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熱海旅行(3日目)(来宮神社・湯前神社)

2018年08月25日 | おでかけ


今日は晴れ。今朝は上空に青空が広がっているが、大きな雲が西から東にかけてすごい早さで流れているのが見えた。日の出が見えるかと思ったが、旅館から東の方向にはマンションや高いビルが建っていて、ビルの谷間から朝日が見えた。
旅館で朝風呂に入った後、朝食を食べた。朝の気温は27℃で昨日に引き続き熱帯夜となった。南よりの風が強く、朝からムシムシとした陽気である。日が昇ってきて、次第に日射しが強くなってくると、気温も上昇してきた。

旅館のチェックアウトは10時だったが、9時過ぎに旅館を出ると、旅館の送迎バスで熱海駅に出た。熱海駅から電車に乗って来宮駅に向かう。ところが、来宮駅が伊東線の駅であることを知らずに、東海道線に乗ってしまい、函南駅で折り返した。おかげで1時間くらい時間をロスしてしまった。
あらためて熱海駅から伊東線に乗る。車両は伊東線に乗り入れている伊豆急行電鉄の車両である。

来宮駅は熱海駅の隣駅で、熱海駅を出ると3分くらいで到着した。駅に到着すると改札を出て来宮神社に向かう。来宮神社は駅から熱海方面に歩いていき、2つめの信号で左に折れて、線路をくぐった先にある。境内は若い女性客でかなり混み合っていた。


昼間の最高気温は32℃で真夏日となった。強い日射しが降り注いでいて、湿度が高く、かなり蒸し暑い陽気である。午後から西よりの風が強く吹いてきて、上空は青空に雲がすごい早さで流れていた。
来宮神社は古くから来宮大明神と称して、熱海郷の地主の神として進行されている神社であり、御祭神を大己貴命、五十猛命、日本武尊の三柱とされている。

鳥居をくぐって境内を5mほど歩いていくと、左手に手水場があり、ここで手と口を清める。手水場の奥には来宮稲荷明神が設けられている。手水場と参道を挟んで反対側には第二大楠が植わっている。


第二大楠の右手には摂末社の三峯神社がある。手水場を過ぎて5m行ったところに階段があり、階段を上ると正面に本殿が見えた。


本殿の手前左手には参集殿がある。まずは本殿で参拝し、その後、右手にある 摂末社の弁財天も参拝する。


本殿の左手には来宮神社御神木で国指定天然記念物の大楠に至る「楠への小道」と名付けられた参道がある。


この参道を歩いて大楠に向かった。この大楠は樹齢二千年以上とのことで、縁起によると、今から1300年前に漁夫の網にかかった御木像らしき物を祀った7本の楠の洞のある場所である。この7本の楠の内、5本は江戸時代末期に訴訟費用の捻出のために伐られてしまったとのことだが、残された2本は現在に至っている。


この大楠の周囲を心に願いを秘めながら1周すると、願い事が叶う伝説や、寿命が1年延命する伝説もあり、とりあえず1周する。その後、参集殿までもどって、建物内にある授与所で御朱印を頂く。この神社では、この後、参拝する予定の湯前神社の御朱印を頂けるとのことで、お願いをして湯前神社の御朱印を頂いた。
御朱印を頂いた後、休憩を兼ねてお茶をすることにした。

( 今日のスイーツ(来宮大楠ロール@茶寮 報鼓) に続く )

お茶をした後、来宮神社を後にして、湯前神社に向かう。湯前神社来宮神社の南東方向にあり、来宮神社から坂を降りて10分ほど歩いたところにある。この湯前神社は御祭神を少彦名神とする熱海温泉の守護である。


鳥居をくぐると、右手に温泉が流れてくる岩があり、手で触るとちょっと熱いくらいの湯が流れている。この湯は熱海温泉の源泉の1つである大湯で、一昨日に訪れた走り湯と並ぶ源泉である。


階段を昇って、本殿で参拝する。


本殿前には鎌倉幕府三代将軍源実朝が読んだという詠んだ歌が刻まれた歌碑が建っている。この歌は実朝が1214年正月に熱海の地で海岸に湧出する温泉(大湯)を見て崇め讃えて読んだとされている。
「都より 巽にあたり 出湯あり 名はあづま路の 熱海といふ」



湯前神社の鳥居の前には大湯間歇泉がある。熱海七湯の一つである「大湯間歇泉」は、古くからの間歇泉で諏訪の間欠泉ほどではないが、4分ごとに3分間湯の噴出を見せてくれる。


湯前神社を後にすると、ようやくお昼を食べることにして、海岸に向かった。

( 今日のランチ(地魚海鮮丼@寿司忠) に続く )

店を出た後は、海岸に出て海を眺めながら熱海駅に戻る。


熱海駅前の駅ビル「ラスカ熱海」の建物内で涼を取った後、熱海駅前にある足湯「家康の湯」で足湯を利用することにした。この足湯は天然温泉を使用していて、いくぶんぬるいお湯である。お湯は16時までで、翌日新湯を張っているとのこと。しばらく足湯で足の疲れを癒した。
その後、駅弁を買って、駅の改札の中に入った。熱海からの帰りは特急「スーパービュー踊り子」で帰る。定刻通りに熱海を発車したこの特急「スーパービュー踊り子」は全車指定席の特急であり、実はこの車両に乗るのは初めてだったりする。


今回乗った特急「スーパービュー踊り子」は大宮行きである。定刻通りに熱海を発車した特急「スーパービュー踊り子」が新宿駅に到着したのは18時56分である。新宿駅からは中央線快速電車に乗って日野駅に向かった。中央線快速電車に乗ると、旅の気分から一気に日常に引き戻された気分になった。


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