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今日のラーメン(塩(モモ)@元祖一条流 がんこラーメン 立川たま館分店)

2021年11月22日 | ラーメン(多摩)


今日は雨時々曇り。昨夜から降り出した雨は未明に一旦止んだ。上空には厚い雲が広がっていて、真夜中のような暗い朝である。今朝の気温は11℃で風はほとんどなく、水分をたっぷりと含んだ空気が重く感じられる。体感的には気温ほどに寒くなく、むしろ湿度が高いこともあって、湿っぽい陽気である。
今日は休みの狭間の平日だが、自分はカレンダー通りの勤務日で、早朝に家を出た。つい2時間ほど前まで降っていた雨で濡れた路面の所々には、大きな水たまりができている。足元に気を付けながら日野駅に到着すると、階段を上ってホームに昇った。

日野駅から乗った電車は途中の三鷹駅で時間調整をしたため、新宿の到着時間が8分ほど遅かった。新宿駅の改札を抜けて、駅の外に出る。既に日の出の時刻を迎えているが、暑い雲に覆われた空は薄暗く、濃い霧がかかっていた。西新宿の高層ビル群の高層階は霧に隠れてしまっていた。コンビニで朝食を買うと職場に向かう。職場のあるフロアから西の窓を見ると、市街地が霧に隠れてしまっていた。
今日は二十四節気の小雪である。冷え込みが厳しくなり、小雪もちらつき始めるという意味だが、日中は曇りで、時折、薄日が射すことがあるものの、上空には厚い雲が広がっていた。昼間の最高気温は17℃で、昼前から南よりの風が吹いてきた。湿度が高く、湿っぽい空気がヒンヤリと感じられる。朝に比べると霧は晴れているものの見通しが悪く、市街地の西に見えるはずの山々の稜線はガスに隠れてしまっていた。

午後になって、再び、雨が降り出してきた。今日は午後も何かと忙しく、帰宅するのが遅くなってしまった。職場を出て、建物の外に出てみると、一旦雨は止んだようだ。夕方から西よりの風が吹いてきていて、しっとりとした空気が冷たく感じられる。上空には厚い雲が広がっていて、いつまた雨が降ってきてもおかしくないような空模様である。新宿駅から中央線快速電車に乗ると、帰宅の途についた。
今日は夕食を食べて帰ることにしている。電車が立川駅に着いたところで、時計の針を見ると既に午後9時を廻っていた。駅ビルの中の飲食店で食べるつもりでいたが、帰宅の時間が遅くなってしまったので、これから夕食を食べるには少々時間が足りない。ラーメン屋ならやっているだろうと、駅南口に出ると、ウインズ通りを歩いて立川アーバンホテル1階にあるらーめんたま館に足を運んだ。

半年前に「背脂煮干鰮特製らーめん」を食べたラーメン屋「煮干鰮らーめん 圓 たま館店」「たんぎょうセット」を食べたラーメン屋「立川たんぎょう菜花」と先月から同一店舗で営業することとなり、空いた店舗スペースにラーメン屋「元祖一条流 がんこラーメン 立川たま館分店」が開業した。今日はこの店でラーメンを食べることにした。


店の右手の柱脇に券売機があり、その左手に検温器とアルコール消毒液の噴霧器がある。ここで体温測定をして手指を消毒すると、券売機で食券を購入した。


券売機の右隣には給水器があり、給水器の上に重ねられたコップが並べられている。コップを1つ手に取り、給水器でコップに冷水を注ぐと、食券を持って空いているカウンター席に座る。
店内は厨房の前にカウンター席が8席直線上に配されている。各席は卓上に置かれた透明なアクリル板で仕切られており、カウンターの上には台ふきんとレンゲが置かれ、卓上にはブラックペッパー粗挽、テーブルショー、箸立て置かれている。カウンターの下にはティッシュボックスが置かれていた。

カウンターの上に食券を並べて料理を注文する。注文したのは「塩(モモ)」と「チャーシュー丼」である。ラーメンは味(しょっぱさ)の濃さが選べる。


基本のがんこ味がLEVEL4になっていて、マイルド味がLEVEL2となっており、最も濃いLEVEL8には「要覚悟!!」と記載されている。この店のラーメンはしょっぱいのか?と気になって、マイルド味のLEVEL2で注文することにした。
お冷やを飲みながら、料理が出来るのを待つ。カウンター席に座っていると、厨房の中が覗けるが、それが1つのショーのように見えて臨場感がある。それがまたカウンター席に座る醍醐味の1つともなっている。もっとも最近は新型コロナウイルス感染症対策で、カウンター席に座ると、周囲の客と顔を合わせることも無いし、相席になることも無い。それが1つの安心となって、カウンター席に座ることが多くなってきた。

そうこうしていると、最初にラーメンがカウンターの中から出された。ラーメンには薬味として、青唐辛子が添えられた。続いて「チャーシュー丼」がカウンターの中から出された。


さっそく箸とレンゲを1つずつ取ると、あらためてお冷やを飲んで喉を潤す。まずはラーメンから食べることにする。「塩(モモ)」の麺は中細の手もみ麺で、黄金色の透き通ったスープに浸かっている。麺の上には麺を覆い隠すほどの大きさのモモチャーシューが2枚と大きな穂先メンマ、白髭ネギが載せられていて、海苔が1枚添えられている。ちなみに、来月14日までの期間限定で、全てのラーメンにモモ肉のチャーシューが1枚追加されているとのこと。


まずはレンゲを取って、スープを掬って口に運んだ。豚骨や鶏などの動物系をベースに魚介系を合わせた塩味のスープはあっさりとしていて旨味が濃く、美味しい。続いて、箸を取って麺を食べた。麺はツルツルとした喉越しともちもちとした弾力のある食感で、食べ応えがある。麺にはたっぷりのスープと白髭ネギが絡まって口の中に入ってきた。白髭ネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっている。穂先メンマは柔らかく、スープをたっぷりと吸ってジューシーな味わいで美味しい。
麺を食べながらチャーシューを食べる。チャーシューは脂身の少ない肉質系で、箸で持ち上げると崩れてしまうように柔らかい。脂身は甘く、赤身はスープをたっぷりと吸ってジューシーな味わいである。厚さは薄いものの、口に入れれば歯応えがあって、噛めば噛むほど口の中に肉汁が染み出してくる。チャーシューを食べながら麺を頬張った。

途中でラーメンに添えられた青唐辛子を少し入れてみることにした。青唐辛子は蓋の付いた容器に入っている。


容器の蓋を開けて中を覗くと、刻んだ青唐辛子が容器の中に入っている。


添えられたスプーンで適量、ラーメンに入れて箸で軽くかき混ぜて、再び麺を食べる。ピリリと辛い青唐辛子の清涼な風味が鼻腔に広がり、ラーメンにアクセントを与えている。ラーメンの味わいを邪魔しない程度にラーメンに辛味を与えていて、また異なった美味しさである。
麺をあらかた食べ終えたところで、「チャーシュー丼」を食べることにする。「チャーシュー丼」はお碗にご飯を盛り、醤油ダレに浸けたチャーシューを刻んだ肉片がたっぷりと載せられていて、白髭ネギが添えられている。


お碗を左手で持ち上げると、かき込むようにして「チャーシュー丼」を食べる。刻んだチャーシューはガツンとした歯応えと味わいが美味しい。醤油ダレの旨味と辛味でご飯が進む。白髭ネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっていて、食べ応えのある丼である。
ラーメンに添えられた海苔を刻みチャーシューとご飯を一緒にくるんで、口に放り込んだ。スープをたっぷりと吸った海苔はジューシーで、ご飯とチャーシューに一体感を与えている。白髭ネギが名脇役のごとく、食感にアクセントを与えていて美味しい。

お碗の中のご飯が1/3ほどになったところで、スープを「チャーシュー丼」にかけて食べる。スープの旨味を纏ったご飯とチャーシューの相性は抜群で、サラサラとして美味しい。あっという間にお碗が空になってしまった。
最後にラーメン丼を傾けてスープを飲み干し、完食。美味かった。満足である。青唐辛子のせいか、体が熱くなって、汗が額から滴り落ちる。お腹もいっぱいになった。

コップに残ったお冷やを飲み干すと、食器を全てカウンターの上に上げ、席を立って店を出た。建物の外に出てみると、雨はほとんど止んでいる。少し急ぎ足で立川駅に向かった。
立川駅から中央線の電車に乗って、隣の日野駅に向かう。電車を降りて改札を抜けると、家路を急いだ。湿った夜風がヒンヤリとして冷たいものの、ラーメンを食べて熱くなった体には心地よく感じられる。家に帰ると、風呂を沸かして熱い湯に浸かり、1日の疲れを癒やした。

深夜になって、再び雨が降り出してきた。


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