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試し撮り(@PENTAX K-3 MarkⅢ)(夜景編)

2022年11月12日 | 写真


今日は晴れ。昨夜は仕事の帰りに軽く呑んで帰ってきたことに加えて、寝るのが遅かったこともあり、一応目覚まし時計をセットして寝たものの、目が覚めたのは10時過ぎである。既にカーテンの外は明るくなっていて、日が射している。上空を見上げると、所々に薄い雲が広がっているものの、青空が広がっていた。
ベランダに面した窓を開けると、爽やかな風が室内に流れ込んできた。団地の前庭の木々の枝からは落ち葉が風に乗って舞い落ちるように芝生の上に積もっていく。陽光が落ち葉に反射して、落ち葉が煌めくように眩しかった。どこからか鳥のさえずりが聞こえてくる。まるで山の中にいるような錯覚にとらわれた。

日中は概ね晴れていて、上空には青空が広がった。午前中よりも雲が少なくなり、燦々と日射しが降り注いでいる。昼間の最高気温は21℃で、午後から南よりの風が吹いてきた。風が涼しく、日射しの温もりが心地よい。小春日和の過ごしやすい陽気となった。
夕方、デジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-3 MarkⅢ」を外に持ち出して、写真を撮ってみることにした。今日は高倍率ズームレンズ「TAMRON AF18-250mm F/3.5-6.3 Di II」を使用することにした。

夕方になって外に出てみると、西の空の所々に薄い雲が浮かんでいる。日が沈むと、北よりの風が吹いてきて、気温がグッと下がってきた。
日野駅から電車に乗って立川駅で下車すると、改札を抜けて駅北口に出た。今日はやけに人出が多い気がする。ちなみに立川駅北口で開催されるイルミネーション「Tachikawa 燦燦 Illumination」の点灯は来週の11月19日であり、あと1週間もある。

立川駅北口のペデストリアンデッキを歩いてサンサンロードに降りると、複合施設「グリーンスプリングス」に向かった。この施設は一昨年4月に出来た複合施設で、立川ステージガーデンやソラノホテル、商業施設、オフィス等で構成されている。
多摩信用金庫脇のSOUTH GATEから2階に上がると、カラフルにライトアップされた噴水「ファウンテン」がある。噴水はさまざまに形を変えていて、見ていて飽きない。周囲には多くの家族連れが寛いでいた。


「グリーンスプリングス」の北側にある立川ステージガーデンの正面にはエマニュエル・ムホーという作家のモニュメント「mirai」がライトアップされている。この2020~2119の数字が並べられたモニュメントは立川ステージガーデンの正面玄関のガラス扉に映っていて、モニュメントのある空間がちょっと印象的なスペースになっていた。


2階のソラノホテル入口は青色のLEDが点っている。奥には青色のクリスマスツリーが見えた。


立川ステージガーデンの2階から4階に至る階段の脇に設置されたカスケードは青い光と赤い光で照らされている。2色の光に照らされた水の流れが不思議な空間を作り出している。


夜の写真を撮っていると、ファインダーの中のグリッド表示が見えづらいことに気付く。ミラーレス一眼カメラと異なり、レンズに入ってくる光がそのままダイレクトにカメラのファインダーに入る一眼レフカメラは、周囲の明るさもそのままなので、見えづらいのは仕方ない。背面の画面の右下に表示されるグリッド表示を目安にシャッターを切るか、あるいはライブビュー撮影に切り替えて写真を撮るしかない。
いやむしろ、夜の写真はむしろライブニュー撮影が適しているのかもしれない。これで画像モニターの明るさ調節をすることで、ピント合わせが少しは楽になりそうだ。

POP UPスペース「TAKEOFF-SITE」に入る。このスペースはプロダクトやコンテンツを紹介する空間となっている。このスペースの奥に1機のプロペラ機が展示されている。


この飛行機は、立川飛行機を前身とする立飛グループが戦後に製作したR-HM型飛行機の実機(修復機)である。


今回使用しているレンズはPENTAX純正のレンズでは無く、TAMRONのレンズを使用している。そのため、レンズ補正が使えない。実際、撮ってみた写真を後で見てみると、周囲が歪曲している。これはどうしようもない。
しかも、ピントがどうも甘い。少し低い位置にカメラを持って行くと、視線もその位置に下げなくてはいけない。その結果、無理な姿勢を取らざるをえず、写真に集中できないのだ。このあたり、背面の可動式の液晶モニターのありがたさが分かる。PENTAXの「光学ファインダーに注力していく」という姿勢は評価しているが、やはり、多少の利便性も確保して欲しいと思うのは贅沢だろうか。

ちなみに飛行機は操縦席も見ることができる。


プロペラの軸には「Powerful as the Nation」「AMERICA'S STANDARD」「CONTINENTAL MOTERS」の文字が刻印されている。エンジンはアメリカの航空用ピストンエンジンの製造メーカー「コンチネンタルモータース」製のようである。


POP UPスペース「TAKEOFF-SITE」を出て、2階中央の広場にあるコーヒー店の前を通りがかると、店内に秋田犬が寝そべっているのが見えた。カメラを向けると、気だるそうにこちらを見ていた。


立川で夕食を食べると、帰宅の途につく。電車が日野駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。上空には暗い空が広がっていて、星が瞬いているのが見える。夜になって風が冷たくなってきたものの、湿度が高いせいか、それほど寒くない。むしろ空気がシメシメとして、少しムシムシとしていた。


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