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宮城野原案内人の会主催「仙石線 消えた踏切を巡る①」に参加しました

2025年06月26日 | 歴史散策

今年は、仙石線開業100年ということで、地上を走っていた仙石線をリアルで知るシニアにとって感慨深いものがあります(もっとも、当時あまりに普通過ぎて踏切についてもほとんど関心はありませんでしたが)

地上を走っていた仙石線では、仙台駅東口から陸前原町駅の間にかつて14か所の踏切がありました 記憶を辿りたく、宮城野原案内人の会主催「仙石線 消えた踏切を巡る」に参加、ヨドバシ前に集合し、いざ出発進行です

かつての名掛丁は駅東にも伸びていました

こちらの居酒屋「びっくり」は土地区画整理前からサラリーマンになじみのお店でしたね

仙石線仙台駅跡を示すものは、残っていませんでした(当然ですが)

仙台駅東口駅前広場です

島崎藤村が、宿としていた三浦屋下宿があった場所で、その歴史が刻まれています 「若菜集」を書き上げた場所でもあります、遠く荒浜から波の音が聞こえ、「潮音」を創ったとされています ロマンある話です

踏切跡とは関係ありませんが、旧X橋付近に「思案橋」の表示板があります 四谷用水の支流に架けられていた橋で、いわれはいろいろあるようですが、近くの遊里にいくかいくまいか悩んだ場所とも言われています

仙石線が西から東にむかいますが、交差するように北に向かって、東七番丁、東八番丁、東九番丁、東十番丁が通っていましたので、それぞれ踏切があり、仙台駅を出て一番目の踏切が東七番丁でした

次に東八番丁踏切の名板、その脇には今話題、アンパンマンミュージアムへの道筋アンパンマンストリートとなってカレーパンマンの石像が誘導しています

向かい側にも対で名板がありますが、こちらには、メロンパンナちゃん!

東九番丁踏切跡です、たしか地元出身の大物政治家の事務所があった場所でしょうか

線路跡と思しき道路を進みます

マンションに囲まれたエリアに錆びたフェンスがあり、かつての仙石線沿いに設置されてたフェンスの一部との説明に驚くばかりです

榴岡天満宮付近まできました

家が建っている付近がかつての線路になるそうです

東十番丁踏切は、天満宮に通じる歩行者専用の踏切でした

遊歩道部分が線路跡の整備された公園です

榴岡公園の南側の入り口に新倉通り踏切跡の名板があります

宮城野通の先に

かつての榴ヶ岡駅のフォームの先に柳の目踏切がありました

この先左側に折れ、線路跡のような細い道を進みます

本来踏切があった場所から少し離れて榴岡公園にフェンスに鉄製で第二悪水上踏切跡の名板があります かつては線路を越えて2軒の住宅につながる歩行者専用の踏切でした

会長さんに見せてもらった開業100周年の記念の限定記念証です

発展する仙台駅東口、仙石線の地下化、楽天スタジアムでの試合や、仙台サンプラザホールでの演奏会など結構足を運ぶ機会も増えましたが、昔の面影を探すのはなかなか大変です

宮城野原案内人の会では、失われた風景を記憶に留め、後世に伝えるため、踏切跡の名板設置活動を続け、この春、14か所に設置完了、小冊子も発行されました

その活動に、敬意と共に感謝したいと思います

7月中旬、今度は原町駅を起点に7か所を巡る予定とのことで是非参加、楽しみです

 


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