誰が名付けた『平成の絵師』大上克己

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いつかはあなたの似顔絵が・・・

向原に行ってきました 「田阪 誠絵画展}

2015-01-29 23:47:29 | 日記

<335 田阪誠絵画展> 


 

「向原農村交流館 やすらぎ」で開催されている 

「田阪 誠様」の絵画展にようやく行くことがてきました

最終日の一日前で、ほっと胸を撫で下ろす

NO.332でご案内していた件である

 

当ブログで絵画展を知った友人の遊水氏から、同行したい旨連絡があり   
                (遊水氏=イベント・音楽プロデューサー等)
彼が運転を買って出てくれた

助かった、行くにはちょっと距離が長すぎるもんな

会場への地図を用意していたものの見向きもせず走る遊水氏

会場が近づくなり、あの辺に志音さんが住んでるんだと教えてくれた
                 (志音=オカリ
ナ奏者)
と言った瞬間、車のハンドルは切られた、

会場に到着したのだ

 

会場の「向原農村交流館 やすらぎ」は

ちょっとした“道の駅”風、町の特産物を主に陳列してあり

その一角にギャラリーが設けてあった

会場に入るや否や、

「お久しぶり!」と気軽に挨拶を交わす遊水氏

お相手様は、交流館やすらぎを運営している

「特定非営利活動法人ふるさとネットやすらぎ会」の

会長であられる 稲垣文孝様だ

    *(遊水氏は同会場でイベントを何度か開催した間柄)

遊水氏から稲垣様を紹介されると

昨日パーキンソン病友の会の人の来館があったとのこと

名刺を見せて下さった

友の会の幹事T氏にビックリ

「まだ何とかという人が来たんじゃが、忘れたは」と言われた

その主とは後から分かったが

パーキンソン病友の会の元広島県支部長M様ご夫婦だった

 


正面下の3枚の絵は繋がってるそうだ、中心の花の周りのリボンのような線が繋がる仕組み


私の一押しの絵画、何とも言えない色使いに私には真似ができない、田阪氏の芸術レベルの高さの一品。


一部をアップしたもの、私としてはむしろこのままを作品としたい。
何回見ても「驚く男性の表情」に見えてしかたない。
勝手に題名「光とコンクリベタの融合」


この絵画もお薦め、どおすればこの絵柄と色合えを生むのか分からない。



インフルエンザが流行っています、お出かけの際はマスクは着用しよう。関係ないけど。


田阪様の手に掛かれば、何であろうとキャンパスに変身する。


イーゼルは生の木                        初期の作品だそうです

 

さあ来ましたよ

田阪誠様の絵画展

「抽象画だ、うう~ん?」

「何だこりゃあ?」


ゴッホ近し ピカソ近し ゴーギャン近し

 

約三分の一の作品は、花がテーマ

真ん中に花を描きその背景の絵柄色柄が素晴らしい

背景が強いとメインの絵が死ぬ

そのやってはいけない方程式に逆らった田阪様の作品は、

背景が強すぎるのに何故か違和感がない

そのうえにとても力強い

まさしくこれが田阪誠オリジナルティの世界なのだ

 

大きい作品は去年の12月に全て描いたとか

よほど集中力を高めスピード感を持ちキャンパスに向かわないと

まず描けまい。

新聞記事によるとOFF状態の時は這いつくばって作品を仕上げるしか無いという

一点の作品を仕上げるためには壮絶な闘いがあることを身に感じる。

  

田阪誠様の初めての絵画展

大晦日を家で過ごすことなく、正月も病院で治療に専念されたようだ

折角の晴れ舞台なのに

残念ながら主の居ない絵画展となった

 

ご本人様のひた向きな創作活動に

一番携わっでこられた奥様にとっても

会場に居ないご主人に

悔しい思いで一杯だったことでしょう

私もお会いできなくて残念でした

田阪様にメッセージを残し会場を後にしました

 

   田阪誠様へ

   田阪さんより若干年を食っていますが

   私も同じパーキンソン病の患者です

   そしてこよなく絵画を愛してます

   田阪さんが描く絵とはジャンルは異なってはいますが

   同じアーティストとして頑張られる田阪さん  

   OFF状態で思うように動けなくなり

   這いつくばっても描きあげるその生き方、

   作品への情熱に感動を覚えます

   一番気に入った作品は

   「プロパガンダ」 コンクリート壁とサビのイメ-ジの作品です

   力作です。

   田阪さんの作品を観てほど良い刺激を受けました

   私もやすらぎ館で作品展ができますようデッサン力を高め

   皆様に観て頂けるレベルの技術を身に付けたいと思います。

   田阪さんに追いつけ追い越せの精神力で作品を生み

   田阪さんとコラボができたらと思います

   これからも素晴らしい作品を描きあげて下さい。

                     2015.1.29  大上克己

 

返り際 三年前に亡くなった知人のお墓参りに寄った

やすらぎで買った菊の花を添え

私の横で遊水氏も手を合わせお経を唱えてくれた

「仏説阿弥陀経」

遊水という男、得度し浄土真宗の僧侶でもある

ありがとう   遊水

 


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