今週は、『亡国のイージス』を観てきました。 → goo 『亡国のイージス』Official Site
※これから観に行かれる方は、軽いネタバレも含まれているので気をつけてくださいね^^
※しかし内容のほとんどは、映画に触れていないかもしれません^^;
「イージス」とはギリシア神話に登場する最高神ゼウスが娘アテナに与えた、
あらゆる邪悪を払う「無敵の盾」のこと。
同時に、最新鋭の防空システムを搭載し、専守防衛の象徴ともいえる
海上自衛隊の護衛艦をも指し示す。
だが、語るべき未来も見えず、守るべき国家の顔さえも失った
「亡国の盾」に果たして意味などあるのか。
今回は、彼も2時間寝なかったという、手に汗握る映画でした。
そこかよ!っていうツッコミはなしの方向で…(笑)
今回は私が観たいと言って行ってきた映画で、実際に観てみて面白かったと思います。
(この場合の面白いは、"fun"ではなくて"interesting"なのです。念のため^^;)
そういえば、前回ひとりで『ローレライ』を観にいったことや、
予告でやっていた『男たちの大和』を観たいと言ったことで
『nobは戦争もの好きだよね~』と、彼に言われてしまいました;
正直、戦争を題材にしたドラマや映画は良く観ます。
自分の欲求が向いている方向を『好き』だとするなら、戦争ものは『好き』です。
しかしそう思って実際にドラマや映画を観ると、たいていの場合は気分が悪くなります。
普段のほほんとなにに追われるわけでもなく暮らしている生活の中で、
自分の暮らしているところ以外で起きている貧困や戦争のニュースを安全な場所で眺めていることがあります。
幸せしか知らない、幸せボケなんだろうなと、自分が悲しくなるときもあります。
かといって、自分を幸せじゃないところにおけば、他の人が幸せになるというわけでもないと思うので
自分の幸せは考えないといけないと思います。
それでも、知っておくべきことや、考えるべきことっていうのが、
戦争ものの映画には多く詰まっているような気がして、どうしても観たくなってしまうのです。
というわけで、今回の『亡国のイージス』でした。
印象に残ったのは、
『平和なんて、戦争と戦争の隙間のことをいうのさ』
というセリフでした。(うろ覚えなのでちょっと違うかもですが…)
国家が自分たちのあるべき姿を求める場合、最終的には戦争に行き着くのだと。
ある戦争が起きて、次の戦争が起きるまでのことを平和というのであって、
それは次の戦争への準備段階でしかないのだと言われたように感じました。
また、映画の中ではよく
『日本人らしい考え方』とか
『これだから日本人という民族は』
というフレーズが、嘲笑の意味をこめて使われていました。
なんでも穏便に済むと思っている。
実際に自分は手を下さなくて済む位置に、永久にいられると思っている。
その一歩を踏み出す勇気のない民族なのだと、
その勇気を持つことなく暮らしていける毎日が、永遠に続くものだと夢を見ている民族なのだと。
この映画以外でも、最近よくいろんなメディアでそんなような話を耳にすることもあります。
どこかで図星のような気もして、でも信じたくなくて、悲しくなるフレーズです。
また、映画の中で『現在の日本という国』を象徴する映像として
・電車の中で一心不乱に携帯電話の画面に向かう子供・大人
・秋葉原の人ごみ
が、冒頭で流れます。
これもまた、日本てこういう国なのかなぁ…と切なくなりました。
でも、私も含め、今の若年世代というのはこういうイメージにくくられることは判る気もします…
そんないろいろなことを考えた『亡国のイージス』でした。
えと、見所は…
谷原章介さんの大活躍とか、
いそかぜVSうらかぜのシーン、
最後に偵察衛星に映った真田広之でしょうか。
個人的には、偵察衛星に映った真田広之が最後まで脳裏に焼きついていました。
まだやっていると思うので、興味のある方は是非観にいってくださいw
もう少しきちんとお話を知りたい方は… → goo 『亡国のイージス』Official Siteへどうぞ。
※これから観に行かれる方は、軽いネタバレも含まれているので気をつけてくださいね^^
※しかし内容のほとんどは、映画に触れていないかもしれません^^;
「イージス」とはギリシア神話に登場する最高神ゼウスが娘アテナに与えた、
あらゆる邪悪を払う「無敵の盾」のこと。
同時に、最新鋭の防空システムを搭載し、専守防衛の象徴ともいえる
海上自衛隊の護衛艦をも指し示す。
だが、語るべき未来も見えず、守るべき国家の顔さえも失った
「亡国の盾」に果たして意味などあるのか。
『亡国のイージス』パンフレットより引用
今回は、彼も2時間寝なかったという、手に汗握る映画でした。
そこかよ!っていうツッコミはなしの方向で…(笑)
今回は私が観たいと言って行ってきた映画で、実際に観てみて面白かったと思います。
(この場合の面白いは、"fun"ではなくて"interesting"なのです。念のため^^;)
そういえば、前回ひとりで『ローレライ』を観にいったことや、
予告でやっていた『男たちの大和』を観たいと言ったことで
『nobは戦争もの好きだよね~』と、彼に言われてしまいました;
正直、戦争を題材にしたドラマや映画は良く観ます。
自分の欲求が向いている方向を『好き』だとするなら、戦争ものは『好き』です。
しかしそう思って実際にドラマや映画を観ると、たいていの場合は気分が悪くなります。
普段のほほんとなにに追われるわけでもなく暮らしている生活の中で、
自分の暮らしているところ以外で起きている貧困や戦争のニュースを安全な場所で眺めていることがあります。
幸せしか知らない、幸せボケなんだろうなと、自分が悲しくなるときもあります。
かといって、自分を幸せじゃないところにおけば、他の人が幸せになるというわけでもないと思うので
自分の幸せは考えないといけないと思います。
それでも、知っておくべきことや、考えるべきことっていうのが、
戦争ものの映画には多く詰まっているような気がして、どうしても観たくなってしまうのです。
というわけで、今回の『亡国のイージス』でした。
印象に残ったのは、
『平和なんて、戦争と戦争の隙間のことをいうのさ』
というセリフでした。(うろ覚えなのでちょっと違うかもですが…)
国家が自分たちのあるべき姿を求める場合、最終的には戦争に行き着くのだと。
ある戦争が起きて、次の戦争が起きるまでのことを平和というのであって、
それは次の戦争への準備段階でしかないのだと言われたように感じました。
また、映画の中ではよく
『日本人らしい考え方』とか
『これだから日本人という民族は』
というフレーズが、嘲笑の意味をこめて使われていました。
なんでも穏便に済むと思っている。
実際に自分は手を下さなくて済む位置に、永久にいられると思っている。
その一歩を踏み出す勇気のない民族なのだと、
その勇気を持つことなく暮らしていける毎日が、永遠に続くものだと夢を見ている民族なのだと。
この映画以外でも、最近よくいろんなメディアでそんなような話を耳にすることもあります。
どこかで図星のような気もして、でも信じたくなくて、悲しくなるフレーズです。
また、映画の中で『現在の日本という国』を象徴する映像として
・電車の中で一心不乱に携帯電話の画面に向かう子供・大人
・秋葉原の人ごみ
が、冒頭で流れます。
これもまた、日本てこういう国なのかなぁ…と切なくなりました。
でも、私も含め、今の若年世代というのはこういうイメージにくくられることは判る気もします…
そんないろいろなことを考えた『亡国のイージス』でした。
えと、見所は…
谷原章介さんの大活躍とか、
いそかぜVSうらかぜのシーン、
最後に偵察衛星に映った真田広之でしょうか。
個人的には、偵察衛星に映った真田広之が最後まで脳裏に焼きついていました。
まだやっていると思うので、興味のある方は是非観にいってくださいw
もう少しきちんとお話を知りたい方は… → goo 『亡国のイージス』Official Siteへどうぞ。