生の話を聞いた私
そもそも、心房中隔欠損症とは・・・生まれる前に閉じるはずの壁が何らかの原因で閉じずに穴が残ること。
正常な血行動態では、肺で酸素を取り込んだ血液(動脈血)は左心房から左心室へ流れ込み、そこから全身へ送り出されます。心房中隔欠損症の場合は、動脈血の一部が欠損孔を通って左心房から右心房に流れ、再び肺循環に入ってしまいます。
右心房や右心室の負担が増え、特に肺への血流が増加することで肺うっ血、肺高血圧を引き起こします。
若いうちは症状が出ないことが多く、発見されないことが多いのですが
30代から40代になると不整脈や心房細動などの合併症としてじわじわと症状が出てくるんですって・・・
確かに、私も2年前くらいから不整脈っぽい症状が出ていたりします
今更、先天性の心疾患が見つかったものの、今後はどうなるの
と素朴な疑問が浮かんできます。
「今は症状が出てなくても、いずれ体に影響が出るから、遅かれ早かれ穴を塞ぐ手術は受けた方が良い」
というのが先生の意見
昔は人工心肺を使用した外科的手術のみでしたが
20年ほど前からカテーテル手術で穴を塞げるようになったそうなので
カテーテル手術にも対応している大きな大学病院の「心臓内科」を紹介して頂きました
電車を乗り継ぎ大学病院へ
心電図、超音波検査、胸部レントゲンの検査を受けて、心臓内科の先生の診察を受けました。
「間違いなく心房中隔欠損症です。健康診断でこの疾患が見つかったなんて、その先生は名医だね」と先生。
聴診すると確かに心雑音が聞こえたみたいですが、この心臓病は聴診では判断が難しいんですって。
「出産の時も何も異常なかった!?何もなくて良かったね~」と言われホッとしました。
とっても温厚な感じの先生だったので、色々と雑談をしながら今度の相談をしました
私の心臓の穴は約1cm
重大な症状も無いので、急いで手術を受けたり、運動制限なども全く必要なし(体調と相談しながらで
)
ただ、加齢と共に短落血流も増え、心臓や肺の負担が大きくなるから、いずれは手術を受けるべきだと言われました。
時期は自己判断(自己判断が一番難しい・・・)
子供の夏休みに合わせる人も居たり、数年様子を見てから・・・という方もいるそうです。
手術を受けるとしても、可能であればカテーテル希望。
だって、カテーテルなら5日程度の入院で済み、キズも足の付け根のみなので・・・
外科的手術は入院期間も長く、人工心肺や感染症などのリスクも高い感じがするので
・・・と言っても、カテーテル手術を受けるには色々と条件があるのです(穴の位置や大きさなど)
年明けにカテーテル適応かどうかの検査を受けることになりました
サラッとブログに書いてみたものの、まだ他人事な感じですけどね・・・
去年、チサが小学校の心電図で引っ掛かり、少しだけ逆流が見られたのです。
でも、逆流量も少ないし、このまま何もしないで大丈夫と言われました。
今回の私の件で、数年後にもう一度検査して貰った方が良いのでは!?と心配になってきました
もしも、治療が必要なら早い方が良いですもんね・・・