JUON NETWORK イベント報告

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ぶどうの丘 田畑の楽校2023H

2023-12-16 | ぶどうの丘 田畑の楽校
山梨県山梨市で行われた「ぶどうの丘 田畑の楽校(はたけのがっこう)」の報告です。
10名の参加がありました。

参加者の声

 山梨へ出発するために、高尾駅から電車に乗り込む。
登山に心を踊らせる周囲の空気にのみ込まれそうだが、私にとっては睡眠負債を消化する時間。
高尾から塩山駅まで乗り換え無し、道中、風景を見続けられた試しはない。
起きる頃には山梨のグレイトネイチャーが目に飛び込み、農園作業への体調が整えられ起床!

 駅に降り立ち、物質的欲求が身に付いてるせいか、目が直ぐに、地元の美味を探し始める。
良し悪し、欲求が払拭される静けさ。
これで完全に、農園への心身がセットされる。

 参加者が駅のロータリーで集合。
メンバーは色々。
経験値も数十年選手から初参加まで幅が広い。

 しかし、目的にズレが無いせいか、和むまでに時間はかからない。
まずは荷物を降ろすために宿泊場へ車で移動する。
身支度を整え農園へ。
時期により、作業内容は違う。
一年を通し参加することで、秋の着地は味わい深くなる。

 小さな小さな房たちが、収穫には瑞々しい葡萄と成る。
だれかの口福を容易に想像できる。
でもそこには、自然を相手に、時には味方に付けながら、収穫までを歩み続けられた農家さんの手があってこそなのだ。
電車が1分遅れることへ忍耐を迷い、掌だけ買い物ができてしまう簡易さ、このオートマチック時代に、肉体維持と気長さを持って、収穫まで走りきる。有り難う農家さん。

 多忙な日々、畑の学校にカラダを向けた日は、気のせいかもしれないが、溜まった電気と、燻ったパワーが放電された気分もある。
地球の自然な呼吸に自分の息を合わせ、抗うことの無駄を理解する。
文字にすると飾られたようになるが、現地に行くと、スッとわかる。
そして、やはり自分は、今の場所で頑張るのだ!と確認できる。
そして、また、行こうとも同時に思うのです。


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