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今日の夕食(ごぼう天うどん&海老天丼・味噌汁@ゆめあん食堂 立川駅南口店)

2022年04月05日 | 食べ歩き(うどん・そば)


今日は曇りのち晴れ。今朝は上空にどんよりとした雲が広がっていたが、西の空は雲が透けて明るい薄藍の空が垣間見えていた。今朝の気温は7℃で、湿った北よりの風が吹いている。一昨日から降り続けた雨で路面はしっとりと濡れていて、所々に大きな水たまりができていた。シメシメとした空気がヒンヤリと感じられる。窓の外から鳥の鳴き声が聞こえてきた。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。駅に着くと、日の出の時刻を過ぎていて、空が明るくなってきている。日野駅のホームから見える立川の街は薄くガスがかかって見えた。西の空は雲が切れていて、山々の稜線がクッキリと見えた。

電車に乗って新宿駅に到着すると、だいぶ空が明るくなってきていた。上空には厚い雲が所々にかかっているものの、雲が切れて青空も見えている。職場に着いて西の窓から外を眺めると、東京の市街地の上空には厚い雲が広がっていたが、その先に朝日が射して青く染まった山々の姿が見えた。山地の先には雲がかかっているものの、白く冠雪した富士山が姿を現していた。
午前中は再び雲が広がってきたものの、昼前には雲が砕けるようにして雲の合間から青空が見えてきた。日中は雲が多いものの、薄日が射して空が明るくなっている。昼間の最高気温は18℃で、北よりの風が吹いている。今日は暦の上で二十四節気の清明である。清明とは「清浄明潔」という語を略したもので、気候が温暖になり、清々しいと呼ぶにふさわしい頃という意味とのことだが、外に出てみると、日射しの温もりが感じられるものの気温とは裏腹に空気がヒンヤリと冷たく、風が吹いて肌寒い陽気である。

日が傾いてい来ると、上空の青空の領域が広がって、その中を細長いパンのような綿雲が浮かんでいる。
夕方になって南よりの風が吹いてくると、西の空に壁のような雲が広がってきて、山々の稜線を隠してしまった。雲の上部は夕日でオレンジ色に染まっている。やがて、日没の時刻を過ぎると空が暗くなってきた。

夜、仕事を終えて帰宅の途につく。今日は夕食を食べて帰ることにしている。今日も新宿駅周辺は混んでいるので、人混みを避けて立川で食べることにした。
立川駅で電車を下車すると、改札を抜けて駅南口に出た。駅前のロータリーから線路沿いに諏訪通りを30mほど西に行くと、左手のビルの1階にコンビニがあるが、その2階にファミリーレストラン「ゆめあん食堂 立川駅南口店」がある。今日はこの店に入店することにした。


店の入り口はビルの1階にある。


入口に入り、階段を上った。階段を登りきると、正面にカウンターがある。その左手にはレジカウンターになっていて、左手奥が厨房になっている。フロア全体には4人掛けのテーブル席が8卓と2人掛けのテーブル席が19卓配されており、店の奥には半個室があって4人掛けのテーブル席が1卓配されていた。出てきた店員に「お好きな席にどうぞ」と言われて、北側の4人掛けのテーブル席の1つに座った。卓上には醤油と焼き塩、七味唐辛子といった調味料の他、メニューと箸、紙ナプキン、コールボタンが置かれている。テーブルの中央には透明なビニル製の仕切りが設けられていた。
ちなみにお冷やとお茶はセルフサービスになっている。お冷のコーナーに行くと、冷水とお湯、お茶(緑茶)のボタンが設けられた給茶機が置かれていて、その脇にトレーと楊枝が置かれている。トレー置き場の右隣と引き出しに湯呑みが並べられている。湯呑みの脇にはアルコール消毒液が置かれていて、それで手指を消毒すると、湯呑みを1つ取った。給茶機で緑茶を淹れると、席に戻る。お茶を飲みながらメニューを眺めた。

A3サイズの1枚のラミネートされた紙に記載されているのは「おつまみメニュー」である。各種アルコール等ドリンクのメニューも記載されている。


また「おこさまメニュー」が記載されたA4サイズの1枚のラミネートされた紙とうな丼のメニューが記載されたメニューがあった。


うな丼のメニューの裏面には牡蠣フライの定食メニューが掲載されている。


グランドメニューを開く。


最初は各種定食メニューが記載されている。


次の見開きは各種定食に加えて、トッピングメニューやサイドメニュー、「選べるお好み定食」の組み合わせメニューが掲載されていた。


ページをめくると、各種うどんと天ぷら単品のメニューが掲載されている。


うどんは「九州やわらかうどん」が基本メニューとなっているが、讃岐うどんや蕎麦にも変更できるとのこと。右側にはサイドメニューの小丼や甘味、サラダが掲載されていた。


次のページは各種「丼」「和スイーツ」が記載されている。


ページをめくると、ちょい飲みメニューとして各種「おつまみ・お総菜」「ドリンク」のメニューが掲載されていた。


裏表紙は「お持ち帰り お総菜・お弁当」と書かれた各種テイクアウトメニューが掲載されている。


店に看板に「うどん」と掲げられてるので、うどんの注文は決めていたが、ご飯ものがセットになっていて、小丼以外の単品メニューが無い。お腹も減っているので小丼で満足できないのは明らかである。一人前の丼を注文しようとすると、セットになっていて、味噌汁か小うどんが付く。単品のうどんを注文して小うどんを更につけるのは得策ではないから、味噌汁を付けてもらうことにする。
料理を注文するためにコールボタンで店員を呼ぶと、紙おしぼりを持ってきた。注文したのは「ごぼう天うどん」と「海老天丼・味噌汁」である。ちなみに「ごぼう天うどん」は麺大盛、「海老天丼」は御飯大盛である。

しばらくして料理が一式運ばれてきた。「ごぼう天うどん」と「海老天丼・味噌汁」はそれぞれ別々のトレーに載せられている。一人で二人前を注文したように見えるが、結果的に事実なので仕方ない。


さっそく卓上の箸箱から箸を一膳分取り、更に紙ナプキンを1枚取る。
味噌汁の蓋を取り、紙おしぼりで手を拭くと、さっそくうどんから食べることにした。


「ごぼう天うどん」が載せられたトレーにはレンゲが添えられている。「ごぼう天うどん」のうどんは太く、薄い琥珀色のダシに浸かっている。うどんの上にはごぼう天が4本載せられている他、カマボコが1切れと刻みネギ、青ネギが載せられている。


まずはレンゲを取ってダシを飲んでみる。薄い琥珀色のダシは九州地方で親しまれているトビウオから取った「あご出汁」をメインに、4種類の節と利尻昆布等を使用してダシを取っているとのこと。優しくて舌触りで、濃い旨味が美味しい。
レンゲを置いて箸を取ると麺を食べる。看板メニューの九州うどんは透明感があって、口に入れるとモチモチとした柔らかい歯応えで美味しい。しなやかな喉越しで、うどんにたっぷりのダシと刻みネギが口の中に入ってきた。ダシをたっぷりと吸った刻みネギはジューシーで、うどんの食感にシャキシャキとした食感のアクセントを与えている。

薄い衣をまとったごぼう天はホクホクとした食感で美味しい。柔らかく、しっとりとした食感で、ダシを吸った衣はジューシーな食感でダシの旨みをゴボウに与えている。4本のゴボウはなかなかのボリュームである。刻んだ青ネギが彩りのアクセントを与えている。
途中、カマボコを食べてうどんを食べてしまうとダシを飲み干した。ゴクゴク飲めるダシの旨味を堪能すると、今度は「海老天丼」を食べることにした。「海老天丼」の載ったトレーの上には味噌汁とお新香が載せられている。


うどんのダシを飲み干したばかりなので、味噌汁は最後に飲むことにして「海老天丼」を食べることにした。「海老天丼」は高い高台の器にご飯を盛り、その上に天つゆをかけて、海老天を2本と舞茸天、いか天、なす天、かぼちゃ天、おくら天を1個ずつ載せ、更に天つゆをかけている。


最初にかぼちゃ天にかぶりついた。薄くスライスされたかぼちゃ天は甘くて美味しい。ホクホクとした食感で、舌の上でとろけるようである。薄い衣でサクサクとした食感がアクセントになっている。
いか天は柔らかい歯応えで、淡泊な旨味が美味しい。大きなおくら天は口の中でオクラの粘り気が感じられる。なす天は特大で、柔らかい歯応えにジューシーな味わいである。まいたけ天も特大で、サクサクとした食感にふんわりとした歯応えで、味が良く染みこんでいて美味しい。海老天は身がプリプリとしていて、甘くて美味しい。尾も香ばしくて全部食べてしまった。

天ぷらを食べながら、箸休めにお新香を食べる。お新香は薄くスライスされたタクアンで、パリパリとした食感とジューシーな味わいが美味しい。タクアンをかじりながら、ご飯をかき込んだ。


あっという間に「海老天丼」の丼が空になった。最後に味噌汁を飲む。
味噌汁はワカメの味噌汁で、巻き麩が浮かんでいる。


ふんわりとした食感のワカメにダシがたっぷりと染みこんだ巻き麩がジューシーで美味しい。味噌汁を飲み干して完食。
美味かった。満腹、満足である。ちょっと食べ過ぎた気もしないでも無いが、今日はお腹が空いていたので、これくらいでちょうどいい。

湯呑みに残った緑茶を飲み干すと、帰り支度をして席を立った。上着とコートを着て、ビジネスリュックサックを背負うと、卓上に置かれた伝票を持ってレジに向かう。代金をクレジットカードで支払うと、階段を降りて店を出た。
立川駅から中央線の電車に乗って日野駅に着くと、改札を抜けて甲州街道沿いに歩き始めた。上空にはどんよりとした厚い雲が広がっていて、暗い空が白っぽく見える。潤いの感じられる南よりの風が吹いていて、風が涼しく感じられた。


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