10月24日(日)に行われた、 「秋保電鉄線路跡探訪」(宮城県仙台市)の報告です。 参加者5名で行いました。
秋保電車1号車
大曲の現在(左)と過去(右)で稜線に注目してみてください。
茂庭駅跡(左)と茂庭駅(右) 参加者の声
当日、朝は晴れていたが午後から曇る、やや肌寒い天候であったが、 降られることもなく順調に探訪できました。 秋保電鉄は全長16kmで、その90%は確実に線路跡をたどることができます。 今回も秋保電鉄としては「上り」に当たる 「秋保温泉駅」から「長町ターミナル」に向かって探訪しました。 「磊々橋」~「北赤石」間は、車道脇を車に気をつけながら歩く区間ですが、 走行車両の多さと風圧を強く感じました。 「茂庭」付近から見る太白山は、ほぼ正三角形で、印象的でした。 「茂庭駅」跡の解説では、電車を超え地域の歴史にまで及ぶ 幅広いものでありました。 「茂庭」と「萩の台」間の山の稜線は、往時と今も変わらず、 50年のタイムスリップした気分になります。 「萩の台」付近ではホップの野生種「カラハナソウ」を見ることができました。 「鈎取駅」跡は50年以上生きている竹林が生き証人になって 往時の雰囲気を醸し出していました。 ここから「長町ターミナル」まではほぼ直線で、小さな電車は 進行方向の揺れも加わってスピードを上げて走ったのではないでしょうか。





