今日は晴れ。今朝は上空澄んだ暗い空が広がっていて、東の地平線付近がロゼ色に染まっている。東の空高く、星が瞬いているのが見えるが、日の出が近いこともあってその光は今にも消え入りそうなほどに心細く見えた。今朝の気温は-2℃で湿度が低く、弱い西よりの風が吹いている。早朝の冷たい空気に吐く息が白く見えた。風がヒンヤリ感じられるものの、春の足音を感じさせてくれるような陽気である。冷気がかえって心地よく、空気が清々しく感じられた。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。今朝の通勤電車の車内は週明けということも手伝って、乗降客が多いように思える。電車が新宿駅に到着すると、改札を抜けて地下道に入った。地下道を歩いていると、新宿ワシントンホテルの方からスーツケースを引っ張って歩いてくる複数の団体の旅行客の姿が目に入る。春休みに入り、行楽客も増えてきた。
職場に着くと、窓からオレンジ色の朝日が執務室に入り込んで、照明を付けなくても室内が明るくなっていた。西の窓から外を眺めると、透明な光を浴びた市街地の先に山々の稜線がくっきりと見える。その先に白く冠雪した富士山が朝日を浴びて輝いていた。山々の上空には一条の薄い灰色の雲が浮かんでいる。窓の汚れかと一瞬疑ったが、そうではないようだ。やがて、日が昇ってくるにしたがって、次第に空が明るくなってきた。
日中は晴れて、上空には雲ひとつ無い澄んだ青空が広がった。昼間の最高気温は14℃で湿度が低く、北よりの風が吹いている。外に出てみると、日射しがポカポカと暖かく、乾いた風が涼しくて心地よい。すっかり春の陽気で、都庁の植え込みに植わっている梅の花も満開になっていた。ただ、西の空を見渡すと、ほんのりと黄色く霞がかっているようにも見える。今日はかなり花粉が飛んでいるに違いない。
夜、仕事を終えて帰宅の途につく。今日は比較的早く帰宅することが出来た。職場を出て外に出ると、上空には澄んだ暗い空が広がっていて、西の空に上弦の月が浮かんでいる。月の近くにはひときわ明るい金星と、それに次ぐ明るさの木星が互いに寄り添うようにして輝いていた。
ところで、明後日から3月になるというのに、まだ新年度の手帳を買っていないことを今更のように気付いた。そこで、今日は仕事の帰りに手帳を買って帰ることにする。毎年購入しているダイゴー社製の手帳は昨年、オリオン書房 ルミネ立川店で購入した。今年も同店で購入することにして、新宿駅から電車に飛び乗った。立川駅に着くと、電車を降りて立川駅北口のルミネ立川に入る。エレベーターで8階に昇り、オリオン書房 ルミネ立川店の売場に向かった。
手帳売場に行き、昨年購入した同じ品番の手帳を探す。ところが、見当たらない。
レジに行って、昨年度使用していた手帳(商品番号E1166)を注文できないか聞いてみると、そもそもダイゴーの取扱商品の中に該当する商品が無いとのこと。ダイゴーの「ダイアリー製造中止商品とおすすめ商品についてのご案内」の中に同商品番号は見当たらないが、いつの間にか製造中止になったようである。
困った。今更新しいページレイアウトの手帳を探すつもりはなく、同じページレイアウト(1週間バーチカル)の手帳にしようとすると、現在使用しているB6サイズの手帳をあきらめざるを得ない。結局、一回り大きいA5サイズの手帳(商品番号E1131)を購入することにした。
再び電車に乗って日野駅に着くと、改札を抜けて駅の外に出た。夜になってぐっと気温が下がってきたが、昼間の陽気の余韻を引きずっているように、弱い西よりの風が涼しくて心地よく感じられた。
家に着いてさっそく帯封を外すと、現在使用しているB6サイズの手帳(商品番号E1166)と並べてみた。
現在使用している手帳と比べると、一回り大きいが、それほど大きいともいえないか。そもそも、以前はA5版の手帳を使っていたので、違和感は無い。ただ、現在の手帳用に小さく加工した下敷きが流用できなので、あらたに下敷きを買うか、加工する必要があるのが面倒くさい。
新しい手帳の表紙はネイビーブルーで、銀文字で2023と記載されていて、オレンジ色の刺繍糸で縁が縫われている。表紙はスベスベとしていて、手触りが良く感じられた。さっそく手帳を開けると、3月の予定を書きこんだ。