今日は晴れのち曇り。今朝は上空を薄いヴェールのような雲が覆っていて、少し暗い朝である。東の空は雲が切れていて、眩しいばかりに黄金色に光り輝く朝日が昇ってきた。今朝の気温は23℃で、弱い北よりの風が吹いている。風が幾分涼しく感じられるものの、湿度が高いこともあって、朝から蒸すような陽気である。団地の草むらからは秋虫の鳴く声が聞こえていて、上空にはカラスやスズメが飛んでいた。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。週明けということもあって、電車の車内は少し混んでいてる。電車が新宿駅に着くと、改札を抜けて外に出た。上空には青空が広がっているものの、大きな綿雲がいくつも浮かんでいる。職場に着いて西の窓から東京の市街地を見渡すと、西の空には綿雲が敷き詰められたように浮かんでいて、雲の下に山々の稜線のシルエットが霞んで見えた。東の空に昇ってきた朝日から降り注ぐ陽光の強さが増してきて、空が明るくなってきた。
日中は晴れて青空が広がっているものの、雲が多い空模様となった。昼間の最高気温は31℃で、2日ぶりに真夏日となった。湿度が高めで、北よりの風が吹いている。外に出てみると、太陽が雲に隠れて日が陰っているものの、空気がムシムシとして少し蒸し暑い陽気である。午後になって雲が抜けると、強い日射しが降り注いできた。
日が沈む頃には、再び上空には雲が広がってきた。夜、仕事を終えて外に出ると、上空は一面白い雲で覆われていて、空気がシメシメと感じられる。風は涼しいが、湿度が高くて額から汗が滴り落ちるようである。
仕事を終えて外に出ると、都庁が4色にライトアップされているのが目に入った。東京都では、毎年9月と3月を自殺対策強化月間に位置付け、「自殺防止!東京キャンペーン」を実施しているが、このライトアップは自殺対策強化月間に合わせて実施しているものである。期間は10日から16日までの1週間で、時間は19時00分から21時00分とのこと。
ちなみにライトアップに使われている色はオレンジ、みどり、ピンク、あおの4色ということなのだが、ピンクが紫色に見えるのは目の錯覚か。都民広場から都庁舎を見上げていると、記念撮影をしている外国人旅行者の集団をいくつも見かけた。ちなみに、今月1日から都庁南展望室も利用が再開され、都庁周辺にも外国人観光客の姿が増えてきた。
ニュースによれば、7日から入国者の上限を5万人に緩和したとのこと。市中にはマスクをしない外国人旅行者だけでなく、日本人の中にもマスクをしない人や、路上飲みが目に付く。だいぶ都内の新型コロナウイルス感染症の新規感染者が減ってきているとはいえ、またリバウンドしないか不安にもなる。
都庁を後にして、新宿駅に向かった。新宿駅から中央線快速電車に乗って帰宅の途につく。通勤快速電車の1本前の快速電車に乗り込むと、運よく座ることができた。席に座ると1日の疲れが襲ってきて、ウトウトと寝てしまったらしい。目が覚める頃には電車は多摩川の鉄橋を渡るところだった。
電車が日野駅に到着すると、改札を抜けて駅の外に出た。家路を急いでいると、湿っぽい風が涼しく感じられる。団地の草むらからは秋虫が甲高く鳴いているのが聞こえた。