あこがれのＢＢＱ

広島に生まれて３０歳になるまで
東京での生活にあこがれていたのだと思う。

おじいさんが野球好きだったので、子供の頃から
カープを応援しに市民球場へ通っていた。

山本浩二が打ち、衣笠幸雄が豪快な三振をする姿に
こどもながらに感動してた。
小学生の頃に、ルーツ監督－古葉監督で初優勝したときも
試合を見に行ってて、優勝決まった時には興奮してライト
スタンドからフェンスを乗り越え、グランドに降りていたぐらい。

ただ、
おじいさんが亡くなったときに明確にわかったことがある。
見に行くのは巨人戦が好きだし、王がホームランを打った
時にボールを取れるようにライトスタンドに座っていた。
アンチ巨人という巨人好きだったんだよね。

巨人。
東京。
おいらのなかでは、都会のスマートな戦士達。
野球でもビジネスでも。
テレビの中のあこがれの世界。
そこに身をおくことをいつもイメージしてた。

なかなかチャンスはなかったんだけど、
大阪に出ることになってから、ほとんど
広島では生活してない。

今、東京で暮らすことになって、９年がたった。
たぶんいつかは広島に戻ることになるだろう。
だから今は時間をおしんで東京で暮らすことを楽しんでる。

東京に住むこと。
東京の街に出かけること。
東京の地下鉄をスムーズ乗り換えこと。
東京で自転車に乗ること。
東京で自分の車を運転すること。
友達に東京を案内すること。
そして東京の友達と休みの日にＢＢＱをすること。

なんか、東京の一員になった気がするんだよね。
あ、決して広島魂をわすれちゃいませんぜ。
お好み焼きは鉄板で食べるし・・・

それで、
今回ＢＢＱに誘われたときにはちょっとした興奮を
覚えていた。
だって、東京で暮らしていて、さらに自然に回帰する
というのはかなりの上級者でしょ。
ん。
おいらだけの感覚かもしれない。

いったのは、横浜の八景島近くにある野島バーベキュー
ガーデンってとこ。

尊敬する入社したときの一年先輩と、その家族、
そして、仲間達と楽しんできましたよ。

こちらでは何も用意せず、食材は全て揃っていて、
離れのような個室での宴会でした
なので都心から離れた焼肉屋にいったような感じでしたが、
その時間は、何事にも替えがたい瞬間でした。
やっぱいいよね。
ＢＢＱ。

結局、そのまま横浜あたりで飲みつづけ、明け方帰ってきましたが、
家で寝てたら、実家からガジュツのサプリが届きました。
ここ数日は、食べ過ぎたし、ガジュツや、カルニチンＬを飲んで
寝ることにします。

体重はね。
怖くて計っていないのですよ。
でも余り変わっていないはず。

だよ。
多分。