さんにんといっぴき

「nob」と「教授」と「王子」と「びわ(キジトラ)」の
さんにんといっぴきのバタバタ生活。

びわも元気です

2009年03月05日 | ふたりといっぴきより

前回の日記からだいぶ日が経ってしまいました。
仕事も終わり、つわりもちょっと落ち着いてきて、毎日のんびり過ごしています。

また、妊娠経過なども折を見てご報告しますね。



さて。
今日はびわさんについて。
だいぶ長くなりますが、ここまでのご報告を。

前回の日記でも皆さんからたくさんご心配を頂きましたが、ひとまず元気です。


ことの始まりは1月末。
びわが急にご飯を食べなくなりました。

私も自分がつわりのピークの頃でびわをあまり構っていなかった頃なので
今思うと反省すべきことがいっぱいあるような気がします。

ドライフードをウェットフードに変えても食べない。
口臭もいつもより強い。
なんだか暗くて静かなところを好んで動きが悪い。

普段と違うびわの様子がなんだかとても心配で病院に連れて行きました。

口臭が強いということで口の中を見てもらうと、奥歯の歯槽膿漏は確かにひどいとのこと。
去年あたりからオーラルケアを始めてみてはいたのですが時はすでに遅かったようでした。

でも、先生がいうには
『よだれも出てないし、痛がっている気配もないし、
 確かに歯槽膿漏は治療したほうがいいけれど、食欲がないことの原因ではなさそう』
と。

ひとまず1週間様子をみることになりました。

途中、鼻水が出たりとか小刻みに震えるとか『風邪?』と思うような
気配もありましたが結局様子は変わらず。


そして1週間後、次の診察。

このときも先生の診断は前回とほぼ変わらず。
『でもね~、通常の歯槽膿漏の症状とはちょっと違うんだよね~』
やっぱりよくわからない感じでした。
しかも目の周り、耳の中、あごのあたりに赤みが出ていて
『アレルギーっぽい症状も出てるね~』と。

今までこんなアレルギーっぽい症状なんて出たこともなかったので
なんだかもうどうしたらいいものか。不安になりました。

ただ、びわの歯槽膿漏は治療したほうがいいということは変わらないということで
早めに治療に踏み切るか、もう少し今の症状の原因を探してみるかをゆだねられました。

もう、何が原因か、どうすべきか判断つかなかったので先生にお任せしたところ、
もう1週間だけ抗生物質を与えつつ様子をみて、
その様子で考えましょうと言うことになりました。


この1週間。
抗生物質を飲んでいるせいか食欲も少し復活したびわさん。
暗いところに隠れてばっかりだったのに、
いつものようにひざの上に乗ってくるようになり、すこしほっとしました。


そして病院にいくと、やはり緊急と思われる原因が見られないので
検査もしつつ歯の治療をしてしまいましょう、ということになりました。

手術の前日は夜8時以降絶食。
当日は水のみでご飯はもちろん牛乳などもダメ。

同意書に署名をして、びわをお願いしてきました。

内容としては
・手術の全身麻酔のために「血液検査」
・レントゲン
・全身麻酔での歯槽膿漏部の抜歯、治療 など。

術後に連絡があり、まだ麻酔が覚めきっていませんが無事に終わりましたよと
看護士さんがびわの状況を教えてくれました。
入院は2泊になるということで、翌日はお見舞いにきてもいいですよ~と看護士さん。

お見舞いに行ってびわに顔を見せても、連れて帰れないと申し訳ないので
翌日は電話で様子を聞くだけにして病院にはいきませんでした。


退院の日、土曜日だったので教授と一緒にお迎えに行きました。

手術で上下の奥歯を抜歯し、さらに骨も少し削ったということで
左目の下が試合後のボクサーみたいに腫れあがっていました。
この腫れは手術によるもので、徐々に収まるので心配ないとの説明でした。

それよりも。

手術時中に驚きの発見があったと、先生のお話がありました。

手元の写真はちょっと生々しすぎて載せられませんが
全身麻酔の手術中に口の中をいろいろ見ていたら
びわの舌の裏側に左右対称の切り傷が2本あったというのです。

傷は新しいものではなく、ちょうどびわが食欲をなくした頃のものではないかと。

位置的には歯があたるところではあるけれど、
自分の歯でこういう傷がつくとは考えにくいし
かといって、なにか鋭利なものをなめたとしても左右対称でしかも裏側とは…

いまだに傷の原因はわかりませんが、
食欲が落ちたのは病気が原因だったわけではなさそうでした。

どちらにしても、体調が悪いことを言い訳ににびわをちゃんと見ていなかったことは
飼い主として責任感が足りなかったと反省です。



手術からすでに2週間がすぎ、びわの顔の腫れもすっかりよくなりました。

上の写真は現在のびわなんですが、
ここにきて顔を凄く掻くようになってしまい、目の周りが化膿しだしてしまったので
病院でだしてもらったカラーをつけています。

カラー生活はびわにとって凄く不便そうですが、
おかげで化膿もとまって掻き傷もだんだんよくなってきたので安心です。



顔の掻き傷も含めるとまだ通院は終わっていないんですが
以上が今回のびわの病院通いの一連のご報告でした。



今回のことで痛感したのは飼い主の責任とびわの年齢、そしてこれから。

いまさらですが、びわを選んだ自分がきちんとびわのことを見ていなくちゃということ。

今まで飼っていた猫たちはみんな若いうちにお別れしていたので気づかなかったけど
びわももう9歳。
まだまだですが、それでもだんだんと老化していくのだということ。

そして、これから家族が増えるにあたっても。

わかっていたつもりのことも含めてなんだかいっぱい考えました。



こんな頼りない飼い主の私ですが、教授とびわと
そして秋には生まれてくる予定の新しい命と何とかやっていこうと思っています。