cyworld（サイワールド）って知ってる？

　今日の東京は、朝から雨で、なんだか梅雨寒の一日でしたね。

　昨晩、ＷＢＳ（ワールドビジネスサテライト）を見ていてちょっと気になる特集を組んでいたのでその話を。

　今、お隣の韓国で爆発的に加入者を増やしている『サイワールド』なるインターネットサービスがあるそうです。なんと、韓国国民の約３割が加入していると言うからすごい爆発力。

　サイワールドでは具体的に、日記や写真集、掲示板などが用意された「ミニホームページ」、いわゆるネット上の同好会である「クラブ」、個人発行のメールマガジン「ペーパー」のサービスを提供しており、中でもミニホームページが爆発的な人気。無料の会員登録さえすれば、韓国人・外国人問わずクラブに参加したり、ミニホームページを作ることができる。

　容量は無制限。運営資金収入は今、流行っているアバターのように自分のホームページを装飾する様々なアイテムを一つ４０円～でダウンロード課金した収入で運営しているそうです。

　ちなみにサイワールドの「サイ」は、「Cyber」と韓国語で「仲」を意味する「サイ」という言葉をかけたものだそうです。

　ここまで見ると、日本でもほとんど変わらないようなことをしていると思いますよね。実際、僕たちもこうやってblogをやって、写真をアップして、いろんな情報発信をしているわけですから。

　僕が驚いたのは、この『サイワールド』が実名が前提ってこと。中には電話番号や、住所、家族構成なんかまで載せてる。しかも、顔写真をバシバシアップしているんですね。

　日本では『個人情報保護法』なるもので、ガチガチに個人情報を管理しようと、企業ばかりでなく個人までこの法律に敏感になっている昨今、実名、写真入り、個人情報全開でネットに露出する行為は果たして日本で受け入れられるのかな？と。

　この『サイワールド』を運営しているのは韓国の大手財閥系企業。日本にも渋谷に会社法人を設立し、サービス開始のリサーチをしているそうです。

　テレビのインタビューに韓国の人々は
　「自分の事を知ってもらいたい。」

　家族写真を載せることには
　「自分の幸せな家族の写真を載せてみてもらいたい」
　と話しているのが印象的でした。

　国民性の違いなのでしょうか？韓国の人がそれほどオープンな国民性だとは思っていなかったので意外に思いました。

　気になった方、ちょっと覗いてみてはどうですか？？

　僕はちょっと無理かな（笑）