心の学校・佐藤康行の『真我の実践・サンタ営業の実践』日誌…『ひよこ』から『にわとり』への道

うつに苦しみ社会離脱した人間が真我(=本当の自分)に目覚め、サンタ営業実践の日々と開発者・佐藤康行の言霊を紹介します。

【第85回】 ※私はいかにして「うつ」を克服したか㉕※

2016-11-10 22:27:49 | 日記

毎日、つけ続けた真我開発ダイアリー。

 そのことを通じて、私は極度の対人恐怖症を克服していきました。

私は他人と自分を比べて、他人以上になれない自分に苦しんでいました。

当時の真我開発講座の講師はフォロークラスでこのように言っていました。

「他人と自分を比べる必要はありません。人は人、自分は自分、みんな違います。違っていいのです。

もし比べるのなら過去の自分と比べるのです、過去の自分、昨日の自分よりも今日の自分がどれだけ進歩しているのか。どれだけ磨かれているのか。

昨日できなかったことが、今日できるようになった。そういう少しの変化を大きく認めていくのです。

それを発見するためにダイアリーをつけていくのです。」

変化の発見、自分自身の進化を発見していく。一ミリでもいい、それが他人より劣っていたとしても、

1ミリの変化、進歩を大きく認めていく。

「昨日声をかけられなかった人に、今日は震えながらの笑顔だったけど、声をかけれた。」

そういうことを都度都度ダイアリーにつけていきました。

そして私は、このように思ったのです。

「チューリップとバラの花のように、咲く花もそれぞれに様々。
チューリップはチューリップの花が咲き、バラはバラの花が咲く。

また同じチューリップでも咲き方もそれぞれ違っていいのだ。大きく堂々と華麗に咲く花もあれば、

小さく控えめに慎ましく咲く花もある。

しかし、それぞれに美しく輝いている。

そして花を咲かすペースもそれぞれで、早く満開に咲く花もあれば、遅咲きでゆっくりゆっくり咲く花もある。

しかし早くても遅くても、命が成長していくその姿は、そのままで美しい。

どんな咲き方をしてもどんなペースでも、それは世界に咲くオンリーワンの輝きを放っているのだ。」

と・・・

ダイアリーをつけ続け自分の変化を発見する習慣がつくようになってから、

自分らしく生きることができるようになってきました。

そして人と比べることがなくなり、少しずつ私の心は穏やかになっていくのでした。

(続く)