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四国旅行2日目前編(坂出→松山城)

2023年07月03日 | おでかけ


今日は晴れのち曇りときどき雨。今朝は5時半に起床した。車窓から外を見渡すと、列車は網干駅を通過するところだった。上空には青空が広がっていて、所々に薄い雲が広がっている。雲の合間から朝日が射し込んでいた。
しばらくすると、列車は濃い霧に包まれて走っていた。寝不足で軽い頭痛を感じて二度寝をする。再び起きたのは岡山駅に到着するアナウンスが車内に流れた時である。

岡山でサンライズ瀬戸とサンライズ出雲が切り離されて、再び走り出すと、30分ほどで乗換駅の坂出駅に到着した。


坂井駅周辺の天候は曇りだが、雲の合間から青空が見えている。朝の気温は26℃で湿度が高く、蒸し暑い。シメシメとした弱い北よりの風が吹いていて、風にいくらかの涼気を感じた。
坂井駅で特急列車いしづち1号に乗り換えて、松山に向かう。


車窓から見える風景は変化に富んでいて見飽きない。次第に雲の厚みが増してきて、遠くの風景もかすんで見えるようになった。途中、伊予西条で本降りの雨が降ってきたものの、今治駅に到着する頃には雨は止んでいた。
松山駅に到着したのは10時6分である。


駅を出ると、外は傘を差すかどうか迷うような雨が降っていた。松山駅東口にある伊予鉄道の松山市内線JR松山駅前駅から松山市内線の電車に乗る。


松山市内線はワンマン運転の路面電車である。


電車に乗ると大街道駅で下車した。この駅の駅前のスタバで朝食を兼ねて休憩をした後、松山城に向かう。
松山城にはロープウェイで本丸広場に向かうことにした。大街道駅からロープウェー商店街を400mほど歩いて東雲口駅舎に着く。


この駅から頂上の長者ヶ平まではロープウェイとリフトがあるが、リフトが片道約6分かかるのに対して、ロープウェイは片道約3分で着くとのことである。ロープウェイは10分間隔で運行しているが、リフトはすぐ乗れる。どちらを選ぶかは勘案のしどころだが、雨が止んでいるとはいえ、いつまた降ってくるかもわからない。結局、ロープウェイで行くことにした。


頂上の長者ヶ平から急勾配の坂を上って本丸広場に向かう。ちょうど雨も止んでいて、空気が湿っぽく感じられる。辺りは少し霧が出ていて、目の前に見える石垣の上の櫓が霞んで見えた。


天守閣のある本壇に向かって歩いて行くと、目の前にそそり立つ石垣がある。登り石垣と呼ばれるこの石垣は山腹を登るように築造された石垣のことで、松山城では山頂の本丸と二之丸との間にある大きな空間への寄手の侵入を防ぐため、それらをつなぐように南北2本一対の石垣が設けられているとのこと。


石垣に沿って廻るようにして戸無門に向かう。


戸無門は大手入口に現存する高麗門で文字通り戸が無い。創建当初から扉を持たなかったと考えられているとのこと。


筒井門は本丸最大の門で、場内で最も重要かつ堅固な本丸最大の門となっている。


太鼓門は本丸大手の正門と位置づけられている門である。脇戸附の櫓門で、太鼓櫓とともに防衛戦を構築している。築城時に建てられたとされ、明治になって石落としや窓が改変されたとのこと。戦争で焼失し、昭和47年に復元されたとのことである。


太鼓門をくぐると、本丸広場に出た。


本丸広場から天守を望む。天守は三重3階地下1階の層塔型天守で、黒船来航の翌年に落成した江戸時代最後の城郭建築である。天守の周囲には復興建造物の小天守や櫓、門などが設けられている。
さっそく天守に登ることにした。

( 四国旅行2日目後編(松山城→道後温泉) に続く )


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