今日も1日 犬日和

コーギーとミニチュアプードルが巻き起こすあれやこれやを書いてます

選考会観戦

2009-06-21 16:48:41 | アジリティー
水曜日、ドラゴンハットで行われた世界大会の選考会を見に行った。

今年はひとり旅なので、行きは夜行バスを使った。
立川から京都まで6時間半。
首が痛くなったけど、寝ている間に着いてしまうし、スタートに間に合うから悪くない。

8時に、1走目のJPが始まり、熱戦の火ぶたが切って落とされた。
選考会だから当たり前だけど、標準タイムが超厳しい。
去年世界大会にいったうちの先生でさえ、タイム減点を食らうほどだ。
かといって、タイムを狙って焦ると拒絶やバー落としに泣かされる。
JPは8席、AGは10席までに入らないとポイントが取れないから、ノーミスで走れてもポイントの取れないペアが続出した。

午後は、午前の成績で出走順が決まり、上位ほど後に走ることになった。
最後のAGは、テーブルの位置と17番シーソーがネックだった。
テーブルに乗せる時にトンネルに入ってしまって失格するペアが続出したり、
シーソーが落ちる前に跳んで手中にしていた代表の座を逃したり、
それらの難関を無事こなしながら19番を逆跳びで失格になったり…
ミディアムやラージは、上位チームにほとんどノーミス完走がなく、誰が代表になるのか、全く分からない状況になった。

今年の代表は、スモール、ミディアムは全員アマチュアの女性ハンドラー。
スモールは上位4チームが午後も大崩れせず、安定した強さを発揮した。
逆に、ミディアムの1席は尻上がりに調子を上げて、大逆転での代表入りだった。
ラージは先生2人と世界大会の経験もあるベテランハンドラー。
この方も午後の追い上げが素晴らしく、接戦をものにした。

68組の精鋭たちの真剣勝負は、とても見応えがあり、得るものも多かった。
競技会で上位入賞を重ねてここまで来たチームばかりだから、実力はほぼ互角。
勝敗を左右したのは、メンタル面が大きいように思えた。
この大舞台でプレッシャーに負けず、冷静かつ大胆に走ることができたチームは、代表には届かなかった人も含めて、いい走りをしていた。
競技会のたびにめちゃくちゃ緊張して、コースを忘れたりワケワカなハンドリングになってしまう私、どうしたらいい?

そして、アジをやっているからには、やっぱりギャラリーではなく選手として走ってみたいと思った。
らんは年齢的にも足の問題もあって、たぶん無理だろう。
でも、メンタル面の強化はできる。
後継につなげるためにも、チャレンジしてみよう。
その第1歩は来週の平塚。
絶対にノーミス完走するぞ!

小さいけど、今回のコース
1走目


2走目


3走目


4走目