今日は晴れのち曇りときどき雨。今朝は上空に薄い雲が広がっているものの、おおむね晴れていて、柔らかい日射しが降り注いでいる。暖かく湿った空気を伴った強い南風が吹いていて、今朝の気温は13℃とかなり暖かい。
日中は上空に青空が見えているものの、大きな雲が南から北へ流れているのが見える。昼間の最高気温は21℃と上着を着ていると暑いくらいの陽気となった。相当強い南風が吹いて、嵐のような様相である。午後になって次第に雲が広がってくると日射しも無くなった。
今日は歯医者に行くため、午前半休を取った。おかげで少し朝寝坊をして家を出た。歯医者に行った後、新宿で所用を済ませ、電車に乗って築地市場に向かった。電車に乗って築地市場に到着したところで、お昼を食べてから職場に出勤することにした。
築地市場から新大橋通りを築地本願寺方面に歩いていき、晴海通りに出たところで右手に折れた。晴海通りを勝鬨橋方面に歩いていく。築地市場勝どき門前の横断歩道を渡り、聖路加病院方面に歩いていくと、左手に先日「サンガムスペシャルセット」を食べたカレー屋「サンガム 築地店」が見えてくる。その脇の区道に入ると、1個目の角に立ち呑み居酒屋「築地はじめ鮮魚店」がある。今日はここでお昼を食べることにした。
店に入る。店内は右手に厨房があり、厨房に面してカウンターが設置されている他、左手に丸テーブルが2卓置かれている。ちなみに2階には18人が入ることのできる座敷が用意されているとのことである。
カウンターに着いてカバンを床に置き、カウンターの上に貼られたメニューを眺めた。ランチメニューは20食限定の「特製 選べる海鮮丼」のみとなっていて、小鉢、味噌汁、漬物が付いている。その「海鮮丼」の上に載せるネタは「厳選 生本まぐろ」「千葉 かつおタタキ」「島根 真あじ」「和歌山 上しらす」「北海道 いくら」から2種類を選ぶ。
注文したのは「厳選 生本まぐろ」「北海道 いくら」の海鮮丼である。ご飯を大盛りにしてもらうことにした。
お茶と小鉢、漬物はセルフサービスとなっている。料理を注文すると、カウンターの上に置かれた湯呑みを1つ手に取り、ポットから熱いほうじ茶を注いだ。
卓上には醤油と七味唐辛子、箸、楊枝、紙おしぼりが置かれている。
小鉢と漬物はカウンター下に置かれたトレーの上に並べられていて、自分で1皿ずつ取ってテーブルの上に置いた。
小鉢はだし巻き玉子が2切れである。
漬物はダイコン、キュウリ、野沢菜の浅漬け又は沢庵となっていて、どちらか一皿を選ぶことができる。ダイコン、キュウリ、野沢菜の浅漬けを選んで卓上に置いた。
お茶を飲んでいると、料理がカウンターの中から出された。注文した「まぐろ」と「いくら」の海鮮丼は丼にご飯を盛り、その上に刻み海苔を散らしてマグロの赤身を2切れ、中トロを3切れ並べ、丼の一隅にイクラを盛り、刻んだ九条ネギを散らしておろしワサビをトッピングしている。
続いてお椀の味噌汁も出された。味噌汁にはたっぷりのワカメと刻みネギが入っている。
まずは味噌汁をズズッと飲んだ。味噌汁の塩分が空腹の胃袋に染み渡るように感じられる。
続いて海鮮丼を食べる。海鮮丼に載せられたマグロは既に味がついているとのことで、そのまま食べることにした。まずはイクラをご飯と一緒にかき込む。イクラは口の中に入ると、舌の上で弾けて濃厚な磯の香りのするジュースをまき散らした。イクラの粒に詰まったジュースはほのかに塩味がしてご飯が進むのだが、マグロに比べて量が少ないのが残念である。
イクラを片づけてしまうと、ここでだし巻き玉子を口に放り込んだ。ジューシーな玉子焼きは玉子と出汁が甘くて美味しい。ふんわりとした食感ながらも適度な歯応えを残している。大きさもあって、これだけでご飯が軽く一杯いけそうな気分である。
いよいよマグロを食べる。温かいご飯の上に載せられたマグロは少し熱が入ったレア状態となっていて、ご飯と接しているところが少し白っぽく変色している。まずは赤身を食べながらご飯をかき込んだ。マグロのネタは大きく、しかも厚くてボリュームがある。もっちりとした食感の赤身は濃厚な味わいで美味しい。1切れのまぐろでいくらでもご飯が進んでしまうが、そこはセーブしながら、赤身を2切れ食べてしまった。
続いて中トロである。ほどよく脂ののった中トロは舌触りが滑らかなとろっとした食感である。ご飯の熱で脂が溶けているのか、トロリ加減がまた絶妙に美味しくて、やみつきになりそうである。脂の甘みとマグロの濃厚な旨さのバランスが良い。中トロは赤身に比べるとネタが小さめだが、3切れあるので、十分楽しめた。
マグロもなくなってしまうと、残ったご飯をお新香で片付けて完食。美味かった。
最後に湯呑みに残ったほうじ茶を飲み干すと、空になった湯呑みにもう一杯熱いほうじ茶を注ぎ、食事の余韻を楽しみながら、ほうじ茶を飲んだ。湯呑みが空になったところで勘定を払い、食器をカウンターの上に上げると、店を出た。
午後は職場に行って、夜まで事務所で仕事と格闘する。お昼に結構食べたので、夜まで頑張れた。
夜になって雨がぱらぱらっと降ったが、傘を差さずに帰宅することが出来た。