今日は晴れ。今朝は上空に薄いヴェールのような雲が広がっていて、朝日が柔らかい陽光を降り注いでいる。今朝の気温は26℃で湿度が高く、風は無くて、朝からうだるような蒸し暑さである。汗だくになりながら出勤した。
当初の予定では、今日は自宅で全日テレワークの予定だったのだが、急に予定が入り、午後にテレワークを実施することにした。ということで、今日はいつもと同じ時間に出勤する。
昼前に南寄りの風が吹いてきた。日中も上空には薄い雲が広がっているらしく、青空にしては少々空が白っぽく見える。その割には暴力的に強い日射しが燦々と降り注いでいて、昼間の気温も35℃を越えて２日連続の猛暑日となった。湿度が高く、うだるような暑さである。
午後からテレワークの予定が、更にずれて、午後１時間だけ自宅でテレワークをすることになった。午後になって、職場から端末を持って自宅に向かう。あまりにも暑いので、地下道を通って新宿駅に向かった。新宿駅のホームに上ると、ちょうど中央線特快電車が入ってくるところだった。これに乗って日野駅に移動する。
日野に電車が着くと、上空に広がる雲の厚みが増してきて、少し日が陰っているようである。日射しも幾分弱まっていて、むしろ蒸し暑さが増しているようにも思える。家に着くと、早々にエアコンにスイッチを入れて、服を着替える。コップに水を注ぎ、氷を浮かべて冷水を作り、それを一気に飲み干す。ようやくひと息ついたところで、職場から持ってきた端末に電源を入れて、テレワークを開始した。
夕方、仕事を終えて職場に業務終了のメールを送ると、少し休んでから夕食に外出することにした。家を出ると、日野駅まで歩いて行き、中央線に乗って隣駅の豊田駅に向かった。夕食は豊田駅北口のイオンモール多摩平の森で食べることにして、フードコート「森のキッチンコート」に足を向けた。今日はフードコート内の中華料理屋「わんたん麺館 香港亭」でラーメンを注文することにする。
中華料理屋「わんたん麺館 香港亭」は先日「牛とろ玉（玉とろ）うどん（冷）」を食べたうどん屋「丸亀製麺 イオンモール多摩平の森店」の隣にある。店の正面左手が注文口となっていて、ここで料理を注文する。メニューは「黒豚肉わんたん麺」「エビわんたん麺」「坦々わんたん麺」「ミックスわんたん麺」「フカヒレわんたん麺」といった各種わんたん麺の他、「黒酢酢豚定食」「香港風酢豚定食」「フカヒレあんかけチャーハン」「週替わり定食」「エビチリソース定食」「豚肉とピーマン炒め定食」「マーボー豆腐定食」「贅沢コンビ定食」といった各種定食、飲み物、単品メニュー等で構成されている。
今日は暑いので、冷たい料理を注文することも考えたが、このフードコートは冷房も効いているし、何より、雲呑麺は熱いラーメンが美味しいに違いないと考えた。そこで注文したのはイチ押し！と書かれた「黒豚肉わんたん麺」のお得セットである。このセットは「ミニ叉焼丼」「ミニ高菜丼」「ミニ唐揚げ」のいずれか一品と各種わんたん麺で構成されている。一品料理は「ミニ叉焼丼」とした。
代金を精算すると、呼び出しベルを受け取った。フードコート内の給水器に行って、冷水を紙コップに入れると、店にほど近いテーブルに紙コップを置き、呼び出しベルが鳴るのを待つ。しばらくして呼び出しベルが鳴動したので、店に料理を取りに行った。
店の正面右手の配膳口で呼び出しベルと引き替えに料理の載ったトレーを受け取る。トレーの上には「黒豚肉わんたん麺」と「ミニ叉焼丼」、箸、レンゲ、紙ナプキンが載せられている。
「黒豚肉わんたん麺」の麺は中細麺で琥珀色の醤油スープに浸かっている。麺の上には５個の黒豚肉わんたんと半個分の味付玉子、ホウレンソウが載せられていて、刻みネギが散らされている。
「ミニ叉焼丼」は小さいお碗にご飯が盛られ、その上に小さい叉焼が４切れ載せられていて、醤油ダレがかかっており、刻みネギが散らされている。
まずはレンゲを取ってスープを掬って口に運んだ。表面に油の浮かんだスープは鶏ガラベースのスープであっさりとした旨みで美味しい。続いて箸を取って麺を食べる。中細の縮れ麺はもちもちとした食感で、スープとともに刻みネギが絡んで口の中に入ってきた。シャキシャキとした食感の刻みネギは、食感のアクセントにもなっている。
麺を食べながら、麺の上に載せられた雲呑を食べることにした。箸では雲呑を掴みにくかったので、レンゲで掬うようにして口に運ぶ。つるっとした薄皮の中には黒豚肉の餡が詰まっている。スープを吸ってジューシーな味わいで美味しい。
雲呑を１個食べると、味玉やホウレンソウを食べながら麺を食べた。麺をあらかた食べ終えたところで、「ミニ叉焼丼」を食べることにした。ご飯の上に載せられているチャーシューは薄くて小さい。脂身と赤身が半々で、ハムのような食感がする。口に入れると香ばしい香りがするものの、赤身が少々ぱさつき気味である。
チャーシューを食べながら、ご飯をかき込む。途中でレンゲで「黒豚肉わんたん麺」のスープを掬って、「ミニ叉焼丼」に数杯分注ぎ入れると、雑炊風にしてかき込んだ。「ミニ叉焼丼」を食べた後は、ラーメン丼に残っている雲呑をレンゲで掬って食べ、最後に丼を傾けてスープを飲み干し、完食した。
ちょっと残念な感じのするラーメンだったが、お腹は満たされた。いつもより少なめの量にも思えるが、夕食を食べた時間がいつもよりも早かったことも影響しているのかもしれない。
最後にコップに残った冷水を飲み干すと、食器を返却してフードコートを後にした。
イオンモール多摩平の森の外に出ると、まだ日が沈んで間もない時間だったこともあって、まだ空がうっすらと明るい。冷房の効いた店内から外に出ると、外は南寄りの風が強く吹いていて、風が生温く感じられた。再び、首筋から吹き出る汗をタオルで拭きながら帰宅の途についた。
家に着くと、早々に風呂に入って、汗を流した。
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